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採択活動一覧

川俣正/仙台インプログレス

活動情報

活動ファンド SOMPOアート・ファンド
申請時期 第2回
活動地域 宮城県
活動ジャンル 美術、生活芸術、その他
活動者名 公益財団法人 仙台市市民文化事業団
活動名 川俣正/仙台インプログレス
活動名(ふりがな) かわまたただしせんだいいんぷろぐれす
実施時期 2017年 7月 1日 ~ 2018年 2月 25日
会場 実施場所:仙台市沿岸部にある貞山運河沿いの集落 宮城野区岡田の新浜町内会エリア
所在地 :仙台市宮城野区岡田字浜通 ほか

活動完了報告

2017年度は、宮城野区新浜で「みんなの橋プロジェクト」を開始した。
新浜は、江戸時代から続く集落である。東日本大震災により、全ての世帯が甚大な被害を受けたが、海岸堤防やかさ上げ道路が計画され、一部の災害危険区域を除き、住める地域となった。しかし、自主的に移転を希望する住民も多く、震災前に約150世帯であった住民のうち現地で再建したのは約60世帯にとどまる。
そのような中、町内会が中心となって復興まちづくりの指針をまとめ、まち歩きやワークショップを重ねながら、専門家の助言を受けて、まちづくりの計画をつくってはいるものの、住民の多くが高齢であることや、市街化調整区域であり新規住民の増加が望めないことから、来訪者によるにぎわいづくりが求められている。
そのような状況に対して、アーティスト川俣正氏による住民協働プロジェクトを行い、来訪者を呼び込み、地域の復興や新たな創造への貢献を目指した。
2017年8月上旬、震災後の生活再建に際し、地域住民の交流の拠り所となっていた伊東豊雄氏による「みんなの家」を拠点として、川俣正や学生たちが新浜の住民と交流しワークショップを開催するなど、貞山運河への「みんなの橋」制作に向けて活動した。

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