平成29年2月10日（金）～12日（日）の3日間、県内７会場にて開催。39名のゲストをお迎えし、話題の作品や香川ゆかりの作品など、102本（うち、ショートムービー　77本）を上映した。来場者数は4,642人となった。
映画祭のテーマは「語る」。「ローマの休日」、「ダーティハリー」といった名作洋画を、著名な映画関係者による「解説付き上映会」として初めて実施した。また、オープニングでは山田洋次監督の最新作「家族はつらいよ２」を、5月の全国公開を前に、同監督のトーク付きで特別先行上映し、来場者からは感激の声が多数寄せられた。
「映画、だけじゃない映画祭」のコンセプトのもと、お馴染みとなった演劇公演も実施した。今回はお茶や着物など「和」をモチーフとした演劇「お点前ちょうだいいたします」を実施したところ、一般の演劇とは違った公演に、会場は大変盛り上がった。
また、映像文化における人材育成の取り組みを多数実施した。シナリオ執筆の基礎をプロが指導する「映像塾シナリオ講座」のほか、コンペ部門として、オリジナルのシナリオを募集する「シナリオコンクール」、香川であった本当の話を題材にショートムービーを募集する「さぬきストーリー・プロジェクト」を実施し、いずれも好評を得た。