芸術・文化支援サイト かるふぁん! -Fund for Culture-

企業メセナ協議会の
芸術・文化への寄付に関するポータルサイト

活動者の声

International Friendship Youth Camp 2018

活動期間2018年 4月 23日 ~ 2018年 8月 17日

活動をしてみて

 調和を保ちながら異文化を受け入れて多民族国家を形成しているシンガポール。International Friendship Youth Campは、そのシンガポールに1週間身を置き、アートをツールとして、アジアの同世代と交流し視野を広げることを目的としている。今回、日本からは特に生活環境に恵まれているとは言えない3人の青少年を選抜し参加させた。なるべく通訳(アテンド)が介在しないよう遠くから見守る形で交流を促したところ、言葉の壁を感じながらもアートをとおして理解し合う姿勢が見られた。「Zoo Project」での共同作業では、当初翻訳サイトをつかっていたものの、訳も分からず制作の手伝いをさせられるうちに、何を作ろうとしているのか、何故この作業が必要なのかが理解でき、後は制作行為そのものが言葉の役割を果たすようになった。それゆえになおさら、翌日の展示作業は楽しかったようで時間を忘れて作業に没頭していた。一緒に物を作ることで、だれでも一つになれる、ということが理解できたようだ。
 いくつものプログラムの中で特筆すべきは、Little Arts Academyで年少の子どもたちの美術製作をアシストした経験である。恵まれない環境の子どもをシンガポールの社会がどう助けようとしているのか、アートという表現手段が人にとってどれほど重要か、そしてアートをとおして自分が出来ることは何か、を考えるきっかけになった様子で、どの参加者もまたシンガポールへ行く機会があれば、あの場所に戻って子どもたちを助けたいと語っていた。
 今回のプログラムはシンガポールの主催者がメインで計画・運営した。お国柄か、ぎりぎりまで細かい点(時間、移動手段など)に変更があり、来年以降は細かい点も私たちが関わるべきかもしれないとも思うが、これによって参加者もシンガポールの人のおおらかな国民性を理解できたようにも感じる。また同じように、この1週間で各国の参加者のそれぞれの国民性を見せられたことで、色々な人がいる、皆が同じではない、という当たり前のことを改めて肌で感じたようだ。
 帰国に際しては、三者三様にもっと英語を勉強したいと意欲を燃やしていたことが印象的だった。そして、今回のキャンプの感想として次のようなコメントを得た。「盲目のアーティストのアート作品がとても素晴らしいと思いました。無機質な針金で出来ているのに、表情が浮かんでくるようで、素敵だなぁと思い目を奪われました。不安そうに、しかし上を見上げて踏み出す姿に、自分と重ねるところがありました。」「隣で平然と話していた人が舞台の上で演奏している。すごいと思う気持ち反面、悔しい、自分の無力さが恥ずかしかった。努力してきた人間としてこなかった人間の差を実感した。」「勇気を出して、グループの中に入っていけたことが自分自身でまずは評価したいです。」このキャンプがそれぞれに自分自身を見つめる機会になったことを、主催者として大変うれしく、来年以降も開催できるよう努力していきたいと考えている。
 最後になってしまいましたが、今回は資金の心配をすることなく、恵まれない環境の青少年のためにキャンプ運営に集中できました。ホテルオークラ東京様に心から御礼申し上げます。ありがとうございます。

Jazz Night @ 魚藍寺、Jazz Night in ひろしま

活動期間2018年 6月 23日 ~ 2019年 1月 31日

活動をしてみて

10年以上もご好評いただいている「Jazz Night @魚藍寺」に今年も満員の聴衆の皆様にご来場いただき、至近距離でヨーロッパを代表する演奏家によるジャズをお楽しみいただきました。このコンサートは、毎年同じボランティアの方々に支えられ、皆様のコンサートとして大切に運営されてきました。

継続的なご支援のお陰様で、入場料を低く設定でき、全額寄付できることにより、チャリティーの一番重要であり、困難な「継続すること」を可能としております。

また、「Jazz Night in ひろしま」も、数多くのメディア媒体に取り上げられ、定員を超えたお申込みをいただきました。 エリザベト音楽大学とのコラボレーションも進んでおり、実地教育の場として学生の皆様にご参加いただいております。

両コンサートは、支援企業様のサポートにより開催され、多数のボランティアの人々がコンサートの運営に参加するなど「音楽は享受するものではあるが同時に誰でも参加できるものである」ことを実践し、アートを媒介に聴衆・地域の方々・企業様を横断的に結びつけるという理念も,実現することができました。

また、他の団体(NPOファミリーハウス(東京)、一般社団法人 ボーダレスアート研究会(広島))、との協同作業が出来た点も意義深いと考えております。団体の垣根を超えた共同企画は日本ではまだほとんど行われていないのが実状です。

この様に、コンサートは単にお客様を集めて音楽を聴かせるというだけでなく音楽を聴く行為が社会的な役割を担うことができると、改めて提示できたことが、グローヴィルにとりましても非常に意味のあることだったと考えております。

中房総国際芸術祭いちはらアート×ミックス2017

活動期間2016年 4月 1日 ~ 2017年 9月 30日

活動をしてみて

 過疎高齢化が進む地域を活性化させる取組みとして芸術祭が全国で実施されている昨今、「いちはらアート×ミックス」が目指す方向性を試行錯誤しながらの活動となりました。
 2014年の第1回芸術祭では、来場者アンケートの評価は概ね好評でしたが、市民周知が十分にされておらず、市内からの来場者は24%に留まり、芸術祭への評価も大変厳しものでした。地域活性化のための芸術祭であるならば、まずは市民自らが過疎化している南部地域に足を運び、芸術祭を楽しむなかでこの活動を理解していただくことが大切と考え、今回は市民参加の機会を多く取り入れる「地域プロジェクト」を企画しました。
 市内文化団体の展示や市内外から公募したワークショップの開催、小学生による絵画展、中学生による作品制作の手伝いや小湊鐵道各駅へのウェルカムボードの掲示、神社での宮司と宮大工による神社ツアーなど、アーティストによる有料ゾーンとは切り分けての開催でしたが、出展者各自が積極的にアイデアを出すなかで、プロの能楽師を招いての能楽体験教室の実現や、地元住民による廃校の花壇整備、有志による「おにぎりのための運動会」の開催などに繋がり、芸術祭への市内来場者は40%を超えることが出来ました。各会場での受付を町会の皆さまにお願いしたことも芸術祭への理解に繋がり、第3回の開催に向けた積極的なご意見をいただけたのは大きな収穫であったと思います。
 今回の芸術祭は準備期間が十分に取れず、市外企業様へのPR活動が不足したことで援金に結びつけることは出来ませんでしたが、本助成事業の採択を頂けたことで、アートファンの皆さまへは芸術祭の取組みへの評価を頂くことが出来、幅広い層へのPRが可能となったことで、集客数の伸びに繋がったと感謝しております。
 回を重ねることで認知度が上がり、リピーターも増えており、市内だけでなく周辺自治体からも観光客誘致のためのツールとして期待の声が寄せられるイベントとなってきたことから、今後もアートを通じた地域活性化に繋げていきたいと考えています。

気仙沼ガムラン応援プロジェクト

活動期間2014年 11月 29日 ~ 2015年 8月 10日

活動をしてみて

私たちのできることで被災地の力になりたいと始めた支援活動でした。
楽器を修理したり、ワークショップを開催したりという直接の支援ができたことは、被災地の力になれたと思っておりますが、それに付随してこれまで被災地を訪れたことのなかったメンバーが気仙沼を訪れ、その被災状況や復興状況をリアルタイムで体験できたことも大きいと感じました。
東京にいて心を寄せることももちろん大切なことですが、実際に被災地に行き、復興と言っても何もない土地を実際に見て、地域の人たちと話をし、震災当時の話を聞き涙を流し、それを自分の友人や知り合いに伝えることも、支援の一つだと考えます。
今回、自分たちの力で日常生活を取り戻しつつある気仙沼にメンバーが入れ替わり訪れ、地域の人たちと交流することができました。新たな関係が生まれ、一過性の支援ではなく、細くても長く繋がっていこうと確認しあえました。

気仙沼ガムラン応援プロジェクト

活動期間2015年 11月 25日 ~ 2016年 3月 15日

活動をしてみて

メディアで見る映像と、現地に行ってみる景色は本当に違います。
今回、被災地(今回の場合は気仙沼)に行って自分たちにできるガムランという音楽を通じて支援することの他に、小さいけれども私たちにできる応援があると強く感じました。
・気仙沼に行く、ということ。
・今の気仙沼を感じて、その状況を自分の周りの人に伝えること。
・行ったことのない人を誘って、気仙沼に行ってもらうこと。
・気仙沼の良いところを伝えること。

そして今回の活動を通じて、気仙沼の人たちとの新たなつながりが生まれました。
被災地復興支援という名目ではあるのですが、何回か通う事でビジネスライクなお付き合いから、一歩進んだ交流へと進んでいるように感じます。
現在、気仙沼の港湾地域は復興工事の真っ最中で、道路もあるのかないのかわからないほどのぐちゃぐちゃな状況ですが、地元で暮らす人たちは5年のうちに自分たちの生活を取り戻し、新たなリズムで前に進み続けているのを感じました。
また今回みなとまつりに参加して、東京から遠く離れた気仙沼でバリの文化にこんなに親しんでいる人たちがいることを初めて知り、バリ島を愛する人間として驚くとともにとても嬉しく思いました。

Page Top
PAGE TOP