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活動者の声

Breaker Project|作業場@旧今宮小学校

活動期間2018年 4月 1日 ~ 2019年 3月 31日

活動をしてみて

<作業場>は、地域のサードプレイスとしての機能を発揮するためにもオープン頻度を上げることが重要ですが、今年度予算が大幅に減少するなか、本助成の採択により回数を減らすことなく、定期的なオープンが可能となりました。
参加者の傾向をみてみると、年齢層が未就学児から80代までと多世代に渡っていること。未就学児から40代までの参加者(地域の未来を担っていくであろう世代)が69%を占めており、現在町会で行われる通常の地域活動に比べると年齢層が若いことが特徴です。また、これまでの活動を通して、地域内外のコアメンバー(<作業場>に年5回以上参加し、事前事後のミーティングにも参加するメンバーのこと)が10名以上にまで増え、子どもスタッフも新たに出現しています。
参加者の居住地域別でみても、西成区住民が67%を占めており、コアメンバーの半数以上が西成区民でもあることから、地域に開かれた創造の場づくりを住民とともに取り組める状況を生み出していると言えます。また、今年度は、新規参加者及びコアメンバーの増加をめざし、地域内での広報活動を特に強化した結果、2017年と比較して区内の新規参加者は139人(前年度+58人)の増加につながりました。[町会回覧板633枚(前年度比+383)、掲示板86件(+51)、店舗等58件(+23)、教育機関5件(+2)]
 現状の課題としては、地域へのさらなる浸透を図ることがあげられます。現在実施している回覧や掲示板へのポスター掲示は継続しつつも、情報が届いていない層の洗い出し、新規広報先の開拓や地域コーディネーターの発掘など、効果的な情報発信について検討・改善を行いたいと思います。また新規参加者は増えつつあるものの、継続して参加するコアメンバーの増加にはなかなか至らない点については、今年度の新たな試みとして、作業内容の充実化と参加者へ作業を手渡していくことを目的とし、オープン日に向けた準備日を設け、アーティストが作業準備を実施できる日数を増やしました。次年度以降も引き続き準備日を設けることで、継続参加者、コアメンバーの拡充につなげていきたいと考えます。また、今年度より<旧今宮小学校>の体育館を活用し、恒常的な音の場づくりを行う予定でしたが、体育館の釣り天井撤去工事の遅れにより、活動時期と重なってしまった為、次年度より本格的に取り組んでいく予定です。
地域の課題としては、活動実施エリアである大阪市西成区は、高齢化率が38.7%と市内で最も高く、独居高齢者、空き家率も突出するといった状況下で、地域コミュニティは弱体化・希薄化し、高齢者や子育て層などの社会的孤立が緊急の課題となっています。「ものづくり」を軸とした創造の場の創出により、誰もが立ち寄れる居場所が生まれ、世代や立場を越えての交流や地域のなかに新たなつながりが創発されています。子どもからお年寄り、障がいがある人もない人も、それぞれの個性や潜在力の発見により役割が生まることで、地域の担い手となる人材が増えていくと共に、新たな地域コミュニティの形成が可能となり、地域力の向上につながると考えています。次年度以降も住民のサードプレイスとしての活用を促進し、地域に開かれた創造活動拠点の意義を広く伝えていきながら、地域住民・市民によって必要とされ、支えられる公共の場(共有空間)として地域に定着していくしくみづくりに取り組んでいきたいと考えます。

ヒューマン・セレブレーション 三陸国際芸術祭

活動期間2019年 2月 7日 ~ 2019年 3月 24日

活動をしてみて

これまで三陸国際芸術祭は、NPO法人ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク(JCDN)の主催で行ってきました。しかし5年目を迎えるにあたって、未来に向けて、三陸の各自治体と共に歩んでいけるような実行委員会を組織したほうが良いのではという、アドバイスをいただき、実行委員会を形つくるために、北は八戸市から南は陸前高田市までの15市町村をスタッフと共に何度も回りました。結果7月に準備委員会の開催、11月5日に、無事に11市町村、岩手県広域振興局および民間6団体、計18団体による『三陸国際芸術推進委員会』が発足しました。委員長を三陸鉄道株式会社の中村社長に引き受けていただき、副委員長を、大船渡市長と宮古市長に担っていただくことになりました。
この推進委員会の発足により、三陸全域での、三陸国際芸術祭の実施が現実化することになりました。
今年度の開催地は、八戸市、階上市、久慈市、田野畑村、宮古市、大槌町、住田町、大船渡市、そして同時に開催されたアジアセンター主催の「三陸×アジア」にて気仙沼市、陸前高田市も加わり、三陸沿岸10市町村での開催となりました。
これまで三陸国際芸術祭は、夏から秋に野外を中心に開催してきましたが、今年度はじめて2月・3月という冬開催への挑戦となりました。当初は、寒くてどうなるだろうと心配していましたが、屋内で行われた公演や交流、体験は、外が寒いだけにより屋内で熱く、深いプログラムになったように思います。
今年度アジアからの芸能団体は、初来日のインドネシアの郷土芸能にあたる“ジャティラ”を2団体招聘しました。2団体とも、各地で大変評判がよく、かつ三陸各地の郷土芸能団体や子供たちととても良い交流の時間を持つことが出来ました。各地で、今度は自分たちがインドネシアに行って、芸能団体と交流したいという多くの声を聴きました。
各地での出来事は、書き出すときりのないほど多くのエピソードがあります。それだけ各地で濃い時間を生み出せたのだと思います。これらのことが、三陸の復興において、未来に向けてのひとつの大きなステップになることと信じております。
SOMPOアート・ファンドからの支援を受けて実現できている芸術祭です。ありがとうございます。関係者を代表して、心より御礼申し上げます。
令和元年8月
三陸国際芸術推進委員会事務局
NPO法人ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク理事長
三陸国際芸術祭プロデューサー
佐東範一

京都:Re-Search

活動期間2018年 4月 1日 ~ 2019年 3月 31日

活動をしてみて

住民参画の点で、地域の人々の知恵、技術、能力、存在を活かすことができるアイデアやプロジェクト、地域の人々の関心や興味をひく事象を取り上げることができるアイデアやプロジェクトの展開が弱かったと思います。そして、大型な企画の規模・手法だけを考えるのでは無く、さまざまなチャンネルで事業を組み立て、地域での取り組みと連携し、それらの集合体として発信をしていく必要があると考えます。また、多言語対応による情報発信など、国際性を意識した取り組みが不十分でした。
<今後の改善点>
①会期前からの市民に向けたキックオフイベント(事前説明会等)や、会期中のトークやガイドツアープログラムをより充実させ、多くの府民や各地域がより文化・芸術とつながる機会を設けたい。そして、地域の特性に合わせた広報と周知活動を行っていきます。
②大型な企画の規模・手法だけを考えるのでは無く、さまざまなチャンネルで事業を組み立て、それらの集合体として発信をしていきます。
③地域のグローバル化が進展し、府民の生活においても国際社会との関わりが一層深まっている中、異なる言葉や生活習慣、文化を持つ人々と地域住民の交流の促進に努めていきます。

音楽の絵本

活動期間2018年 7月 1日 ~ 2019年 7月 31日

活動をしてみて

大阪府下よりたくさんの子ども達の参加があり、赤ちゃんから大人まで、本格的なクラシックコンサートを楽しみました。助成金・企業などの協賛やたくさんの方々から寄付金を頂戴し、児童養護施設で暮らす子どもたちを招待したり、学生席を設け地域の学生へ還元することもでき、市民による大阪の文化力の向上に寄与することができました。以下ような参加者からの感想があり、今後も幼児期から上質の舞台芸術にふれる大切さを広げていきたいとの思いを新たにしています。
<参加者感想>             
〇きょうはいろいろな音楽がきけてうれしかったです。またきたいとおもいました。(小2)
〇マレーバクさんのこもり歌でねてしまったのが おもしろかったです。(小3)
〇みんなのどうぶつのやくめが面しろい!楽しい!(小3)
〇いろいろなどうぶつがでてきてかわいかったです。(小2)
〇「弦うさぎの好きな色」の演出がすごかった。(中学生)
(以下大人の感想)
〇未就学児などが参加できるコンサートがあまりないので、こんなに充実した素晴らしい内容のコンサートを拝聴できて、子供も親も大満足です。小さい頃から本物に触れることはとても大切な事です。このような素晴らしい機会に感謝致します。またどうぞ企画して下さい!
〇今回初めての音楽鑑賞でした。小学3年生の息子も1曲1曲とても楽しそうに聞いていました。また機会があれ ば行きたいなと思いました。
〇子どもが舞台に集中できるような工夫や動きがあり、ずっと笑顔で聴いていました。
〇トラの投げキッスがおもしろかった。
〇子どもがあきないように随所に笑えるところをはさんだり、休憩も入れたらちょうどよい感じで、本格的なオーケ ストラを楽しませてあげられました。
〇3歳1歳も最初から最後まで興味津々、楽しく聴いていました。迫力ある演奏、細部まで工夫された演出に感動しました!
〇こんなに楽しいコンサートは生まれて初めてでした。感動しました。ありがとうございました!
〇親子で楽しめてとてもよかったです。間近できけてよかったです。
〇動物たちのコミカルなうごきであきさせず、演奏技術もすばらしくてとても楽しく聴くことが出来ました。
〇楽しい、ステキな時間をありがとうございました。 

北海道舞踏フェスティバル2018

活動期間2017年 10月 20日 ~ 2018年 8月 1日

活動をしてみて

日本で生まれ世界に新しいダンスとして認められた舞踏(Butoh)を国内外へ広く発信し、道内外に北海道の舞踏文化を紹介するとともに、舞踏の文化的価値を再考するきっかけになったと考えます。

また、先鋭的な表現である舞踏を体験することが数少ない札幌を含む道内6市町において開催したことで、身体表現に関する多様性を感じてもらい、道内全体の身体表現の底上げに寄与することができたと考えます。

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