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活動者の声

東京タワー文化フェスティバルⅦ

活動期間2023年 7月 1日 ~ 2024年 7月 31日

活動をしてみて

1)東京タワー文化フェスティバルVII@東京タワー展望台
今年は、ワールドコラボレーションと連日での開催であり、ワールドコラボレーションコンサート(翌日のために配信はなし)とそもそもの東京タワー文化フェスティバルの内容が両方行われる催事となり、当初よりも終了が夜8時までと8時間に及ぶ、充実したフェスティバルとなった。そして、東京タワー文化フェスティバルは世界に配信した。
今年度は、各国とのコラボレーションを、マレーシア、ウズベキスタン、サウジアラビアなどと実施した。東京タワー文化フェスティバルから派生して2023年は多くの海外フェスに招待されたので、その招待された方々に、パネルになっていただく国際交流シンポジウムを実施した。さらに、今年も特別にスタイウエイ社の協力も得ることができ、ピアノを使用した国内外のクラシックから新作までの幅広い作品も演奏された。来場者数は8時間に及ぶイベントであったにもかかわらず常に満席であり、東京タワーも毎年のこのコラボレーションの質が上がっていると大変好評であった。Jcomの取材もあり、2024年3月23日より2週間Jcomの番組で公共タワー文化フェスティバルは放送された。
2)東京タワー文化フェスティバルVII@紀尾井ホールでは、日本からシルクロードをとってヨーロッパまでの音楽旅行を楽しんでもらうプログラムを実施した。韓国、ウズベキスタン、イラン、音楽大学と協力し、海外作曲家と日本在住の各国演奏家と日本の伝統楽器のコラボレーション新作曲を作ることができた。また、海外からの招聘時に日本では国際交流に特化したアンサンブルはないため、CSPC・シルクロード•バンドを作ってプログラムのなかにこのバンド演奏を盛り込んだ。国際交流の実行は、一度では難しく、ある程度固定したメンバーで、このようは交流基盤を作り、来場者にもわかりやすいテーマで実施することはとても重要である。このバンドやシルクロードという分かりやすいテーマで、来場者に、私たちの海外との新コラボレーションも分かりやすくなると思い実施し、来場者からの評判もとてもよかった。

その他の成果
・港区の小中学生50人を招待し、韓国と日本の楽器の説明を紀尾井ホールでコンサートの前にロビーで実施した。子供たちは音楽をホールで聴くだけでなく、間近で直接事前に韓国人からレクチャーをうけたため、海外の初めて見る楽器にも親近感をもって演奏を聴くことができた。
・ウズベキスタンのコーカンドで実施された、国際クラフト展に参加された、畳工芸家や、有田焼、伊万里焼などの方々、各国大使館に協力をいただき、東京タワーや紀尾井ホールで展示会も実施した。来場者は音楽だけでなく、民族楽器や工芸品などから耳だけでなく、目でも海外と日本の文化に触れることができた。
・東京タワー文化フェスティバルVIIはインターネットで現在も継続配信中であり、コラボレーションの再演をいつでも世界中で鑑賞する事ができている。
・東京タワー文化フェスティバル新作初演のいくつかは、出版し、各国の演奏家や音楽大学図書館に寄贈され、再演の素地を構築している。
・2024年4月24日からの国際ダンスフェスティバル(ウズベキスタン ヒバ)に招待をうける。

第28回 京都国際ダンスワークショップフェスティバル

活動期間2024年 1月 1日 ~ 2024年 9月 21日

活動をしてみて

今年の当フェスティバルでは海外講師4名を招聘し、加えて国際的に活躍する国内講師12名の合計16名の講師陣による多彩なワークショップを展開しました。
北は北海道から南は福岡まで、未就学児から60代までの参加者が全国から集結したのに加え、フランス、カナダ、中国、韓国、香港など海外からの参加者があり、まさに国際的な雰囲気での開催となり、ほとんどのクラスが満員となり大盛況となりました。
今年はスカラー制度での参加者も過去最大の参加者となり、国際的なダンスをダイレクトに学びたい参加者の欲求に応えることができ、全国のダンサーや有識者同士の身体を介した交流を促す意味で本事業は大変有意義なものになったと自負しております。参加者からも次年度への期待の声が寄せられており、今後も国際的なダンスの学び、そして交流の場を継続し日本のダンス育成・普及に貢献してまいります。

横浜国際舞台芸術ミーティング 2023

活動期間2023年 4月 3日 ~ 2024年 3月 31日

活動をしてみて

YPAMは毎年12月に横浜で開催していますが、社会創造アーツファンド(Arts Fund)には初めてご採択いただきました。残念ながら目標としていた寄付額を達成することはできませんでしたが、一般企業へのアプローチの仕方や寄付金控除の仕組みをどう説明するのかなどについていくつか課題が見えてきたことは、本活動を通して得られた成果だと思います。今後はそれらの課題をどう解決してゆくのかを考え、実証していき、寄付金制度を活用しつつ持続可能な運営を模索していければと思います。

申請させていただいた活動は、企業メセナ協議会さまをはじめ、関係団体や地元横浜の皆さまよりご支援・ご協力頂いたことで無事開催することができました。とくに1年をかけて準備してきた「YPAMフリンジソサエティ」が設立に至ったことにより、今後のプラットフォーム/フェスティバル運営を共に考える大変心強い仲間を得たことに繋がりました。その他のプログラムに関しても、地元の企業・団体・個人よりご協力いただき、横浜ならではの舞台芸術・食・イベント・空間などを参加者に楽しんでいただけるものとなりました。今後も横浜と世界を繋ぎ、横浜から世界へ作品を発信していけるよう活動して参ります。

ヤングアンサンブルアカデミーイン軽井沢

活動期間2023年 11月 20日 ~ 2024年 8月 31日

活動をしてみて

今年も支援してくださる企業があり大変助かっております。昨年まで使わせていただいていた友愛山荘がクローズドしてしまい、一時途方にくれましたがホール隣接しているホテル東急ハーベストさんがご協力くださり、受講生およびスタッフは泊まることができました。これがなかったら大赤字だったと思います。昨近軽井沢の夏の期間のホテル代が5年前の倍の値段になり、講師先生方のホテル費用が倍の状態です。ホール代も何もかも値上がっているので運営は正直厳しい状態です。
そんなスタッフ側の心配はよそに、講師の先生方は一生懸命生徒を教えてくださり、それに答える受講生の腕前も上がり心身共に受講生たちの成長を見させていただきました。
毎回終了後、開催してよかったと思うので来年も準備頑張ろうという気持ちに奮い立たせてくれます。

都民交響楽団神津島演奏会

活動期間2024年 3月 14日 ~ 2024年 7月 5日

活動をしてみて

「音楽教室」には、神津小、神津中、神津高校から教職員を含めて255名が来場。教育長も臨席のもと、授業の一環として、約1時間オーケストラの演奏を聞いていただいた。演奏は指揮者のトークや「楽器紹介」コーナー、「指揮者体験」などを挟みながら進められ、中でも「行進曲」をテーマにし、一貫して現れる音型への解説に、児童生徒は聞き入っていた。指揮者体験コーナーにおいては、最初に指揮者が指揮の方法をレクチャーし、その後児童生徒は、目の前で鳴り響くオーケストラの音に圧倒されながらも、堂々と指揮を務めた。児童生徒のオーケストラ音楽への関心を深めることにより、情操教育に資するという当初の目的は、十分に達せられたものと考える。

「一般向けコンサート」は、島民142名が来場。これは、神津島村の人口約1,800人の8%近い人数に当たる。プログラムの前半は指揮者のトークをまじえ、「ウィリアム・テル」や「真夏の夜の夢」など耳に馴染みのある作品を並べ、後半はベートーヴェンの第7交響曲全楽章をじっくり聞いていただくことで、オーケストラ音楽に親しんでいただくとともに、本格的なクラシック・コンサートの実演のすばらしさを味わっていただくことができたものと考える。

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