芸術・文化支援サイト かるふぁん! -Fund for Culture-

企業メセナ協議会の
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活動者の声

命は創造をやめない―震災を越えて生まれるものたち

活動期間2016年 8月 1日 ~ 2017年 4月 30日

活動をしてみて

 作品を介してその背後にある人々の存在と営みを伝えることに重点を置いた展示や、被災地に暮らす人の話を聴く会などの開催により、来場者は被災地の各所にいる一人ひとりの住人たちの多様な心に触れる新鮮な体験を味わっている。被災地とそうでない地域の人々の心が、よりリアリティを持ってつながる契機を提供している。
 「これまでに震災をテーマとしたいろいろな展覧会を見たが、この展覧会はどれとも違う特別なものだ」という声がアンケートに寄せられたり、来場者から「涙が止まらないが、悲しさや痛ましさだけではない、温かな涙が出る」という声を聞いたりした。
人の創造の力や思いやりの深さ、あるいは消えない悲しみの中を生きている今日という日がそのまま命による創造に他ならないというメッセージを、多くの人に感じてもらえている手応えがある。被災地と被災地外の人々の心を新たに繋ぐことができたと感じられる。

美術館にアートを贈る会 

活動期間2017年 7月 20日 ~ 2018年 3月 31日

活動をしてみて

4回のトークディスカッションの会場協力をお願いしたナレッジサロン会員様にも広くご案内をいただき、新しい出会いが生まれ、活動の拡充につながりました。

また企業メセナ協議会の助成認定活動となることで、社会的認知度も上がり、市民に対して実績を確実にアピールすることができました。

次の寄贈プロジェクトに向けての足がかりをつかむことができました。

羽衣まつり 三保羽衣薪能

活動期間2017年 7月 20日 ~ 2018年 3月 31日

活動をしてみて

羽衣まつりは、フランスの舞踏家エレーヌ・ジュグラリス夫人を顕彰し、日仏国際交流の推進及び羽衣伝説の理解・伝承することを目的として、三保羽衣薪能を中心に、伯良行列、エレーヌ夫人顕彰式などの文化事業を開催しています。昭和59年より開催し、平成29年度で34回目を迎え、現在では毎年10月に開催される伝統行事となっています。
開催にあたっては、地元自治会や市内各種団体を含む羽衣まつり運営委員会を中心に運営されています。また、市立清水第五中学校においては、総合的な学習の時間に能が取り入れられており、地域振興や観光振興もさることながら、子どもたちにとって、わが国の伝統文化を通して郷土のことを知る機会にもなっており、様々な面に貢献している清水区最大の文化事業のひとつとして継続されています。

この羽衣まつりの開催会場である三保松原は平成25年6月に世界文化遺産に登録され、登録後は三保松原及びその周辺地区が注目を浴び、年間100万人を超える来訪者が訪れています。今後は、世界に向けてその価値や魅力の情報発信と松原の保全への対応が急務とされており、平成31年度には三保松原のガイダンス及び松原の保全の拠点として「三保松原ビジターセンター」の完成が予定されています。もうひとつの課題である松原の保全に関しては様々な対策が講じられていますが、松原内に会場を設営している三保羽衣薪能はその行為が松原の保全に少なからず影響を与えるものであると認識しています。前年度より会場設営作業の仕様を見直し、作業車両の乗り入れ範囲に養生を施す等影響を最小限に抑える対策を講じることとしました。
世界文化遺産の中で開催される日本随一の薪能として、三保松原の本質的な価値を守り、活用しながら伝統文化である「能」及び貴重な地域資源としての羽衣伝説を次世代に継承していくことがこの催事の使命と捉え、今後も取り組んでまいります。   

立合狂言会 (東京公演 京都公演)

活動期間2017年 8月 1日 ~ 2018年 3月 31日

活動をしてみて

同じ演目を二つの流派で見比べるため
東京公演「桶の酒」と「水汲」「御茶の水」、京都公演で「狐塚」と「水汲」「御茶の水」を
流派や家それぞれの演技や演出の違いをご覧いただきました、観客からは、違いが比較できたのでとても面白かったとの声を多くいただきました。また、会を重ねるごとに、他では観ることができない特色を持った会として認知されてきたことが大きな成果です。
一同に会す機会はこの公演だけという認知が広がってきています。

「日本近代洋画大展」

活動期間2017年 1月 20日 ~ 2018年 3月 31日

活動をしてみて

今回の展覧会は、日本洋画商協同組合創立60周年、東京藝術大学創立130周年の記念事業として、国立台北教育大学北師美術館と国際交流基金との共催で「日本近代洋画大展」を企画し、開催することが出来た。開催期間3か月で2万人以上の入場者を集めて大好評のうちに幕を閉じた。
明治から昭和にわたる約100年間に制作された油彩画・水彩画を日本全国から精選して、油彩画52点を2階展示室に台湾人留学生が直接学んだ東京美術学校系の作品を、3階に留学生達も影響を受けたであろう独立美術協会など在野系の作品を対置して展示して、地下には水彩画35点を一堂に並べた充実した内容で、台湾で初めて開催された本格的な日本近代洋画の展覧会であった。また、日本以外の東アジア地域で、こういう規模でレベルの高い日本近代洋画展は初めてのことである。
展示会場には最先端のAR(拡張現実)技術を導入したスマートフォンを利用した鑑賞体験ゾーンを設置した。アプリを使って記録写真、3Dイメージ映像、より詳しいインフォメーションなどが表示される仕組みである。専門的な展覧会のため、日頃関心のない人や、若い人にも興味持ってもらう工夫や現代的な要素を取り入れた。
アンケートの回答でもおおむね好評であった。
より有意義な展覧会にするために、国際シンポジウムも開催した。重要な展覧会こそ、
国際シンポジウムを行う必要がある。今回は、展示された作品だけでなく、戦争画、
近代においての台湾と日本の関係や、台湾の近代化など、重要かつ複雑な課題が幾つもでた。アートに高い関心を持つ人々でシンポジウムは、130人余りが参加するなど会場となった北師美術館は連日賑わいをみせた。
1927年に開催された第1回「台湾美術展覧会」(通称「台展」)に水彩画家・石川欽一郎が乾坤一擲の想いを込めて描いた油彩画「河畔」が偶然にも発見されて、90年ぶりに展示公開されたこと、1931年の第1回「独立美術協会展」は台北でも公開されて、その時に評判となった児島善三郎の「赤い背景」も出品されたことなども大きな話題となり、
台湾における日本近代洋画の再認識に繋がった。それだけにとどまらずに、この展覧会が両国の文化交流の大きな一里塚になってくれることを願っている。

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