芸術・文化支援サイト かるふぁん! -Fund for Culture-

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活動者の声

サンセット劇場

活動期間2025年 4月 1日 ~ 2025年 9月 30日

活動をしてみて

はじめに設定した内容とは変わってしまったけれど、今回皆さんと一緒に体を動かしたりお話ができて本当に良かった。4月に伺った時にあまりに復興がまだまだな事にショックを受け、ダンスより土木なんじゃないか?と思ったが、温泉でインタビューした時にある方が”怖い思いしたから今もドキドキしているけれど、温泉に入ったりするとああ気持ちがいい!とそのひと時は一瞬忘れられる、そういった時間がとても大切。また来てね。”の一言に押されて今回の訪問に拍車がかかった。避難住宅はまだ地盤が割れて隆起した状態のまま、その状況で暮らしているけれど皆さんとても明るく元気で、逆にこちらが元気を貰ってしまったくらい。
ワークショップもダンスもとても積極的に参加してくださった。目と鼻の先に隣の家があるのにあまり人と会わないようでこういったイヴェントがきっかけで集まるようだった。積極的に人と会わないといけないと感じているよう。こういったことは続けることが大事なのでなんとか続けられる方法を見つけて訪問したい。写真画像は表に出さないことを条件にいただきましたのでよろしくお願い致します。

ゲンタケ公演「春夏秋冬」

活動期間2024年 12月 26日 ~ 2025年 11月 3日

活動をしてみて

東京公演は有料公演とし、かつ寄付を募って本活動費の一部として充当した。
観客からは「ゲンタケを観劇する事で被災地支援をしている気持ちになれた」「薄まっていた能登への関心が再び持てるようになった」「被災地で起こっていた事を追体験できたように思えた」などの感想があった。また、東京で活動中の俳優・作家・映像ディレクターなどにも観てもらい、活動を知ってもらう良い機会にもなったと感じた。総じて、被災地以外での公演が非常に有意義であったと感じた。また、被災地での活動資金を集めるという意味でも、結果的に必要不可欠であった。

石川県内での無料公演ツアーは、過去の活動の中で知り合った市民、劇団、施設管理者、劇場、高校職員、アートディレクターなどの協力もあり、合計4都市5か所と、想定以上に実施ができた。「家にいて鬱屈と過ごしていただけだったが、観て元気をもらった」「家から近い場所で開催してくれたので来る気になれた。来てよかった」「公演を見たいから早起きして仕事を早めに終わらせて来た」「公演を見ながら、被災直後の自分や家族がどういう状況だったのか色々と思い出した」などの声があった。いまだ復興には程遠い奥能登地域(輪島・珠洲)の方々は、「地元の集会所に来てくれる事」を非常に喜んでおり、車1台でどこにでも行ける公演パッケージのスタイルは、現地の方々の演劇に触れる機会の創出、文化的な活動による心のケアに非常に有効であると感じた。また、能登演劇堂や金沢市民芸術村の方々には、宣伝や会場設営、場内整理など非常に好意的に協力頂き、活動の継続や発展を期待して下さっていると感じた。今後は、上演した『春夏秋冬』という演目を、まだ届けられていない地域で上演する事を継続的な目標としながら、現地の方々とさらに交流しながらニーズを探り、より発展的な演目の創作が必要であると考えている。

加えて今回の石川公演ツアーでは、合間に、被災地域市民との茶話会(交流会)も開催できたため、現地の方々の肌感覚を感じる事ができた。居住する地域や、ライフスタイル、働いている業種(観光業・接客業・建設業など)によっても意見や復興度合いの感覚が全く違っているという現状がある事を知った。

さらに、現地市民や中高生に向けた演劇ワークショップも開催することができ交流ができたことは、ただ作品を上演しに行くだけよりも有意義であり、より深い心のケアに繋がったと感じた。地域全体の文化的活力を回復・発展させるためには引き続き市民自らが表現活動をする事、創作する事の機会を増やしていけるよう、企画・提案しながら活動を続けていかなければならないと考えている。

第29回 京都国際ダンスワークショップフェスティバル

活動期間2024年 11月 1日 ~ 2025年 9月 17日

活動をしてみて

今年の当フェスティバルは京都芸術センターをメイン会場に据えて、京都芸術大学とロームシアター京都とも連携して行われました。海外からの招聘講師6名、国内講師9名による多彩なワークショップを展開しました。北は岩手県から南は佐賀県まで、海外からの参加者も訪れ(USA、台湾、ベルギー、イスラエル、ポルトガル、スイス)、小学生から60代までの参加者が全国から各会場に集い、ほとんどのクラスが満員となり動員の面では大盛況となりました。
また、スウェーデンからクリエーション&リサーチを担当した講師が運営するVitlycke Centre for Performing Artsと提携し、当フェスティバル開催中にオーディションを行い2名の若手ダンサーを選出しました。彼らは今年度中に渡航し、現地で本格的なワークショップに参加するとともに国際的な環境でダンスのトレーニングを積む予定です。
今年も国際的なダンスをダイレクトに学び、全国のダンサーや有識者同士の身体を通した本事業は大変有意義なものとなりました。参加者からも次年度への期待の声が寄せられており、今後も国際的なダンスの学び、そして交流の場を継続し日本のダンス育成・普及に貢献してまいります。

初源シリーズVol.3 貴志康一バレエ音楽「天の岩戸」へのオマージュ〜contemporary version(世界初演)〜

活動期間2024年 10月 20日 ~ 2025年 3月 16日

活動をしてみて

1、以下のように多くの感想がよせられ、励みになりました。
◯小さな子供たちも多かったが、集中して鑑賞してくれた。
◯「天の岩戸」がコンピュータ音楽で見事に現代に甦り、感慨深かった。
◯京絞りの衣装は、舞台の上で輝きを放ち、まるで命を宿したかのようにダンサーと一体となって心に訴えかけ、深く感動した。
◯神話の中では荒々しい須佐之男命が優雅でしなやかな舞で表現されていたのが印象的。
◯東様、菘様による解説も興味深く拝聴した。
◯普段のコンサートとは趣向の違う「竹取物語」の演奏に、尺八の演奏に合わせたダンスに、と盛りだくさんの内容で充実した時間を過ごした。
◯たっぷりと演奏あり舞踏ありで楽しめた。
◯シンセサイザーを活用した演出は天上の貴志さんも驚いている事だろう。
◯甲南高校中学ブラスアンサンブル部の「竹取物語」ジャズバージョンは、完成度の高さに皆さん感心していた。
◯中村明一さんの尺八とダンスがもとても幻想的でした。さらに貴志康一の音楽まで聴けて本当に良かったです。
◯バレエと和楽器との新たな可能性を感じさせた。
◯勢いある演舞を、著名な画家による屏風、衣裳が引き立てていますね。それらを見事に捉えられている映像の公開、有難うございます。

2、関西音楽新聞(Classic Note 2025年5月1日)に音楽評論家・門田展弥氏による舞台評が掲載されました。
見聞録 初源シリーズVol.3 貴志康一バレエ音楽『天の岩戸』へのオマージュ
 戦前にベルリン・フィルを指揮したことで知られるヴァイオリニストにして作曲家、貴志康一のバレエ音楽『天の岩戸』が初めてバレエを伴った本来の姿で上演された(貴志の原作は全2幕。今回は第1幕のみ)。昨今、代表作である『竹取物語』が方々で演奏されているので、知名度は上がっているようだが、当該作について知る者はほぼ皆無であろう。貴志の才能の程は『竹取物語』によって十分承知していたが、会場ロビーに展示されていた『天の岩戸』の管弦楽スコアを見て驚きを新たにした。20代の若さであれほど大胆且つ緻密な作品を描いていたとは!
ただし、今公演ではオリジナル・スコア通りのオーケストラで演奏された訳ではなく、東俊介(作曲家)の手になるデジタル音源が用いられた。それは、シンセサイザーで各音符をなぞるといったような単純なものでは全くなく、ミュージック・コンクレートや、その他の電子音楽の手法を駆使したものであった。音源化というより、寧ろ貴志の作品に基づく東の創作と言った方が適切ではなかったろうか。
 さて、その音楽に上杉真由が振り付けたコンテンポラリーダンスは、古代のエネルギーと神秘に満ち満ちていた。今回上演された第1幕は、スサノオの乱暴狼藉に耐えかねたアマテラスが天の岩戸に立てこもる迄であったが、優雅さと荒々しさの強烈なコントラストには、すっかり目を奪われてしまった。そして、トゥシューズを用いた上杉(アマテラス)のダンスは、一点の疑いを挟む余地もなく、彼女が目下円熟の境地にあることを示していた。共演の恵谷彰(スサノオ)とカンパニーniconomielも躍動感溢れるダンスを繰り広げた。
この後は、『竹取物語』の演奏、菘あつこ(舞踊ジャーナリスト)のトーク「貴志康一が生きた時代のバレエ『瀕死の白鳥』とバレエ・リュス」、『Empty Light』(作曲/中村明一、振付・ダンス/上杉真由)等々、盛り沢山なプログラムが続いた。(3月15日、甲南大学平生記念セミナーハウス、門田展弥)

 貴志康一バレエ音楽『天の岩戸』が今後いろいろな舞踊付きで上演されることをせつに願うとともに、第2幕も試みたいと思っています。 

第2回日仏文化交流コンサート<日本とフランスの友好と創造の祭典フランスの友好と創造の祭典>

活動期間2024年 10月 1日 ~ 2025年 11月 17日

活動をしてみて

 
1.反省点  
本公演の開催に向けて、マスコミ関係や行政等を通じて数カ月にわたり事前広報に尽力した。日本での日本の伝統文化、特に<尺八文化>への関心が薄いのか、反応が読みにくかった。今後、第3回以降の取り組みとして、伝統邦楽界(筝曲、三味線他)へのインフォ―メーションを積極的に行いたい。また公演当日、第4部の<フランスの尺八道>のトークは大変興味深く来場者の反応も良好であった。しかし、紹介される写真やDVD等の量が多いため来場者への荷重になるかを案じた。今後は提供する写真やDVDの数量を限定し特徴的なシーンに的を絞って紹介することを試みたい。次回の公演の期待が寄せられるだけに資料提供の工夫が求められる。
2.波及効果
  「第2回日仏文化交流コンサート2025inさくらぴあ<日本とフランスの友好と創造の祭典」の開催は、廿日市市、広島市のみならず、広島県内外からの問い合わせと参加者が多くみられ関心の高さが窺えた。中でもフランスでの尺八道が長い年月の間に普及し、フランスを中心に日本文化として定着し欧州全体に及んでいることによりインターナショナルな<尺八文化>を理解することができた。廿日市市とモン・サン=ミッシェル市との観光友好提携として文化と経済が両輪となり、両市のみならず日本とフランスの両国に波及していることを確認する好機となった。

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