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活動者の声

~音楽のチカラで能登の人々の心を癒す〜エールコンサート2025

活動期間2025年 6月 14日 ~ 2025年 7月 31日

活動をしてみて

全く予算がないところからのスタートでしたので、予算が確保できるかが一番心配でした。
コンサートを成功させたい気持ちが強かったので予算が集まらなくてもなんとかしようと思う気持ちで準備しました。思いのほか助成金がいただけて、備品などの経費も予想外の出費はあったものの計画通りに出来たと思います。企業メセナ協議会の皆さんが丁寧に対応してくださったおかげであまり不安はなく活動ができ本当に感謝しております。
コンサート当日は事前に運営の係などで打ち合わせしたため、進行は比較的スムーズに時間通りに進みました。同じ敷地内の別施設にてイベントが開催されていたため少し離れた場所に臨時駐車場を用意してあることを事前に周知させていただき対応し別イベントからの来場者があったのは有り難かったがたくさんある駐車場が埋まってしまい、観客からのアンケートにも「他のイベントと重なり駐車場が満車のため車が停められなくてコンサートに遅れてしまった」「駐車場大変でした」との声が挙げられイベントが重ならないようにするのが難しいと感じました。

都民交響楽団三宅島演奏会

活動期間2025年 3月 1日 ~ 2025年 6月 29日

活動をしてみて

「音楽教室」に参加した三宅中学校の生徒たちからは感想文が寄せられた。以下のような内容であった。
・「コントラバスのピッツィカートが印象的でした。(中略)『もう一度聞きたいな。』と思う程、元気をもらいました。」(1年生)
・「演奏しているときの迫力と奏でている時が美しくびっくりしました。」(1年生)
・「どの曲も聞いていてステキでした」(1年生)
・「演奏を聞いていて、都民交響楽団のみなさんが楽しく楽器を弾いたり指揮をしたりしていて、私たちまで楽しく、とても特別な時間となりました。」(2年生)
・「音楽教室で音楽を聴いた時、心にすごく響きました。」(2年生)
・「私が特に印象に残った曲は『ワルツィング・キャット』です。バイオリンで猫の鳴き声を表現していて、とてもかわいらしい曲でした。」(3年生)

 児童・生徒たちは普段なじみのないクラシック音楽やオーケストラの実演の魅力を存分に感じ、非常に感動し、オーケストラへの興味を持ってもらうことができたと考える。

 一般向けコンサートに来場した観客からのアンケート結果は、以下のような内容であった。
・「参加してみて50人くらいの大勢の方の迫力ある演奏でびっくりしました。本島ではこのような機会めったにありません。わざわざ遠い三宅まで、本島(原文ママ)にありがとうございました。」(90歳代)
・「三宅島に居ながらにしてすばらしい都民交響楽団の演奏が聴かれて夢みたいな気持ちでした。大変嬉しかったです。又、是非お願いします。」(80歳代)
・「指揮者の中城さんが、とても楽しそうに指揮をされていて、大変元気をいただきました。解説のおかげで45分の新世界がとても短く感じられ、楽しめました。第4楽章の迫力!!とても聴きごたえがありました。ありがとうございました。(午前中は愚息が式体験をさせていただきありがとうございました。なまいきな感想を申したようですが…(笑)大変嬉しそうに帰ってきました。指揮棒家宝にします!!」(注:「音楽教室」における指揮者体験者に対して、記念品として指揮棒を贈呈)

こうした反応を見る限り、普段オーケストラの生演奏を聴く機会がない三宅島の島民の方に実演のすばらしさを味わってもらう目的は達成されたと考える。

ルンデ2025年春公演

活動期間2025年 2月 1日 ~ 2025年 7月 31日

活動をしてみて

2022年9月より当財団の名を冠したホール、HalleRundeで公演を重ねております。
近隣地域からより地元の住民へのホールの認知もすすみ新しいお客さんも順調に増えてきています。
当面の目標である、毎回のコンサートの有料入場者100名を目指して現状約72名ですがさらに魅力的な公演をつづけていきたいと考えています。
寄附に関しては、内諾者含めて寄附を集めることが出来ず、寄附の集め方も考えねばならないと痛感しております。

アジアン・カルチュラル・カウンシル(ACC) ジャパンプログラム 2023

活動期間2022年 9月 1日 ~ 2025年 6月 30日

活動をしてみて

2022~2023年にかけて事務局の人員体制が大きく変わり、グラントプログラム事業は計画通りに進められましたが、イベント事業のイベントプログラムでは当初の計画のプログラムを統合して実施したり、広報活動では一部の計画の実施を見送りしたりすることとなりました。

グラントプログラム事業では、2023年度は8件のグランティを支援し、助成総額は177,000米ドルに達しました。この8件の助成は、7件の個人フェローシップと1件の団体助成で構成されており、うち5件は日本から米国へ渡航する個人を支援するもので、残り3件はアジア地域内の渡航を支援するものでした。中でも、初めて香港・中国での6か月間のフェローシップや、久しぶりに音楽分野からのグランティを支援出来たことは、ACCの支援の可能性を広げるものとなったと思います。

グランティの渡航終了後には、「グランティ活動報告会」を開催し、事務局スタッフの他、財団理事、選考当時の審査員、次回以降渡航予定のグランティを招き、報告者に画像などを見せていただきながら、渡航中の活動内容や体験、ご意見などを伺い、質疑応答を行いました。特に、第3回目のニューヨークへ滞在したグランティの報告会では、次にニューヨークへ渡航するグランティたちが多く集まり、情報交換を行う良い場となりました。

イベント事業においてのハイライトは、ACC日本財団設立以来初めてとなるグランティの同窓会となる「ACCアルムナイ・イベント」を開催したことです。当日は44名のアルムナイと、ACCの活動を支えてくださるファウンディングメンバーの皆様や財団役員にお集まりいただき、賑やかで華やかな交流の会となりました。日本からのグラントを得たACCアルムナイである蔡國強さん(1995年)も、国立新美術館での個展開催のために来日の中参加されるなど、1963年から2023年までのグランティが一堂に会する素晴らしい機会となりました。

昨年より課題としていた、グランティへのサポートやアルムナイエンゲージメントについては、新しいプログラム・オフィサーの着任により、大きく改善しました。広報活動については、メールニュースのコンスタントな配信や、ウェブサイトの更新やSNSへの投稿の頻度を増やすなどデジタル媒体に重きを置き、紙媒体としての「ACC通信」の発行は見送ることとしました。また「ACCグランティインタビュー」はスケジュール面で実施できませんでした。

第14回ヤングアンサンブルアカデミーイン軽井沢

活動期間2024年 11月 1日 ~ 2025年 8月 31日

活動をしてみて

今年度もご支援くださった企業があり、大変感謝しております。
昨年度から利用させていただいているホテル東急ハーベストさんに今年もお世話になり、受講生およびスタッフが快適に過ごすことができました。

例年と比べて全体的に来場者数が多く、受講生たちの安全面を考慮して警備体制を整える必要があった点がこれまでとの大きな相違点でした。具体的にはホール内での録画、録音、撮影禁止の呼びかけを徹底したり、昼食時は受講生たちの楽器や荷物を施錠できる部屋で一括管理できるようにしたりと、スタッフ側で細やかに呼びかけをおこないました。結果として、特に大きなトラブル等なく5日間を終えることができました。

講師の先生方は真剣に受講生たちに教えてくださり、それに応えるべく受講生も毎日一生懸命練習しており、5日間を通して心身共に受講生たちの成長を見させていただきました。最終日の交流会では「みんなと演奏できる日々が楽しかったから、終わっちゃうのがさみしい」と涙する受講生もおり、時間をかけて準備してきた甲斐があったなあと嬉しい気持ちになりました。また来年度も円滑に進行できるよう、準備を重ねたい所存です。

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