芸術・文化支援サイト かるふぁん! -Fund for Culture-

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活動者の声

2019年度広島ウインドオーケストラ定期演奏会(全2回)

活動期間2019年 4月 1日 ~ 2020年 1月 31日

活動をしてみて

本助成活動を行い、回を重ねるごとに寄付支援企業が増え、また一度寄付いただいた企業はその後も継続的に支援していただけており、この助成認定制度への認識が高くなってきていることを実感しております。今後も当団の活動理念にご賛同いただける企業を増やしていけるよう、活動して参ります。

U-35 Under 35 Architects exhibition 2019 35歳以下の若手建築家による建築の展覧会2019

活動期間2018年 11月 1日 ~ 2019年 12月 31日

活動をしてみて

今期10年目を迎えたU35展は、2018年に日本建築学会教育賞をいただいたこともあり、今後の建築の可能性を提示し、建築文化の今と未来を知る最高の舞台となりました。継続が困難と思われた6年目の会場変更から5年目を迎えることができたことと、協力企業が増えたことで認知度があがり、来場者数も増えました。ただ協賛金をいただくことは変わらず困難であるため助成認定制度を利用しようと申請しましたが、活用される企業はありませんでした。11年目以降も継続するため公募を始めておりますが、金銭面で不安なく活動をするための方策を考えながら、教育活動を続ける所存です。

アーカスプロジェクト2019いばらき

活動期間2019年 5月 31日 ~ 2020年 3月 31日

活動をしてみて

 現代芸術分野の若手アーティストを国内外から招聘し,滞在中の創作活動を支援する活動「アーティスト・イン・レジデンスプログラム」や海外のアート団体と連携(アーティスト等の相互交流)する「エクスチェンジ・レジデンシー・プログラム」をはじめ,ワークショップやレクチャーを行う「地域プログラム」などを展開し,身近にアーティストと交流し,楽しみながら芸術創造活動を体験できる機会を提供するとともに,魅力ある地域づくりを推進した。
 海外から招聘した2名のアーティストと,1名の日本人アーティストの計3名は,100日間の滞在の中で制作に集中するのに十分な時間と環境, また経済的な支援を得ることができ,今までに実践する機会を得られなかった新たな制作方法や参加者との協働によるプロジェクトなどに実験的に取組み,表現の幅を広げた。日本の文化や社会状況,歴史や地域性に強い関心を持ち,これらの要素を制作に関連づけた表現を実施・開拓した。このことから, アーティストの活動を通じて,日本の歴史や地域社会における人的・物的資源の再発見などへと繋がり,また,日本における現代芸術支援活動を国際的に発信する範囲を広めたといえる。
 招聘アーティストに対しては,日本の他のレジデンス運営団体,大学機関や日本人アーティスト, キュレーターなどとの意見交換や交流の機会を多く設け,招聘アーティストが国内外において今後,滞在や制作を継続的に行うための基盤形成,ネットワーク形成に寄与した。
 海外のアート団体との連携プログラムでは,ホスピタルフィールド(英国・スコットランド)と連携し,日本人アーティストを派遣,スコットランドよりリサーチャーを招聘した。招聘リサーチャーのエミー・マクラスキーは,日本発祥である合気道について調査し,インタビューや映像撮影に取り組んだ。その映像作品は自国にて発表予定。派遣アーティスト佐藤朋子は滞在先での活動レポートを2020年立ち上げ予定の文芸ウェブサイト「ENGLIFF」へ寄稿予定。2名の作品や活動報告を介した他国文化の相互理解促進が期待される。
 地域プログラムでは,日比野克彦,田中彰によるワークショップを開催し,地域住民に制作体験・作品発表の機会を提供し,地域住民がより身近にアートを感じることのできる環境づくりを行った。新たな取り組みとしてアートカレッジでは5つのテーマでレクチャーを行い,今知っておくべき世界のアートの動きを紹介し, アートの意義や力をさまざまな視点から参加者と共有する期会を創出した。
 以上の活動から,あらゆる世代の住民が現代芸術への理解を深め,アーカスサポーターとして本団体の活動を積極的に支援する人材が増えた。また精神科医療の現場でレジデンス運営を試みる袋田病院と恊働し,異分野を横断したレジデンスの可能性に関する意見交換を行い, さらに経験を共有する機会として報告会を開催した。

中之条ビエンナーレ2019

活動期間2019年 4月 1日 ~ 2019年 11月 30日

活動をしてみて

 中之条ビエンナーレの特徴の一つは、国内最長のアーティスト・イン・レジデンスの取り組みであり、この度の助成金を活用させていただくことで、今まで以上に作家の受け入れ態勢を整えることができ、良好な制作環境を提供することができました。
 4月上旬から10月中旬まで参加作家であればレジデンス施設の使用が可能となっており、今回は90日以上の長期滞在を行う国内外の作家が増加しました。背景には近年の現代美術作家の傾向に、リサーチを綿密に行う必要がある作家が多くなってきたことがあり、他にも地域芸術祭の運営の現場にも携わりたいと考える作家が増加し、その受け入れ先として中之条ビエンナーレが認知されていることが挙げられます。
 長期滞在作家による地域住民との関わり合いが増加し、双方にとり新たな地域の資源や魅力の発見にもつながるという効果が表れています。

 もう一つの特徴の一つである国際交流事業については、今回は6カ国との国際交流展を行い、招聘作家の制作や生活のサポートに国内の参加作家が入る体制を整えることで、作家間の交流をより深めることができました。各国のディレクターと作家個人が一つの場で交流し、やりとりができることは本芸術祭の特色の一つとなっています。2020年の新たな交流先としてイタリアとメキシコのハラパ市が挙がっており、国内作家の海外での展示発表の機会のさらなる増加が見込まれています。
 さらに、2013年より始まった国際交流事業による広がりによってNHK World「 Journeys in Japan」や、サザビーズなど、今までにないメディアによる広報や視察、取材の受入につながっています。特色ある活動を行うことで、ローカルが世界とつながる一つのモデルとなることを目指している中之条ビエンナーレですが、NHK Worldによる世界配信は、そのきっかけになると考えています。
 来場者の反応・反響としては、前回と同程度の入場者数を得ることができ、前回より2週間ほど開催を早めたことで、夏季休暇を利用した若い年齢の鑑賞者や、家族連れの来場の増加につながりました。町外の観覧者からの意見やアンケートの記述には、「町民一体・町民主体の芸術祭」、「町おこしとして成功している」との回答が多く寄せられています。
 来場した批評家また芸術施策関係者からは、文化を耕す現場として14年の歳月をかけた創作と鑑賞の蓄積が感じられるとの評価、またアーティストと町民が確かに手を取り合って文化を育んでいるとの声をいただきました。
 作家主導で始まった芸術祭ですが、回を重ねるごとに作家と行政、住民が連携して運営を行う地域に根差した芸術祭となっており、現在その三者の強い結びつきはほかの芸術祭にはない特色となっておりますが、今回の開催により更に強い連携が実現され、地域内での芸術文化振興の深化と、世界へ向けた広がりが生まれています。

中之条ビエンナーレ2019

活動期間2019年 4月 1日 ~ 2019年 11月 30日

活動をしてみて

1.活動をしてみて
 中之条ビエンナーレの特徴の一つは、国内最長のアーティスト・イン・レジデンスの取り組みであり、この度の助成金を活用させていただくことで、今まで以上に作家の受け入れ態勢を整えることができ、良好な制作環境を提供することができました。
 4月上旬から10月中旬まで参加作家であればレジデンス施設の使用が可能となっており、今回は90日以上の長期滞在を行う国内外の作家が増加しました。背景には近年の現代美術作家の傾向に、リサーチを綿密に行う必要がある作家が多くなってきたことがあり、他にも地域芸術祭の運営の現場にも携わりたいと考える作家が増加し、その受け入れ先として中之条ビエンナーレが認知されていることが挙げられます。
 長期滞在作家による地域住民との関わり合いが増加し、双方にとり新たな地域の資源や魅力の発見にもつながるという効果が表れています。

 もう一つの特徴である国際交流事業については、今回は6カ国との国際交流展を行い、招聘作家の制作や生活のサポートに国内の参加作家が入る体制を整えることで、作家間の交流をより深めることができました。各国のディレクターと作家個人が一つの場で交流し、やりとりができることは本芸術祭の特色の一つとなっています。2020年の新たな交流先としてイタリアとメキシコのハラパ市が挙がっており、国内作家の海外での展示発表の機会のさらなる増加が見込まれています。
 さらに、2013年より始まった国際交流事業による広がりによってNHK World「 Journeys in Japan」や、サザビーズなど、今までにないメディアによる広報や視察、取材の受入につながっています。特色ある活動を行うことで、ローカルが世界とつながる一つのモデルとなることを目指している中之条ビエンナーレですが、NHK Worldによる世界配信は、そのきっかけになると考えています。

 来場者の反応・反響としては、前回と同程度の入場者数を得ることができ、前回より2週間ほど開催を早めたことで、夏季休暇を利用した若い年齢の鑑賞者や、家族連れの来場の増加につながりました。町外の観覧者からの意見やアンケートの記述には、「町民一体・町民主体の芸術祭」、「町おこしとして成功している」との回答が多く寄せられています。
 来場した批評家またアート施策関係者からは、文化を耕す現場として14年の歳月をかけた創作と鑑賞の蓄積が感じられるとの評価、またアーティストと町民が確かに手を取り合って文化を育んでいるとの声をいただきました。
 作家主導で始まった芸術祭ですが、回を重ねるごとに作家と行政、住民が連携して運営を行う地域に根差した芸術祭となっており、現在その三者の強い結びつきはほかの芸術祭にはない特色となっておりますが、今回の開催により更に強い連携が実現され、地域内での芸術文化振興の深化と、世界へ向けた広がりが生まれています。

2.現状の課題
 来場者アンケートでは概ね好評をいただく中、「現代アートは難しい」「作品の意味が分からない」といった感想が未だ一定数あり、展示だけでなく「いかに伝えるか」という視点での取り組みに力を注ぐ必要性を感じています。
 20の国と地域から作家が集まるなか、外国語対応できるスタッフの確保が課題となっています。また、ボランティアでは、地域の協力体制が現在構築されてはいますが、高齢化と人口減少に伴い、継続のための担い手の確保が急務となっています。
 会場は基本廃校舎や空き店舗を活用していることから、建物の老朽化が進んでいます。また、レジデンスについては民間賃貸物件においても老朽化とともに物件の減少があり、安定した会場やレジデンスの確保が課題となっています。
ビエンナーレは2年に1度の開催のため、一度盛り上がった機運が開催のない年に途切れてしまいます。連綿とした体制を維持するためにも、準備年度における継続的な取り組みが必要となっています。

3.今後の改善点
 作家が作った作品をいかにお客様に伝えるか、その視点で今一度展示方法や案内を見直して質の高い展示を目指します。
 外国語対応ではスタッフの雇用はもちろんですが、スポットで対応できるボランティアなど多様な人材の発掘と確保に努めます。
 会場については来場者の目線に立って、安全性はもとより快適性・利便性の観点から各会場を再評価し、補修するもの、使用をあきらめるものを峻別するとともに、地域の協力を得ながら新たな魅力ある会場の発掘に力を傾けていきたい。
 地域ボランティアの高齢化の補填として、町内外の有志からなるサポーター組織「ナカミーゴ」の活動を活発化させ、魅力ある活動を行うことで、参加者を増やしていきたい。開催がない年でも、視察や学習会、作家との交流会などを開催し、興味が途切れない活動を行うことで、多くの人をつなぎとめ、最終的には自立した組織となるよう支援をしていく。この「ナカミーゴ」の成長が、中之条ビエンナーレの持続可能性を高めてくれると考えています。

4.自己評価(地域活性化につながった点や活動実施による経済波及効果の算出などを定量または定性により活動における成果について自己評価をしてください)
 スタンプラリーコンプリート者を対象としたアンケートでは、来場者消費額の平均が飲食費4,861円、宿泊費22,292円、土産代3,390円と比較的高い水準となっています。これはコンプリートするには2~3日はかかることから、1人当たりの消費額を押し上げていると考えられます。なお、県に報告された観光客消費額調査では、今回のビエンナーレにおける消費額は3億5,963万5千円と報告されています。今回パスポート売上等の自主財源が2,400万円程度あり、町からの補助金(公費)は1千万円程度と見込んでいます。このことから費用対効果、経済波及効果は十分あったと考えております。
 なお、作家の累計滞在日数は2,400日を超えており、海外交流招へい作家の滞在、またその関係者の来日もあることから、それらにかかる消費活動も少なからず地域の活性化に貢献していると思われます。
 また、来場者からもボランティアの対応に高評価をいただいていますが、お手伝いいただいた多くの町民の方々と共に、町外からビエンナーレファンの若いサポーターが大勢入って活動してくれたことは、「関係人口」の増加として、町の活性化に大きく寄与してくれていると考えています。

5.SOMPOアート・ファンドの助成を受けたことによるメリット
 中之条ビエンナーレの特徴の一つは、国内最長のアーティスト・イン・レジデンスの取り組みであり、この度の助成金を活用させていただくことで、今まで以上に作家の受け入れ態勢を整えることができ、良好な制作環境を提供することができました。また会場についても、古い建物を使うことから安全性の面で危惧される点も多かったところ、作品設営や来場者の導線づくりにおいて十分な準備が可能となり、安心してお客様をお迎えすることができ、高い満足度の評価をいただきました。

6.活動実施における協力機関や他の協働団体の関与について団体名およびその内容
 中之条町(共催・補助金交付)、中之条町教育委員会(エデュケーションプログラムの連携)、中之条町観光協会(ツアーバスの運行)、中之条町区長会連絡協議会(地域ボランティアの協力)、中之条町婦人会(地域ボランティアの協力)、JAあがつま(ノベルティの共同開発)

7.媒体への露出(記事タイトル/媒体名/掲載年月日)
 作家と子ども 共同制作/上毛新聞/2019.6.3、ビエンナーレ前に作品公開/上毛新聞/2019.6.9、文化耕す、只中の現場/産経新聞/2019.6.17、ルミネと連携ツアー 四万やビエンナーレ紹介/上毛新聞/2019.7.4、吾妻中央高生、デザイン考える ビエンナーレ飾るあんどん/上毛新聞/2019.7.17、アート旅で観光発信/上毛新聞/2019.8.26、廃校舎で旧家跡で 現代アートを展示/朝日新聞/2019.8.27、地域文化や人の営み紡ぐ現代アートを楽しんで!/朝日ぐんま/2019.9.13、
夏のアート旅/OZ magazine/8月号、特集 中之条ビエンナーレ2019/月間ギャラリー/9月号、
Journeys in Japan Nakanojo:The Force of Art and Nature/NHK WORLD JAPAN(Web)/2019.9.22

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