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「森の芸術祭 晴れの国・岡山」

 岡山県北部を舞台に国際芸術祭「森の芸術祭 晴れの国・岡山」(会期:2024年9月28日~11月24日)を、この度初めて開催することとなりました。
 キュレーターとして数々の国内外の先鋭的な美術展に携わり、日本の現代アートの海外発信や国際文化交流の推進に貢献してきた長谷川祐子氏(金沢21世紀美術館 館長/東京藝術大学 名誉教授)をアートディレクターに、国内外の魅力的なアーティストをお招きします。
 2022年11月には、キックオフイベントとして「アーティスト・イン・レジデンス」を実施し、AKI INOMATA氏、Giacomo Zaganelli(ジャコモ・ザガネッリ)氏が開催エリアに滞在して、作品制作活動やトークイベントなどを行いました。
 本芸術祭では、国境、人種、性別等の垣根を越えた、多様なアーティストの作品に出会うことができるとともに、開催エリアの観光も楽しんでいただけます。
 本芸術祭をともに盛り上げる「パートナー」として、みなさまのご支援、ご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

活動情報

活動ファンド 社会創造アーツファンド Arts Fund
申請時期 2023年 第1回
活動地域 岡山県
活動ジャンル 美術
活動者名 「森の芸術祭 晴れの国・岡山」実行委員会
活動名 「森の芸術祭 晴れの国・岡山」
活動名(ふりがな) もりのげいじゅつさいはれのくにおかやま
実施時期 2022年 10月 31日 ~ 2025年 3月 20日
会場 実施場所:下記5市町内の施設
所在地 :岡山県津山市、新見市、真庭市、鏡野町、奈義町

活動完了報告

レアンドロ・エルリッヒ《まっさかさまの自然》2024 会場:屋内ゲートボール場「すぱーく奈義」

「森の芸術祭 晴れの国・岡山」は、岡山県北部の 12 市町村(津山市、高梁市、新見市、真庭市、美作市、新庄村、鏡野町、勝央町、奈義町、西粟倉村、久米南町、美咲町)を舞台に、2024 年 9 月 28 日(土)から 11 月 24 日(日)までの 58 日間にわたり開催した。
12 の国・地域から、現代アーティストや写真家、音楽家、ダンサー、建築家、華道家、デザイナー、染色家、工芸家、映像作家、料理シェフといった多彩なジャンルのアーティスト(42 組 43 人)を迎え、5 市町(津山市、新見市、真庭市、鏡野町、奈義町)の 21 会場にアート作品を展示した。(写真:レアンドロ・エルリッヒ《まっさかさまの自然》、ジャコモ・ザガネッリ《津山ピンポン広場》、蜷川実花 with EiM《深淵に宿る、彼岸の夢》)
来場者数は、開幕当初から順調に推移し、会期中盤から終盤にかけさらに多くの方々にお越しいただき、最終的に、延べ 52 万人を超え、盛況のうちに閉幕を迎えることができた。
来場者は、それぞれの会場で多様なアーティストの作品に出会い、非日常を体験するとともに、県北部豊かな自然や歴史、文化なども味わった。また、芸術祭の開催を通じて、アートの力で引き出された県北部の魅力を県内外に発信することができ、地元の方々にとっては、あらためて地域を誇りに感じるきっかけにもなった。
開幕前には、アーティスト・イン・レジデンスやシンポジウムなどを企画し、地元の機運醸成を図るとともに、地域に幅広い人脈を有する地域文化アドバイザー等の協力を得ながら、地域の関係者と連携して実施した。
作品展示会場となった 5 市町には、それぞれアート作品を恒久設置することとした。芸術祭のレガシーであるこれらの作品が地域の憩いや交流の場、あるいは、新たな観光資源として、多くの方々に親しまれることを期待する。
芸術祭の運営にあたっては、市町村、会場施設、関係機関、地域住民、サポートスタッフなど、多くの方々にご協力をいただいた。また、芸術祭の趣旨に賛同いただいた多くの企業・団体等からご支援をいただいた。

ジャコモ・ザガネッリ《津山ピンポン広場》2024 会場:城下スクエア (津山国際ホテル跡地)
蜷川実花 with EiM《深淵に宿る、彼岸の夢》2024会場:満奇洞
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