活動ファンド | 社会創造アーツファンド Arts Fund |
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申請時期 | 2023年 第2回 |
活動地域 | 長野県 |
活動ジャンル | 美術、音楽、演劇 |
活動者名 | 北アルプス国際芸術祭実行委員会 ![]() |
活動名 | 北アルプス国際芸術祭2024 ![]() |
活動名(ふりがな) | きたあるぷすこくさいげいじゅつさいにーぜろにーよん |
実施時期 | 2023年 4月 26日 ~ 2025年 5月 30日 |
会場 |
実施場所:長野県大町市内全域 所在地 :長野県大町市大町3887(事務局)ほか |
寄付金額 / 目標金額 |
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2024年9月13日から11月4日までの53日間(休日7日間含む)の会期により開催し、県内外、海外から延べ18万人という大勢の方々に大町市へ訪れていただいた。雄大な北アルプスを仰ぎ見る自然環境に恵まれたこの地域の宝である「水」、「木」、「土」、「空」をコンセプトに37組のアーティスト(ムルヤナ、山本基、原倫太郎+原游、ケイトリン・RC・ブラウン&ギャレット、佐々木類、ヨウ・ウェンフー[游文富]ほか)による作品・パフォーマンスが展開された。参加アーティストによるワークショップ開催やカフェと遊び場がミックスした立体双六の設置、水と遊ぶアイデアを形にする工房兼コミュニティスペースの設置などにより、視覚だけでなく全身で当地域や芸術祭を体験する場の創出を図った。
2023年には、市民参画と協働に向けた取組みとして、地域資源を学びながら多様な人が関わり協力し合い「自らの芸術祭」として参加しやすい環境づくりに向け、地域協創セミナー「北アルプスまほろば塾(トークセッション&ワークショップ)」を3回開催した。この取組みによりサポーターの登録者数は、2023年で89名、2024年中に355名が増加し、2022年度以前からの登録者879名と合わせて、1327名となった。会期前の制作段階から、会期中のサイト運営等には、延べ2,639名の方々に参加していただいた。(うち市職員協力が1,597名)
また、公式カフェ&レストランを開設し、地元のお母さんたち(YAMANBAガールズ)が採れたての旬の食材を丁寧に調理し、民話の語りとともに料理を提供するとともに、初めて取り組んだカフェスペースでは、おやきや甘酒、漬物などの郷土色豊かな軽食も提供した。
今芸術祭で初の取り組みとなる「子どものためのスタディツアー」では、市内小中学校と連携し、市の歴史や文化、自然などを主体的、対話的に学ぶアクティブラーニングの手法により、芸術祭で展示されたアートを通じ、作品や素材となる地域資源などの見方を広げ、「問い」による事前学習と「対話」による鑑賞の2つを軸として取り組んだ。子ども達から出される「問い」や「考え」、「思い」を全員で共有しながら、自ら課題を見つけ、自ら学び、判断して行動する「生きる力」を学ぶ場として活用した。
北アルプス国際芸術祭は、長野県大町市を舞台に3年に一度開催される国際芸術祭です。
「アート」や「食」、この地域の特色を活かした「体験」を通じ、市内に存在するさまざまな価値を掘り起こし、北アルプス山麓の豊かな自然環境や風土、歴史・文化などの地域資源を世界へと発信し、多様な人々が集うことで元気で魅力的な地域とひとづくりを目指します。