DA/LEDAの活動は趣旨の説明が難しく、また集客が難しい。子どもも大人も自分の歌を作るということがどういうことか今一よくわかっていない。また、1対1で行うワークショップなので、空いている時間にすべきこと「並走させるWork(手仕事)」の準備も大変である。しかし事業も実績と経験を積み、次第にワークの方法、準備、どこに対象を持っていくか、また、打ち合わせのポイント、などがスムーズにできるようになったと感じた。
今年度実施した普通級での「うたづくり」体験は、教科横断授業としての可能性を示し、なおかつ、学校教育の現場で、教育という営みの一環として実施するときに注意すべきことが明らかになった点が非常に良かった。子どもたちはいずれも反応がよく、終わった後も作った歌を歌いながら教室を去っていく様子、DA/LEDAにお手紙をくれる様子などがDA/LEDAメンバーに喜びを与えた。
「児童館様式」では、大勢の人数(60~80名)に、「まもりうた」を成立させるという試みだったが、こちらも無事に終了した。そして、「まもりうた」の胆の部分はどこであるか、ということが児童館の先生との振り返りであぶり出され、非常に大事な気づきを得ることができた。こちらは次年度にも継続する予定である。
済美養護学校、滋賀大学特別支援学校での「まもりうた」も非常に大きな喜びを分かち合えた。さらにこちらの活動は私たちのcoreの活動として大切に継続させていきたい。
本事業を実施者として担う中で、海外公演を成立させるための準備や調整の重要性を強く実感した。特に現地とのコミュニケーションや運営体制の構築においては、事前の想定を超える対応が求められ、柔軟な判断力と連携の重要性を学ぶ機会となった。
また、実施者として作品を海外に届ける責任を意識することで、表現や企画の在り方を改めて見直す契機ともなった。今回の経験を通じて得た知見や課題を今後の活動に活かし、より持続的かつ発展的な国際的活動へとつなげていきたい。
本事業においては、クラウドファンディングおよび企業メセナ協議会を通じた寄付募集の双方を実施したが、助成認定制度経路での利用申込みはなかった。
例年同様、選手入場の際には、各チームが舞台袖からステージへ入場し、ウォーキング後にランウェイ横の階段を降りる進行を予定しておりました。しかしながら、重厚な衣装を着用した生徒が階段を使用する演出について、「見ていて危険を感じる」との意見が寄せられたことから、事務局としても生徒の安全確保を最優先に考え、動線管理の見直しを行いました。また、各チームによるステージおよびランウェイでのウォーキングでは、それぞれの衣装コンセプトに合わせたパフォーマンスが披露され、審査員や観客の皆様に対し、作品の魅力を十分にPRできていたと感じております。
舞台正面には200インチの大型スクリーンを設置し、映像を大画面で投影したことで、臨場感のある舞台演出を実現することができました。さらに、最終審査会終了後には出場者交流会を開催し、審査員から衣装に関するアドバイスを熱心に聞く姿が見られたほか、出場者同士が交流を深める様子も見受けられました。
5度目の開催となった本事業では、毎年継続しての開催となる公共施設・商業施設での大規模な無料展示に取り組むとともに、事業初年度(2021年)より実施している国際公募プログラム「Space Sharing Program」も開催。国内ほかアジア、南米、ヨーロッパ等、今年のフェスティバルは多様な国籍を持つ作家から出展いただくことができた。また、各プログラムを通じ開催地域に住む皆様や来場者の皆様に様々な表現を体験いただく機会に繋げることができ、今後の継続開催に向けて繋がりも作れたと考えている。
事業運営の面に関しては、毎年の課題となる有料プログラムでの事業収益確保を図るなか、フェスティバルの認知向上のため無料展示、無料ワークショップの開催を行い、プログラム全体での収益、動員増とのバランスを図った。
5年目の開催を終え、事業を継続してゆく中で、フェスティバル全体のクオリティの向上と関係各所の満足度(充足度)及び貢献度が今後も比例してゆくよう、来場者・参加者、地域企業、開催施設やエリアの行政区にとっても有益な事業として提示できるよう努めてゆきたいと考えている。
活動をしてみて
今回の音楽祭では渡航費等の上昇に加え、企画内容を充実させるため肖像4公演ともに鍵盤楽器(ピアノ、チェンバロ)を使用する内容としたこと等から経費総額が前回の倍以上と大きくなったため、初めて入場料を3,000円から4,000円に値上げして臨んだ。チケット販売当初は従来より動きが鈍かったが、最終的には前回並みのお客様に来て頂くことができ、音楽祭が定着してきた手応えを感じられた一方で、「かるふぁん」助成認定制度を利用した寄付プログラムへの申し込みは前回より低調となるなど、今後の寄付集めには一定の課題を残した。