今回の瀬戸現代美術展は、2019年、2022年の開催に続く第3回目ということもあり、瀬戸市という地域のみならず全国的にも少しずつ認知されてきていることを客層から感じられました。展覧会を2度見に来られるお客様もおり、励みになりました。また、国際芸術祭あいち2025のメイン会場の一つである愛知県陶磁美術館の近隣での開催したため、県外の美術関係者の来場も多く見られました。
3年に一度の頻度で今後も継続的に開催し続けることによって、この展覧会が瀬戸市の新たな文化を創り、美術と生活が共存するまちという瀬戸市の魅力を県内外に発信し続けたいと考えています。
羽衣まつりは、フランスの舞踏家エレーヌ・ジュグラリス夫人を顕彰し、日仏国際交流の推進及び羽衣伝説の理解・伝承することを目的として、三保羽衣薪能を中心に、三保こども能楽・しずおか三保羽衣謡隊、エレーヌ夫人顕彰式などの能楽関連事業を開催しています。昭和59年に初めて開かれてから、令和6年度で41回目を迎え、現在では毎年10月に開催される伝統行事となっています。
羽衣まつり運営委員会は、地元自治会や市内各種団体関係者で組織されています。また、会場近くの清水第五中学校においては、総合的な学習の時間に能が学ばれており、羽衣まつりが発表の機会となっています。これは生徒たちにとって、わが国の伝統文化を通して郷土のことを知る機会にもなっており、清水区最大の文化事業のひとつとして継続されています。
この羽衣まつりの開催会場すぐそばにある三保松原は平成25年6月に世界文化遺産に登録され、登録後は三保松原及びその周辺地区が注目を浴び、地域の主要な観光スポットとなっています。
令和3年度は、新たな試みを行い、松の保全やバリアフリー対応のためにこれまでの会場を変更しました。
世界文化遺産の傍らで開催される日本随一の薪能として、三保松原の本質的な価値を守り、活用しながら伝統文化である「能」及び貴重な地域資源としての羽衣伝説を次世代に継承していくことがこの催事の使命と捉え、今後も取り組んでまいります。
2022年9月より当財団の名を冠したホール、HalleRundeで公演を重ねております。
近隣地域からより地元の住民へのホールの認知もすすみ新しいお客さんも順調に増えてきています。
地域の方への更なる周知の為にも地名の「桜山」を冠した音楽祭を行いました。
時節柄、運動会等の行事も重なり、目標の集客数には至りませんでしたが、今後の運営の方法も含めて課題と収穫がありました。
寄附に関しては、内諾者含めて目標の寄附額を集めることが出来ず、もう少し早めの活動と周知をしなければと感じています。
<活動成果>
東京タワー文化フェスティバルVIII@東京タワー展望台
今年は、来日演奏家のスケジュールの都合で2週連続の開催であった。
日本と韓国のコーナーでは、1950年代の両国ピアノ作品の対比演奏が行われたり、コムンゴやチャングの演奏、日本の箏とチャング、ピアノ、クラリネットのコラボレーション曲が初演された。ウズベキスタンの演奏では伝統音楽に加えて、日本の作曲家による歌曲にウズベキスタンの伝統詩が付与され、カヌーン、ギジャク、ドイラの伴奏が行われた、マレーシアでは、子供たちや、日本人の合唱団とマレーシアの来日40名が一緒にさくらさくらの大合唱をウクレレや箏、クラリネットの伴奏で行った。今年もスタインウエイ社の協力の元ピアノが展望台にて使用できたため、ピアノのクラシック作品、現代作品の演奏だけでなく、次世代の子供達による演奏も行われた。
東京タワー文化フェスティバルVIII@紀尾井ホール
紀尾井ホールでのコンサートは開演前に、1階ロビーでウズベキスタンの楽器レクチャー、2階でマレーシアの楽器レクチャーが行われた。港区の子供たちを100名招待し、子供にレクチャー聴いてからコンサートを楽しんでもらった。子供たちは音楽をホールで聴くだけでなく、間近で直接事前に韓国人からレクチャーをうけたため、海外の初めて見る楽器にも親近感をもって演奏を聴くことができた。
3日間を通じて、会場では、ポーランドの国際絵画展入選作品の展示や、各国大使館の文化展示が行われ、来場者は、耳だけでなく、目で見て、触って、五感で国際交流や日本の文化を楽しむことができた。・東京タワー文化フェスティバルVIIはインターネットで現在も継続配信中であり、コラボレーションの再演をいつでも世界中で鑑賞する事ができている。
・東京タワー文化フェスティバル新作初演のいくつかは、出版し、各国の演奏家や音楽大学図書館に寄贈され、再演の素地を構築している。
・2025年4月23日からの国際バフシフェスティバル(ウズベキスタン ヒバ/バフシとは各国の古典弾き語り)に招待をうける。
・東京タワー文化フェスティバル9に向けて公式報告書とショート映像も作成予定であったが、活動資金が不足したため今年は、上記日程のみの活動となった。
活動をしてみて
●ヤンマー会場/17年継続していた丸の内エリアでの開催を2023年に、東京駅八重洲エリアに移したことで、来場者の減少を心配しましたが、協賛のヤンマーホールディングス様のご好意で、東京駅八重洲口地下街の80画面でのデジタルサイネージの放映、八重洲通りと外堀通り沿いに、大型グラフィックの掲出など、新会場での告知を積極的に行うことができ、集客につながっています。また、地下からアクセスできる会場で雨風や寒さの影響もなく、分かりやすい立地にくわえ、暖かい会場でお客様がゆっくりアートや音楽を楽しめ、滞在時間が長くなっています。また、リピーターやインバウンド客も増えています。
●福島会場/東日本大震災後から毎年、巡回展を開催しており、2012年時にお母さんに連れられて来場したお子さんが、お母さんになってお子さんを連れて来場されるなど、継続の大切さや、年月の経過を感じます。地震と原発、過疎も重なり、巡回展をとても楽しみにされているのを感じます。これからもアートを通じて、離れたところにいる人と人との絆やこころをを届けるようアーティストの思いのこもった作品を毎年「巡回展」とを開催したいものです。