芸術・文化支援サイト かるふぁん! -Fund for Culture-

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活動者の声

船劇場の市民活用計画

活動期間2023年 6月 21日 ~ 2024年 1月 31日

活動をしてみて

船劇場の船底といいう普段の活動から確認することが出来ないファクターが今回の計画変更の大きな要因となってしまった。確実に実現をするという点で反省の残るものであったことは間違いない。

一方で、実施できた企画について「対談」であったり「新版 小栗判官・照手姫」のプレビュー公演の上演内容については、反響もあり好評であった。本公演は、演劇雑誌テアトロに掲載されたり、漫画家近藤よう子氏がイラスト入りで簡単な感想を紹介してくれたり、舞台芸能の専門家たちからの評価も非常に高いものであった。

次回以降の申請では、より確実性の高いものを対象として申請したいと考えている。

かわさきジャズ2023

活動期間2023年 5月 1日 ~ 2023年 11月 19日

活動をしてみて

今回のかわさきジャズは、国からの補助金が採択されず全体予算が少ない中でのスタートとなりましたが、クラウドファンディング、会場でのカンパ、かるふぁんにより寄付を募り、約140万円の資金を調達することができました。また事業内容などの見直しを行うことで、昨年とほぼ同様の規模での開催を行うことができました。4年ぶりにリアル開催ができた公演や、久しぶりの海外からの大物アーティストによる公演なども実施でき、コロナ以前のようなフェスティバル感が戻ってきました。また、来年の川崎市市制100周年のプレイベントにも参画することによって、音楽面で地域に貢献しました。
地域に根差したフェスティバルとして、人や地域との関わりしろをなるべくつくりながら活動してきた9年間ですが、今年は協力者や協力団体も増え、より一層愛されるフェスティバルに成長してきたことを実感できる年でした。来年は第10回の節目の年となります。音楽を通じて輝くまちを、このフェスティバルにより実現していきたいです。

2023年度広島ウインドオーケストラ定期演奏会

活動期間2023年 4月 1日 ~ 2024年 1月 31日

活動をしてみて

令和5年度定期演奏会を通して取り上げた西村朗氏の「秘儀」シリーズは、このように連続して演奏される機会はほとんどない為、聴衆からの関心も高く貴重な鑑賞機会となりました。第60回定期演奏会の直前に氏が逝去され、公演では演奏者・聴衆の双方が、改めて西村氏が吹奏楽界に残した大きな財産を再認識するものとなりました。世界初演となったアッペルモント「トランペット協奏曲」は、吹奏楽界とトランペット奏者にとって新たなレパートリーの誕生となり聴衆の大きな反響があったことから、今後の吹奏楽界に益々重要な作品になっていくことを確信しております。来年度もこれまでご寄付いただいた企業・個人の方々に加え、当団の活動理念にご賛同くださる方を積極的に募り、継続的にご支援いただけるよう活動して参ります。

けんみん文化祭ひろしま’23 分野別フェスティバル舞台系事業

活動期間2023年 4月 18日 ~ 2024年 2月 29日

活動をしてみて

広島県の豊かな自然と伝統に育まれた文化の発掘、継承、育成を図るとともに、新たなひろしま文化の創造を目指し、喜びと感動をわかちあうことのできる県民の祭として、けんみん文化祭ひろしまを平成2年度から継続的に開催をしている。今年度においても、多くの出演者に対し、日頃の成果の発表の場を提供し、また、多くの来場者が文化芸術に触れ、親しむ機会を創出する等、県内の文化活動に大きく寄与できたと感じており、今後も継続していきたい。

Center line art festival Tokyo 2023

活動期間2022年 12月 1日 ~ 2024年 1月 31日

活動をしてみて

初年度の開催から3年目を迎え、地域企業・町会等の協力をいただく中で、Center line art festival Tokyo としての認知も少しずつ上がってきたという感触を得ている。
一つのモデルケースとして武蔵小金井エリアで開催した4つのプログラムの同時開催によって商業施設・文化施設・私設ギャラリー間での相互的開催効果が得られた。
商業・文化施設でのプログラムを開催することで、地域の方やその施設を目的に訪れた方など、本来の目的(行き先)の途中でアート鑑賞の機会を得ていただく中で、フェスティバルの認知とともに、他施設ギャラリーを知るきっかけも生まれていた。
地域特性、場所の特性として余白となっている場所や文化事業を目的としていない場所を会場にすることによって、アート嗜好層ではない、地域市民の方達に文化芸術の普及と文化芸術体験を提供することができ、市民の生活に根ざした文化作りが起こりはじめている。
今後は武蔵小金井エリアでのケースをモデルケースとして、他地域での開催も考えてゆきたい。
なお、本芸術祭参加アーティストの中にも、美術分野のアーティストが身体での表現に向かったり、身体表現の分野から美術分野での表現に向かったりと分野を超えての活動を展開しはじめている方もおり、アーティストへの文化的波及効果も生まれている。
フェスティバル全体のクオリティの向上と関係各所の満足度(充足度)が比例してゆくよう、来場者・参加者、地域企業、開催施設やエリアの行政区にとっても有益な事業として提示できるよう、今後も努めてゆく。
現在2024年秋の開催に向けて、参加作家・アーティストとの交渉、および会場確保を進めるなか、地域企業への寄付・協賛の依頼も並行して進めている。依頼を通じて、本事業について興味関心を持っていただき、寄付による収入を得るとともに、複数行政市区に跨ぐアートイベントとしての認知をあげてゆくとともに、西東京エリアへの文化貢献を行なってゆく。
また次年度の開催にあたっては事業自体の収益性向上については再度見直し・検討を行いながら、事業継続のための資金構造を確立してゆきたいと考えている。
本事業継続により、東京西部多摩地域の広域文化を体系化し、東京の中心文化圏に並ぶ「郊外文化圏=Suburban cultural area」を国内外へ向けて発信することにより、東京都の文化に多層性を生み出してゆくことを目指してゆく。

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