活動ファンド | 社会創造アーツファンド Arts Fund |
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申請時期 | 2024年 第1回 |
活動地域 | 岡山県 |
活動ジャンル | 演劇 |
活動者名 | 子どもと舞台芸術大博覧会実行委員会 |
活動名 | 子どもと舞台芸術大博覧会2024 in OKAYAMA ![]() |
活動名(ふりがな) | こどもとぶたいげいじゅつだいはくらんかいにいぜろにいよんいんおかやま |
実施時期 | 2023年 12月 7日 ~ 2024年 11月 30日 |
会場 |
実施場所:岡山芸術創造劇場ハレノワ 所在地 :岡山県岡山市北区表町3-11-50 |
寄付金額 / 目標金額 |
6,510円 /
500,000円
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「子どもと舞台芸術大博覧会2024 in OKAYAMA」を2024年8月1日(木)~4日(日)の4日間開催しました。開館1年目の岡山芸術創造劇場 ハレノワを全館借り切り、「舞台の森」(子どものための舞台作品22ステージ)、「あそびの森」(子どもの創造力・想像力を刺激するあそびのプログラム)、「Babyの森」(赤ちゃんんのためのアートスペース)、「まなびの森」(子どもと文化についてのシンポジウム)、「ハレノワの森」(岡山のリソースを活用した文化プログラム)と、5つのジャンルに応じたプログラムを企画しました。
4日間で6,523人の参加があり、子どもも大人もなかなか足を運ぶ機会のない劇場に、はじめて訪れるきっかけとなりました。
舞台の森
舞台公演は20団体のステージを実現させました。作品は海外招聘作品も含め、幅広いジャンル、大小様々なものとなりました。
子どもたちからは「舞台で見ると、本じゃないドキドキ感、迫力が味わえました。」「心がおどった!自然に笑顔になれた!」「めっちゃノリノリで、人生の中でも神すぎる!日でした!」「もっと劇をする回数をふやしてほしい。ハレノワにまた行きます!」といった感想が届きました。初めて舞台芸術に出会い、心が動き、気持ちが前向きになった様子が伺えます。
大人からも「久しぶりに心が洗われました。」「美術、音楽、お芝居の一貫された素敵な世界観で魅了されました。また観たいです。」「どんなイベントかあまりよく分からずに参加しましたが、とても楽しかったです。今度はお友達も誘って来たいです。」といった感想が届き、今後も継続して舞台芸術に触れたいという気持ちになったことがわかりました。
あそびの森
あそびの森には4つの企画がありました。
①「あそびのひろば」
地元の障害福祉サービスを提供している事業所やプレーパークに声をかけ、一緒に楽しい「あそびの場」をつくりました。無料で参加できるこのひろばは子どもたちにも大人気で、4日間賑わいが途切れることはなく、リピーターの子どももいました。
②みんなのディスコ
「国籍、性別、年齢、障がいのあるなしを超えて、みんなで音楽を楽しもう」がコンセプト。
地元のドラムサークルを中心に鍵盤ハーモニカや和太鼓がコラボしました。参加者は好きな楽器を手に取り、思いのまま打ち鳴らし、歌い、踊る、笑顔と楽しい空間を共有する時間となりました。また、地元短期大学の協力のもと、かわいく会場を装飾することができました。
③ワークショップ
プロの講師を迎え、4つのワークショップを企画しました。身体を使ったり、紙コップで人形をつくったり、自由な発想で表現することを楽しむプログラム。幼児・小学生・高学年以上と対象年齢にあった体験ができるような多彩なプログラムを用意することができました。当日はどのプログラムも時間が足りなくなるほど楽しむことができました。
④ゲリラパフォーマンス
地元の団体や大学のサークルなどが、ショートショートのパフォーマンスを披露。共有の休憩スペースがあっという間に気軽に舞台芸術と触れ合える場に変身しました。
Babyの森
主に0~2歳の子どもたちのためのスペース。地元の団体の協力を得て、次の3つを企画しました。①「ベイビーシアター」4作品の上演。②フリーにゆったり過ごせる場所として「あかちゃんひろば」の開設。プロのアーティストによるパフォーマンスもありました。③親や子育て支援に関わる方や芸術家が自由に話せる「サロントーク」の開催。
まなびの森
実行委員長の佐藤信氏を迎え、聞き手を事務局長の森本真也子氏が務め、「なぜ子どもたちに寄り添うのか、なぜ実行委員長を続けているのか」を話し、この大博覧会開催の意義や未来を語るシンポジウムを開催しました。
「人間が持っている本質的な力」「子どもたちの生きる力」を信じること。子どもたちと共にあることを大切にすること。等、人として大切にしたい言葉をたくさんいただきました。
ハレノワの森
「普段は見えないハレノワを感じる」をテーマに、地元岡山のリソースを活用して劇場の新しい可能性を探りながら、人的交流を図ることを目的に取り組みました。県立美術館や企業の協力のもと、ハレノワという劇場の通常とは違った使い方や側面を感じることのできる企画となりました。