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採択活動一覧

第23回KAWASAKIしんゆり映画祭2017

活動情報

活動ファンド 助成認定制度
申請時期 2017年 第2回
活動地域 神奈川県
活動ジャンル 映画
活動者名 特定非営利活動法人 KAWASAKIアーツ
活動名 第23回KAWASAKIしんゆり映画祭2017
活動名(ふりがな) だいにじゅうさんかいかわさきしんゆりえいがさいにせんじゅうなな
実施時期 2017年 7月 20日 ~ 2018年 3月 31日
会場 実施場所:川崎市アートセンター他
所在地 :神奈川県川崎市麻生区万福寺6-7-1
寄付金額 / 目標金額
620,000 / 410,000

活動完了報告

「KAWASAKIしんゆり映画祭」は、1995年に川崎市の「芸術のまち構想」の一環としてスタートし、今年で23回目を迎えました。「市民(みんな)がつくる映画のお祭り」として、地域住民や企業のご支援ご協力を得ながら、市民スタッフが、企画・運営の中心を担い、行政がバックアップする新しい形の映画祭として定着・発展してきました。

I 公式映画祭:10月29日(日)~11月5日(日)@川崎市アートセンター
 秋に行う映画祭(本祭)では、川崎市アートセンター映像館と小劇場、イオンシネマ新百合ヶ丘を会場として10/29~11/5のうち、7日間の日程で開催しました。プログラム数は有料24プログラム(26作品)・無料2プログラムで、全47 回の上映を行いました。

Ⅱ 野外上映会:9月2日(土)@川崎市立はるひ野小中学校
 2000年から始まった「なつやすみ野外上映会」は18回目となり、2017年度は9/2(土)に川崎市立はるひ野小中学校において初開催しました。強風のため体育館内での上映となりましたが、屋台スペースを含めた総来場者が2000名を超え大盛況となりました。上映作品は『ひつじのショーン』と『眠れない夜の月』の無料上映を行うほか、川崎フロンターレやセレサ川崎などの協力によるプレゼント抽選会を行うなど、家族連れや子どもたち同士でお越しのお客様にお楽しみいただきました。

Ⅲ ジュニア映画制作ワークショップ:6月~11月 
 ジュニア映画制作ワークショップも18回目の実施となり、今年度は28名の中学生が参加し、作品名「ハッピーエンドを君に」(48分)をつくりあげました。2016年度の完成作品「学校は二度死ぬ」が釜山国際子供・青少年映画祭において「 Brilliant Star Award」を受賞し、参加生徒と共に集団での釜山渡航となりましたが、大きなトラブルもなく帰国することができました。

Ⅳ バリアフリーシアター上映
 「しんゆりバリアフリー上映」としては、「しゃぼん玉」に独自作成の副音声ガイドを付けて上映したほか、保育付き上映、バリアフリー字幕付きの上映も行いました。バリアフリー字幕付き上映作品「Start Line」では今村彩子監督を名古屋からお呼びして、手話通訳付きのトークイベントを行うなど、充実した上映を行うことができました。

「哭声」國村隼さん、「しゃぼん玉」林遣都さんをはじめとした出演陣や監督をはじめとする製作陣の皆様をお迎えすることができ、日本映画学校出身の中野監督「湯を沸かすほどの熱い愛」のしんゆり凱旋上映や、同出身の松江監督、山下監督をお呼びしての対談を3D上映対応劇場であるイオンシネマ新百合ヶ丘で行うなど、土地の特色を色濃く出せた年となりました。
市民ボランティアの熱意を元に行政・地元企業やお店などの力強い協力により、映画と街と人とをつなぐ一助を担うことができた開催となりました。

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