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採択活動一覧

アジアン・カルチュラル・カウンシル(ACC)日米芸術交流プログラム2019年度助成事業

アジアン・カルチュラル・カウンシル(ACC)は、ビジュアルおよびパフォーミングアーツの各分野におけるアーティストや専門家の個人フェローシップグラントにより、アメリカとアジア諸国、およびアジア諸国間の国際文化交流を支援するアメリカの非営利財団です。
ACCの「日米芸術交流プログラム」では、アメリカやアジア各国での調査/研究を目的に渡航される日本のアーティストや専門家への支援とともに、アメリカから日本への渡航滞在される方も支援しています。
1963年の設立以来、これまでに日本からは590名を超える方々にグラントを提供してまいりました。
国や地域を超えた芸術文化の担い手の支援を通じ、国際社会における文化の発展に寄与できるよう、これからも活動を継続してまいります。

活動情報

活動ファンド 社会創造アーツファンド Arts Fund
申請時期 2018年 第4回
活動地域 全国
活動ジャンル 美術、生活芸術、舞踊、芸能、文学、音楽、映画、演劇、その他
活動者名 アジアン・カルチュラル・カウンシル日本財団
活動名 アジアン・カルチュラル・カウンシル(ACC)日米芸術交流プログラム2019年度助成事業
活動名(ふりがな) あじあんかるちゅらるかうんしるにちべいげいじゅつこうりゅうぷろぐらむにせんじゅうきゅうねんどじょせいじぎょう
実施時期 2019年 6月 1日 ~ 2023年 6月 30日
会場 実施場所:アメリカ合衆国およびアフガニスタンから日本までのアジア地域
所在地 :東京都中央区京橋三丁目12-7 京橋山本ビル4F

活動完了報告

Tomoko Hojo in NY

アジアン・カルチュラル・カウンシル (ACC) の日米芸術交流プログラムは、1983年の設立以来、芸術の専門家であるアーティストや研究者に米国やアジア諸国への研修/調査を目的としたフェローシッププログラム、ならびに、米国とアジア域内における国際交流に資する芸術プロジェクトを通じた人物交流への支援を目的とした団体助成事業を続けております。

2019年度の事業においては、以下の方々への助成を決定し、2021年初頭の完了を目指してプログラムを実施していましたが、新型コロナの流行により、一部のグランティが渡航の延期や中断を余儀なくされました。2022年より渡航規制が徐々に解除されるにしたがい、プログラムも再開し、2023年6月末にようやく2019年度全プログラムが完了しました。

◆フェローシップ
北條 知子(ビジュアルアート/サウンドアート・日本)
ニューヨーク・フェローシップ 6ヶ月 35,000ドル
活動内容: フェミニズムと音楽(サウンド)の交点、また、オノ・ヨーコの活動に焦点を当てたサウンドアートと実験音楽のアーカイブリサーチ。
拠点: 米国・ニューヨーク
期間: 2022年1月~2022年6月

磯村 暖 (ビジュアルアート・日本)
ニューヨーク・フェローシップ 6ヶ月 35,000米ドル
活動内容: LGBTQや移民問題に焦点を当てたポリティカル&ソーシャルエンゲージドアートの潮流の調査。
拠点: 米国・ニューヨーク
期間: 2019年9月~2020年3月

河内 崇 (演劇制作・日本) 
個人フェローシップ 2ヶ月 19,000米ドル
活動内容: ニューヨークにて、演劇におけるテクニカル(技術)専門職の実践調査。
拠点: ニューヨーク
期間: 2019年12月~2020年2月
ACC/Saison Foundation Fellow*

嶋田 美子 (美術史・日本)
個人フェローシップ 1ヶ月 6,500 米ドル
活動内容: 1960〜70年代における香港のオルタナティブアート教育の調査。
拠点: 香港
期間: 2019年7月~2019年8月

杉原 信幸 (ビジュアルアート・日本)
個人フェローシップ 8ヶ月 18,000 米ドル
活動内容: 台湾における原住民文化の調査とアーティストや研究者との交流。
拠点: 台湾
期間: 2019年9月~2020年7月

マルガリータ・ブラッシュ Margarita Blush (米国・演劇、人形劇)
個人フェローシップ 2ヶ月 15,000 米ドル
活動内容: 日本における現代及び伝統双方における人形劇や文楽と、その実践を研究。
拠点: 日本
期間: 2019年7月~2019年9月
ACC/Saison Foundation Fellow*

カーステン・キャリー Kirsten Carey(米国・音楽)
個人フェローシップ 3ヶ月 22,717 米ドル
活動内容: ACCの日本グランティ(田中悠美子 2006、本條秀慈郎 2015)等との交流における三味線奏法の学習。
拠点: 日本
期間: 2022年8月~2022年12月

ジェイスン・ハワード J’Sun Howard(米国・ダンス)
個人フェローシップ 4ヶ月  27,500 米ドル
活動内容: 神戸のNPOダンスボックスでのレジデンスプログラム参加。日本伝統の舞台芸術を学ぶとともに神戸とシカゴのダンスの交流活動。
拠点: 日本
期間: 2020年2月~2020年3月、2023年5月~2023年8月
ACC/Saison Foundation Fellow*

フィオナ・テンプルトン Fiona Templeton(米国・演劇)
個人フェローシップ 3週間 3,000 米ドル
活動内容: 三味線奏者の田中悠美子(ACC2006)との共同制作のための調査。
*ACC2017年助成により2018年に行った東北地方におけるイタコ及び新作制作のための調査の継続。
拠点: 日本
期間: 2019年6月~2019年7月

◆団体助成
特定非営利法人ブリッジフォージアーツアンドエデュケーション(日本・演劇、ダンス)
2ヶ月 12,000 米ドル
支援内容: ジョグジャカルタ(インドネシア)において、カンボジア、インド、インドネシア、日本、マレーシア、タイのアーティストとともに、多文化ワークショップ開催
拠点: インドネシア
期間: 2019年7月~2019年8月

Lijiang Studio Foundation リージャン・スタジオ 麗江工作室(台湾・音楽)
2ヶ月  15,000 米ドル
支援内容: 中国雲南省のリージャン・スタジオと、北海道白老鳶生を拠点とするレジデンスプログラムの交流プログラムを支援。
拠点: 中国雲南省および北海道白老鳶生
期間: 2019年9月、2020年1月

日本グラントプログラム支給資金合計: 208,717 米ドル

*「ACC/Saison Foundation Fellow」は、公益財団法人セゾン文化財団による
助成金が充当される活動に授与しています。

Nobuyuki Sugihara in Taiwan
Dan Isomura in NY
Yoshiko Shimada in HK
Blush Margarita in Japan
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