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採択活動一覧

大津純子心のコンサート その31

活動情報

活動ファンド 助成認定制度
申請時期 2023年 第3回
活動地域 東京都
活動ジャンル 音楽
活動者名 大津純子室内楽実行委員会
活動名 大津純子心のコンサート その31
活動名(ふりがな) おおつじゅんこ こころのこんさーと そのさんじゅういち
実施時期 2023年 7月 15日 ~ 2023年 11月 15日
会場 実施場所:代官山ヒルサイドプラザ
所在地 :東京都渋谷区猿楽町29 ヒルサイドテラス内
寄付金額 / 目標金額

活動完了報告

「大津純子・心のコンサートシリーズ」は、音楽を通して”人々の心の交流”を図る目的で2005年に立ち上げられた<サロン形式>の有意義な文化的企画である。開始以来 年2回(春・秋)の恒例イベントとして多くの聴衆の方々に親しまれて来ている。(2019~2022年のコロナ禍間は開催を一時中止)

コロナ感染予防に関する規制は取り外されているがコロナ罹患は終焉したわけではない。当シリーズのようなサロン形式の “聴衆と演奏者間の親密さ” を身上とする演奏会では、安全な開催を実施するための気配りを軽んじてはならないと考えている。例えば、①状況に応じての入場者数のコントロール ②会場にアルコール消毒液を引き続き設置 ③長時間に亘る会場内滞在を避けるため、休憩をとらず演奏時間を多少縮小するなど、また、当シリーズ開始以来大好評で常設していた ④コンサート趣旨に沿ったテーマによる特別ゲストを迎えてのの対談 ⑤飲食を伴うお客様と出演者を交えた懇親会(レセプション)両件の再開については未だ慎重な検討を重ねているところである。

特別ゲストとの対談に代わるものとして今回より<音楽逍遥(音楽そぞろ歩き)>という新たなシリーズを立ち上げた。作曲家たちが作品へのインスピレーションを育み活動した都市を訪れ、その時代の社会的背景や動きなどを垣間見、名曲がどのように生まれたのかに触れながら演奏を楽しんで頂こうという企画である。

《音楽逍遥 その1》ウィーンを舞台に!〜 Musical Stroll in Vienna

開催日時:2023年10月22日(日曜日)15:30開演

入場者数:計 90(チケット代支払い 79名、招待客11名)

演奏:大津純子・ヴァイオリン Junko Ohtsu, violin 
鷲宮美幸・ピアノ Miyuki Washimiya, piano

<プログラム>

* A.ドヴォルザーク: 母の教え賜ひし歌(ジプシーの歌 )Op.55-4 (F.クライスラー編曲)
Antonin Dvorák (1841-1904): Songs My Mother Taught Me (Gipsy Song) Op.55-4

* J.ブラームス: 4つの歌 Op.70 より
Johannes Brahms(1833-97) : from “4 Gesänge” Op.70
       
・ひばりのさえずり (Lerchengesang)
・セレナーデ (Serenade)
  
* L.ヴァン ベートーヴェン: ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ニ長調 Op.12-1
Ludwig van Beethoven (1770-1827): Sonata No.1 D major Op.12-1

I. Allegro con brio (明るく華やぎに満ちて)
II. Tema con Variazioni – Andante con moto (テーマと4つの変奏曲)
III. Rondo – Allegro(ロンド – 快活に)

* R.シュトラウス: <即興曲 〜 アンダンテ・カンタービレ> Op.18 (ヴァイオリン・ソナタより第2楽章)
Richard Strauss (1864-1949): “Improvisation ~ Andante Cantabile” (Second movement from Violin Sonata Op.18)

* E.W.コルンゴルト: <マリエッタの歌> オペラ『死の都』Op.12より  
Erich Wolfgang Korngold (1897 -1957): <Marietta's Lied zur Laute> from the opera “Die tote Stadt” Op.12

* F.クライスラー小品集/Fritz Kreisler (1875-1962) Collections:
・愛の喜び (Liebesfreud)
・愛の悲しみ (Liebesleid)
・中国の太鼓(Tambourin Chinois)

* F.レハール: メリー・ウィドゥのワルツ 〜 “唇は黙っていてもヴァイオリンはささやく”
Franz Lehar (1870-1948): The Merry Widow’s Walz ~ “Lippen schweigen, `s flüstern Geigen

会場でのレセプション代替案として、終演後ご自宅でプライベートなミニレセプションを楽しんで頂けるよう、毎回レセプションへのご協力を頂いている小田原・鈴廣さんにお願いしてミニ蒲鉾セット『こ・こ・ろ』(というネーミングの商品)を特別価格で購入しお持ち帰り頂いた。商品のイメージが当コンサートのコンセプトと見事に重なることもあり、お客様にすこぶる好評である。

無事円滑なコンサート実施のための様々な取り組みに対し、お客様からの反応とご理解は素晴らしく、演奏会を成功裡に終える事ができたことを嬉しく思っている。

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