震災の数ヶ月前、東北でのある<むがさり>(=婚礼)のために演奏、編まれたオリジナルCD『むがさり唄』(齋藤徹、喜多直毅、さとうじゅんこ、詩:乾千恵 ほか)を新たに義援CDとして発行、半額を被災地での活動支援に充てることにしました。韓国・中国では、未婚のまま亡くなった娘さんの死後の結婚式があり、東北には、同じように無言の娘を結婚式の絵で供養する「ムガサリ絵馬」があります。無念の思いで婚礼を挙げることなく亡くなった花嫁、いのちを亡くされた多くの方々。また今も苦難の只中におられる本当に多くの皆さん。うたのように、闇夜にもきっと希望の星はまたたくことを信じ、ささやかな寄付を捧げます。