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採択活動一覧

SASHIYORI Art Revival Connection KUMAMOTO 平成29年熊本地震復興支援事業

活動情報

活動ファンド -芸術・文化による災害復興支援ファンド- GBFund 芸術・文化による災害復興支援ファンド
申請時期 第1回
活動地域 熊本県
活動ジャンル 演劇
活動者名 SASHIYORI Art Revival Connection KUMAMOTO
活動名 SASHIYORI Art Revival Connection KUMAMOTO 平成29年熊本地震復興支援事業
活動名(ふりがな) さりよりあーとりばいばるこねくしょんくまもとへいせいにじゅうきゅうねんくまもとじしんふっこうしえんじぎょう
実施時期 2017年 7月 16日 ~ 2018年 3月 31日
会場 実施場所:塚原仮設住宅(城南町)、舞原仮設住宅(城南町)、他
所在地 :熊本市南区城南町、上益城郡御船町、他

活動完了報告

【仮設団地での被災者の心身の解放のための事業・コミュニティ形成のための事業】
(実施回数)2017年4月1日〜2018年3月31日までに延べ14回実地
 ※GBFund対象期間実施回数は3回(7月28日、9月15日、9月22日)
 昨年から継続して訪問している塚原仮設住宅を中心に熊本市南区城南町の仮設住宅におうかがいし「えんげきのじかん」と題し、子どもたちとの演劇を使った表現遊び、ダンス、チャンバラ教室、バルーン作り、絵画教室等を実施してきました。塚原仮設では自治会、社会福祉協議会と協力しSARCKが絵画教室の延長でコーディネートした、子どもたちと住民の書家がペイントを施した安否確認のための黄旗が8月から団地全体に飾られています。また、大人向けに今の心身の状態がわかるアロマクラフトも実施しました。子どもたちに表現力と他者とのコミュニケーション力を身につけて欲しいと対話の時間も大切にしてきました。

【仮設団地でアートを届ける活動】
(実施回数)熊本市南区2回、阿蘇郡西原村2回
(内訳)
 ・月光亭落語会 10月8日(日) 塚原仮設団地(熊本市南区城南町)
 ・F’s Company 11月3日(金・祝) 舞原仮設団地(熊本市南区城南町)
 ・劇団 短距離男道ミサイル 11月17日(金)、11月19日(日) 西原村小森仮設団地(阿蘇 郡西原村)
 長い避難生活を余儀なくされ、また生活再建の見通しも立たない等、抑うつ状態にある人も出てきている仮設団地に笑顔と元気を届けたいと、SARCK主催「カシューナッツ 12帖演劇祭」で熊本に招いた劇団等の公演を仮設団地でも実施しました。落語会では子ども達が出囃子演奏に加わわり面白かったとその感動を表現する為に座布団を投げたり、劇団短距離男道ミサイルのヒーローショーと体操の時間では目一杯いきいきと身体を動かす子ども達の姿を見ることができました。また大人の方々も集中して落語、演劇を楽しまれた様子で、終演後は和やかに演者と語り再会を約束されていました。

【東日本大震災被災地支援団体との情報交換、研修】
2011年から東北でアートによる被災地支援を行なっているARCTのアウトリーチチームが3月26日〜28日に来熊。仮設団地の状況視察、中間支援組織のヒアリング、SARCKとACRTの情報交換と今後の連携に関する打ち合わせを行ないました。

【益城子ども劇団「ましきっずプレイヤーず」公演への講師派遣】
3月11日に行われた益城子ども劇団「ましきっずプレイヤーず」公演に講師を派遣した。
同活動は長期寄り添いを目的とした活動で、2017年2月から月2回のペースでコンスタントに練習を重ね、本番前は集中的に練習し旗揚げ公演を実施した。多くの来場者から子ども達から元気をもらったとの感想をいただいた。メンバーの保護者からは震災直後はショックから高笑いが止まらなかったり、その後も夜1人になることを怖がっていたが、ましきっずの活動をとおして子どもたちに震災以前の笑顔が戻ってきたとの声が複数聞かれた。

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