活動ファンド | -芸術・文化による災害復興支援ファンド- GBFund 芸術・文化による災害復興支援ファンド |
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申請時期 | 第1回 |
活動地域 | 宮城県 |
活動ジャンル | 舞踊 |
活動者名 | NPO法人 アートワークショップすんぷちょ |
活動名 | 障害のある人を含む多世代・多文化な東北の市民と共に作る舞台創作活動 |
活動名(ふりがな) | しょうがいのあるひとをふくむたせだいたぶんかなとうほくのしみんとともにつくるぶたいそうさくかつどう |
実施時期 | 2017年 7月 16日 ~ 2017年 9月 30日 |
会場 |
実施場所:宮城野区文化センターパトナシアター 所在地 :仙台市宮城野区五輪2-12-70 |
稽古(ワークショップ)期間2017年7月~9月 開催数30回)
本番期間 2017年9月23日(土)~24日(日)4ステージ
動員合計229人(内訳 一般144人 25歳以下5人 障害者39人、5才以下24人、ガイドヘルパー2人、ご招待15人)
出演者数 30人(内訳 一般20人 障害者10人/大人19人 子ども11人)
出演者に関して
宮城県障害者福祉センターを利用する障害者や、当団体の会員などを中心に声をかけ、2歳~60歳まで幅広い年齢の出演者が集まった。障害の種類は知的障害、精神障害などで、肢体不自由の方は稽古までの移動が困難で今回は参加とならなかった。移動支援についても考えるきっかけとなった。また舞台に出演したことで、施設以外の場所での人との繋がりができ世界が広がったという声も聞かれた。
本番に関して
普段劇場で演劇を観ることに慣れていない低年齢の子どもや障害者、一般の方々が、日常の世界から非日常へゆるやかに移行できるかけはしとして、ロビーにてマルシェを開催した。作品世界に通じる美術と、食べ物や雑貨、野菜の販売などを実施し、お祭りに来たような感覚でリラックスして座席まで進める効果を期待した。アンケートなどからもマルシェの開催について好評だった。
観客に関して
出演者の口コミによる集客が多く、観客席にも多くの障害者や子どもの姿が観られた。車椅子や医療用バギーでの来場や、自閉症の子どもの来場も観られた。、自閉症の子どもの不安を解消するために事前に観劇の内容が分かる「じゅんびぶっく」を公開したことで、はじめて劇場で観劇できたという声も聞かれた。
おおきな群れのその中には、ちいさな孤独がたくさんあります。
子どもたちも大人たちも年齢や障害の有無に関わらず個性豊かな孤独が集まって、おおきな
群れ[Manada]がうごきだす。子どもの瞬発力や多様な人々からの発想力、そして観客の想像力が最後のピースになってはじめて世界が立ち現れます。あたりまえなんてない。目撃するまで何が起きるかわからない!みなさまとともに創るダンスファンタジーの世界へお連れします。
2014年法人化後以来4作品目となるこの公演は年齢や障害の有無問わず、多様な人とダンスの舞台公演です。舞台芸術を通して多様な人と繋ぎ合わせ、日常の生活でも、災害が起きたときにも、人々が孤立しない社会を目指して活動しています。