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採択活動一覧

日本フルートコンヴェンション福岡2019

世界で話題の「ベルリンの14人のフルーティストたち」、アメリカの「ローナ・マギー」、イタリアの「パオロ・タバリオーネ」、ジャズの「アリ・ライアソン」、「ワールドスーパーアンサンブル」、日本からは油の乗った「清水信貴」、ランパルの域を超えた「工藤重典」高関健指揮する九州交響楽団」。国内、国外からフルートの名手が総出演。アクロス福岡という日本最高の音楽施設の全巻を、世界の音が響き渡ります。一度、アクルス福岡に足を踏み入れると、どこに行ってもフルートから逃れることはできません。8月23日、24日、25日は福岡で、心ゆくまで音楽をお楽しみ下さい。

活動情報

活動ファンド 助成認定制度
申請時期 2018年 第2回
活動地域 福岡県
活動ジャンル 音楽
活動者名 日本フルートコンヴェンション福岡2019実行委員会
活動名 日本フルートコンヴェンション福岡2019
活動名(ふりがな) にほんふるーとこんゔぇんしょんふくおかにせんじゅうきゅうじっこういいんかい
実施時期 2019年 7月 1日 ~ 2019年 11月 30日
会場 実施場所:アクロス福岡
所在地 :福岡市中央区天神1-1-1
寄付金額 / 目標金額
700,000 / 5,000,000

活動完了報告

フルートを通じて世界と福岡を結ぶという目的で開催された「第19回日本フルートコンヴェンション福岡2019」は、台風一過の8月21日から25日の5日間、この季節には珍しい涼しい気象条件にも恵まれて、全日程参加者数千人超、催事ごとの延べ入場者数を合計すると1万人を超える参加者を集めて開催された。
まず、オープニングに先駆けて開催されたコンクールは、海外からの参加者も含めて3部門約200名の受験者があり、国内トップのレベルのコンクールとして成果をあげた。
オープニングとファイナルのセレモニーは、地元170名のフルートオーケストラと世界一流のプロのプレイヤーによる音楽に満ちた華やかなものとなった。
コンサートは、14のソロリサイタル、10の室内楽演奏会、このコンヴェンションの核となる「ベルリンの14人のフルーティストたち」によるメインコンサート、本場アメリカから参加したアリ・ライアソン率いるジャズオーケストラ、やはり世界トップレベルのソリストと九州交響楽団によるフルート協奏曲の演奏会と合計27タイトルの演奏会が開催された。特筆すべきは、福岡古楽音楽祭でもおなじみの前田りり子の「テレマン・ファンタジー全曲演奏会」と日本現代音楽のリーダー・野口龍プロデュースの「コンテンポラリーミュージックコンサート」は、フルートコンヴェンションでしか実現しない、学術的にも意味のあるプログラムであった。
7つのマスタークラスと5つのワークショップ、地元を対象にした「小中高生のフルート塾」は本場の音楽を体感する貴重な機会となった。
全国20団体が出演しプロとアマチュアが同じステージに上がった「全国のフルートオーケストラ演奏会」、コンヴェンションでは初めての試みの「アンサンブルコンテスト」、こちらもプロ・アマチュア混和の「街角ライブ」とまさに国境も音楽のジャンルも超えた交流の場となった。
このほか、音楽学会クラスの講演会・レクチャーも4タイトルがプレゼンテーションされた。
多くの催事会場は、満席に近い入場者を記録し、海外からも150名以上の参加者数を記録した。

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