世界の若手音楽家の育成と国際交流をテーマに、1992年、日本とチェコによる国際文化交流活動としてスタートしました。将来を嘱望される若手音楽家を音楽の都、プラハに招待し、モーツアルト、リスト、マーラー、スメタナ、ドヴォルジャークなどの大音楽家達が活躍したコンサートホール、宮殿、教会で音楽愛好家の聴衆を前に演奏し、クラシック音楽の原点を肌で感じ、演奏家としてなにより大切な音楽体験を積んで戴こうというものである。また、志を同じくする各国の若者同士が知り合い、友情を育む機会を用意しようという趣旨の音楽祭である。
また日本・チェコを結ぶ民間、最大のメセナ活動として高い評価を受け、チェコ上院のパトロネージを受け、日本大使館、ドヴォジャーク財団、コロブラテック財団などから後援をいただいている。マルティン・クーベリック様（指揮者ラファエル・クーベリックのご子息）、ペーター・ドヴォジャーク様（作曲家アントニン・ドヴォジャークの曽孫子）には名誉会員としてご参加いただいている。