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採択活動一覧

あいちトリエンナーレ2019

活動情報

活動ファンド SOMPOアート・ファンド
申請時期 第4回
活動地域 愛知県
活動ジャンル 美術、音楽、演劇、その他
活動者名 あいちトリエンナーレ実行委員会
活動名 あいちトリエンナーレ2019
活動名(ふりがな) あいちとりえんなーれにせんじゅうきゅう
実施時期 2019年 4月 1日 ~ 2020年 7月 31日
会場 実施場所:愛知芸術文化センター、名古屋市美術館、四間道・円頓寺地区(名古屋市)、豊田市(豊田市美術館及びまなか)
所在地 :名古屋市、豊田市

活動完了報告

<名称>
あいちトリエンナーレ2019/Aichi Triennale 2019
<テーマ>
情の時代 Taming Y/Our Passion
<芸術監督>
津田 大介(ジャーナリスト/メディア・アクティビスト)
<会期>
2019年8月1日(木)から10月14日(月・祝)まで[75日間]
<主催>
あいちトリエンナーレ実行委員会



(1)活動概況
第4回目を迎えた、国内最大規模の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」では「情の時代」をテーマに、国際現代美術展を中心に、映像プログラムやパフォーミングアーツに加え、初めての取組となる音楽プログラムなどの舞台芸術等を展開し、様々な表現を横断する最先端の芸術作品を紹介するとともに、来場者の相互的な学びの場を目指すラーニングプログラムを展開しました。また、複数の参加アーティストによる本展とは別の作品をパッケージにし、愛知県内4市町(設楽町、津島市、小牧市、東海市)の文化施設等で巡回展示とワークショップを実施する「モバイル・トリエンナーレ」を開催し、地域住民が芸術作品を身近に感じる機会を提供しました。
今回の開催地は、愛知芸術文化センター、名古屋市美術館のほか、名古屋駅にも近く下町情緒の残る西区の四間道・円頓寺会場と、同時期にラグビーワールドカップが開催された豊田市(豊田市美術館及び豊田市内のまちなか)を新たな会場として展開しました。

(2)達成できたこと
・国内外から過去最高となる67万人を超える多くの皆様に来場いただき、アンケート結果では来場者の72.4%が「大変良かった」または「良かった」と回答。
・ラーニングプログラムや複数の地域での展開による、文化芸術の日常生活への浸透や、地域の魅力向上。

(3)現状の課題
・愛知県にはまだ十分に、そのポテンシャルが発揮されていない独自の歴史的・文化的な特色が数多くあるため、これらを発掘し県内外へ強く発信していくこと。

(4)今後の改善点
・2022年度に開催を目指す「新・国際芸術祭(仮称)」において、まちなかや県内各地での広域展開により県内各地のポテンシャルを引き出し可視化することで、地域の魅力の向上に寄与すること。

(5)自己評価(地域活性化につながった点や活動実施による経済波及効果の算出などを定量または定性により活動における成果について自己評価をしてください)
・第4回の来場者数は過去最高の約67万人(75日間、1日当たり約9,000人)を超えるものとなった。
・今回新たに会場となった「四間道・円頓寺会場」や「豊田市駅周辺会場」のまちなかにも、国内外から多くの来場者が訪れ、周辺店舗の売上げに貢献するなど、地域振興や経済波及効果の面においても成果があった。
・今回は、ジャーナリズムを意識した作家、作品選定を行った結果、世界に視野を広げた社会性のある作品を選定、紹介できた。
・舞台芸術部門では、これまでのオペラ、ダンスから、新たに音楽プログラム、演劇に取り組み、VRを使った公演など、先鋭的な作品を展開し、高い評価を得た。
・今回は、国内外の芸術祭に先駆け、参加作家のジェンダー平等を目指し、美術業界での新たな取り組みとして評価を得た。

(6)SOMPOアート・ファンドの助成を受けたことによるメリット
・名古屋支店による広報活動、連携事業等への協力が得られたこと。
・ネットワークミーティング等により、他のアート団体とのつながりや情報交換ができたこと。

(7)活動実施における協力機関や他の協働団体の関与について団体名およびその内容
<共催>愛知県芸術劇場、公益財団法人名古屋市文化振興事業団[名古屋市芸術創造センター]、公益財団法人豊田市文化振興財団
<相互連携>愛知県立芸術大学、名古屋芸術大学、名古屋造形大学、瀬戸内国際芸術祭 2019、Reborn-Art Festival 2019、森、道、市場 2019、中津川 THE SOLAR BUDOKAN 2019
<助成>損保ジャパン日本興亜「SOMPOアート・ファンド」(企業メセナ協議会2021Arts Fund)、一般財団法人地域創造、公益財団法人野村財団、スペイン大使館、㈶東海テレビ国際基金、公益財団法人朝日新聞文化財団

(8)集客人数
675,939人

(9)媒体への露出(記事タイトル/媒体名/掲載年月日)
《テレビ》「『あいちトリエンナーレ2019』見どころ」NHK・さらさらサラダ(2019/7/30)
「『あいちトリエンナーレ2019』開幕直前特集」東海テレビ・ニュースOne(2019/7/30)
「アートシーン」NHK・日曜美術館(2019/9/22)
《新聞》「夏彩る力作の芸術、トリエンナーレ名古屋、豊田で開幕」読売新聞(2019/8/2)
「芸術祭 作る・伝える・参加する あいちトリエンナーレで企画様々(ラーニングプログラム紹介)」朝日新聞(2019/8/7)
「『人間と家畜」演劇で問う」毎日新聞(2019/9/6)
「『ガラスの天井』美術界も破ろう 作家や教員の男女比『半々に』」日本経済新聞(2019/9/30)
「サカナクション 実験的公演 暗闇で『能動的な耳』体験」中日新聞(2019/10/26)
《WEB》「「あいちトリエンナーレ」にサカナクション、“暗闇”テーマの実験的パフォーマンス」音楽ナタリー(2019/03/27)
「「あいちトリエンナーレ2019」特集 酒井一圭(純烈)×江川ゲンタインタビュー」音楽ナタリー(2019/5/17)
「愛知・円頓寺商店街で日替わりフリーライブ、曽我部恵一やoutside yoshinoら出演」音楽ナタリー(2019/7/18)
「ミロ・ラウがベルギーの子供たちと、実際の事件を“再構成”」ステージナタリー(2019/7/20)
「西部劇のパロディを“仰々しく”展開、アメリカのユニットが「幸福の追求」」ステージナタリー(2019/7/20)
「ホドロフスキー最新作、空族『典座』など15作品 あいちトリエンナーレ映像プログラム」映画.com(2019/07/31)
「『あいトリ』イベントにカーネーション、かまってちゃん、和田彩花、ブクガら出演」音楽ナタリー(2019/8/1)
「『あいトリ』日替りライブに堀込泰行、眉村ちあき、柴田聡子、七尾旅人ら」CINRA.NET(2019/8/13)
「ゴッホ展からあいトリまで、3連休に見たい3つの展覧会」美術手帖(2019/10/12)
「artscapeレビュー あいちトリエンナーレ2019 情の時代|劇団アルテミス+ヘット・ザウデライク・トネール『ものがたりのものがたり』」artscape(2019/11/15)
《雑誌》「あいちトリエンナーレ2019も開催!愛知の街×アートがアツい理由って?」OZ magazine(2019/7/12)
「2019年夏。美術ファン必見、3つの芸術祭」美術屋・百兵衛(2019/7/14)
REVIEW みる よむ きく「京都造形大学学内誌 瓜生通信」(2019/10)
「論考 難民と芸術~境界をめぐるレッスン」美術手帖(2019/11/1)

ほか、あいちトリエンナーレとして新聞、テレビ、雑誌、WEB等に多数掲載、放送あり

(10)活動記録写真
①あいちトリエンナーレ2019の展示風景
ウーゴ・ロンディノーネ《孤独のボキャブラリ−》2016 
Photo: Tetsuo Ito

②あいちトリエンナーレ2019の展示風景
高嶺 格《反歌:見上げたる 空を悲しもその色に 染まり果てにき 我ならぬまで》2019
Photo: Takeshi Hirabayashi

③あいちトリエンナーレ2019音楽プログラム
サカナクション『暗闇 -KURAYAMI-』
Photo: 後藤武浩、髙木美佑

④あいちトリエンナーレ2019パフォーミングアーツ
サエボーグ『House of L』
Photo:Masahiro Hasunuma

⑤あいちトリエンナーレ2019ラーニング
「アート・プレイグラウンド あそぶ PLAY」
Photo: Yasuko Okamura
©︎あいちトリエンナーレ実行委員会

(11)その他:別途資料(別途郵送)
・あいちトリエンナーレ2019開催報告書
・新聞掲載記事の一部

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