活動ファンド | 社会創造アーツファンド Arts Fund |
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申請時期 | 2019年 第1回 |
活動地域 | 神奈川県 |
活動ジャンル | 芸能 |
活動者名 | 相模人形芝居下中座 |
活動名 | 新作人形浄瑠璃「曽我物語」の上演 |
活動名(ふりがな) | しんさくにんぎょうじょうるりそがものがたりのじょうえん |
実施時期 | 2019年 4月 1日 ~ 2022年 5月 31日 |
会場 |
実施場所:小田原市梅の里センター又は小田原市 宗我神社 神楽殿(予定) 所在地 :小田原市曽我別所807-17又は小田原市曽我谷津386(予定) |
実施日:2022年5月21日(土)
実施場所:小田原市 宗我神社 神楽殿
出演:相模人形芝居下中座座員30名
(CDによる上演、義太夫:竹本織太夫、三味線:野澤勝平)
観客数:約100名
新型コロナウィルス感染症の影響を受け、当初の予定2020年5月16日、一度目の延期2021年5月15日と二度に渡る延期を重ねましたが、念願の新作人形浄瑠璃「曽我物語」の初演を迎えることができました(第63回曽我の傘焼祭り参加公演)。
(あらすじ)
十郎が追手に追われながらも箱王(五郎)と対面し、箱王に仇討ちへの参加を促しますが、箱王は僧になるという母との約束を思いためらいます。そこへ大天狗が現れ、神通力で箱王の本心を言い当てます。意を決した二人は、小天狗たちに導かれ、仇討ちへと旅立ちます。
当日は心配される空模様でしたが、上演中は雨も降らず、好評のうちに幕を閉じました。規模は予定よりかなり縮小になり、義太夫や三味線もCDによる公演になりましたが、曽我兄弟の仇討ちのごとく本懐を遂げることができましたこと、厚く御礼申し上げます。
今後も再演を果たしてまいりたいと思いますので、下中座を御贔屓の程よろしくお願いいたします。
相模人形芝居下中座は、江戸時代中期から小田原市小竹地区に伝わる三人遣いの人形座です。昭和55年に国指定重要無形民俗文化財の指定を受けています。
下中座では、東京オリンピックのある2020年に、地元小田原が舞台の日本三大仇討で有名な「曽我物語」を、新作の人形浄瑠璃として、「曽我の傘焼祭り」で上演しようと計画しています。はるか昔にこの地で懸命に生きた若き兄弟の事績を伝え、今を生きる小田原の市民へ、地域に伝わる文化、歴史の価値や意義を改めて再認識してもらい、歴史や文化の魅力にあふれる小田原を全国に発信したいと考えています。上演には、人形の製作費や浄瑠璃作成費等が必要ですが、自治体等の補助を考慮しても、かなりの額を自己資金として調達する必要があります。その調達方法として、企業メセナ協議会の「2021 Arts Fund」を活用して、企業や個人の皆様からの寄付を募らせていただくこととしました。何卒、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。