「映像塾」について
　シナリオ講座は、令和元年８月に無料体験講座を１回、9月～10月の期間で全７回開催され、20名の受講があった。
映画制作ワークショップでは、映像メディアを用いた自己表現や課題解決に取り組むことができる人材を育成することを目的として、全４回実施し20名の受講があった。
　シナリオコンクールは、香川県に居住歴がある者を対象に、実際の映画化を前提としたシナリオを募集し、33作品の応募があった。対象受賞作については、映画制作と上映の機会を提供予定である。

上映会「さぬき映画祭2020」について
　令和２年２月８日（土）～９日（日）の２日間、県内４会場にて開催。５５名のゲストをお迎えし、話題の作品や香川ゆかりの作品など、４８本（うち、「さぬきストーリー・プロジェクト」２９本）を上映した。来場者数は3,796人となった。

　今年は、映画祭と共に成長し、香川の映画・映像文化の担い手として活躍している監督作品の上映や、香川でロケが行われた作品の上映など、とことん「さぬき」にこだわったラインナップで実施し、県民との交流の場を提供した。

　最新の話題作から過去の名作まで、様々なジャンルの映画を、俳優や映画監督によるトークイベントとともに上映したほか、ワークショップ等を実施した。

　また、作品出品や投票などで、県民が気軽に参加できるプログラムである「さぬきストーリー・プロジェクト『ショートムービー』コンペティション」をもうけ、上映会場はもちろんのこと、出品者によるＳＮＳ等での投稿も活発に行われ、事業全体の盛り上がりが実感できた。会場では出品者同士やゲストがそれぞれの作品について意見を交わす創発の場となった。