活動ファンド | 助成認定制度 |
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申請時期 | 2019年 第3回 |
活動地域 | 東京都 |
活動ジャンル | 音楽 |
活動者名 | 中野区民合唱団 |
活動名 | 中野区民合唱団第26回定期演奏会 |
活動名(ふりがな) | なかのくみんがっしょうだんだいにじゅうろくかいていきえんそうかい |
実施時期 | 2019年 11月 1日 ~ 2021年 10月 31日 |
会場 |
実施場所:なかのZERO大ホール 所在地 :東京都中野区中野2-9-7 |
2020年3月22日開催を目指し中野区から後援名義の使用承認を頂き演奏会告知チラシを作成し、2019年12月7日に前売りチケットの販売を開始しました。練習、諸準備は順調に進み、開催の1か月前に迫った2月22日に行ったマエストロレッスンでは仕上がりに近い状況になっていました。しかし、2019年末に中国武漢で発生したCOVID-19による感染症はわが国でも蔓延し、2月には政府は感染防止策を取るようにと警告を出し、自治体はコンサートホール等の施設の使用を厳しく制限するようになりました。やむなく当団は演奏会開催を中止し、9月8日に延期することにしました。
しかし、流行は治まらず合唱練習に貸してくれる会場は無く練習を休みにする状態が続きました。7月になりZOOMを使ったリモート練習を始めましたが8月になっても全員練習ができる見通しが立たないことから9月開催を中止、10か月後の2021年7月20日に再度延期することにしました。
COVID-19の流行は一向に治まらず当団はリモート練習を続けました。やむなく退団する団員も出ましたが、互いに知恵を出し合い不便を乗り越えて参りました。2021年4月から感染防止対策を万全にしてマスク着用でZOOMを併用しながら会場での練習を再開しました。本番は出演者間の距離を確保できるようにオーケストラピットをステージの高さまで迫り上げスペースを広げ、お客様には市松模様で着席してもらうようにしました。ご来場からお帰り迄万全の感染防止対策を講じました。
厳しい状況の中、平日の夜にもかかわらず248人の熱心なお客様がお出で下さいました。何としてもやり遂げるという熱い気持ちとやっと開催に漕ぎつけたという喜びもあり、指揮者、ソリスト、オーケストラの厚いご協力を得て、力を出し切った演奏会を開催できました。お客様からは熱い声援と感動の声を寄せられました。
二度にわたる延期による無駄になった経費の発生、参加団員の減少、客席制限による入場者数の減少により収支は大幅な赤字となり、弊団の積立金はほとんど底をつく状態になりました。
公演の概要は次の通りでした。
日時 2021年7月20日(火)19:00開演21:00終演
会場 東京都中野区 なかのZERO大ホール
出演者 指揮 藤牧正充*
ソリスト ソプラノ鈴木玲奈
管弦楽 ウッドランドノーツ
合唱 中野区民合唱団
演奏曲 ジョン・ラター作曲 レクイエム Requiem
ボブ・チルコット作曲 リトルジャズミサ A Little Jazz Mass
付記*予定してい指揮者井﨑正浩氏が本番直前に新型コロナの陽性が判明、出演を辞退されたので、下棒として合唱を指導してきた藤牧正充氏に急遽お願いした。藤牧氏はオーケストラからの信望も厚く最適の方と考えた。