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採択活動一覧

飛生芸術祭2020「僕らは同じ夢をみる」

活動情報

活動ファンド SOMPOアート・ファンド
申請時期 第5回
活動地域 北海道
活動ジャンル 美術、舞踊、音楽、演劇
団体名 飛生アートコミュニティー
活動名 飛生芸術祭2020「僕らは同じ夢をみる」
活動名(ふりがな) とびうげいじゅつさいぼくらはおなじゆめをみる
実施時期 2020年 9月 5日 ~ 2020年 9月 22日
会場 実施場所:飛生アートコミュニティー、キャメルNo.1、グランマ、しらおい創造空間 蔵、空きテナント(創作一心 跡地)
所在地 :北海道白老町竹浦520、北海道白老町本町3丁目1-7、北海道白老町本町3丁目1-7、北海道白老町本町1丁目7-5、北海道白老郡白老町本町1丁目1-1、北海道白老郡白老町大町3丁目4-11

活動完了報告

1. 活動概況
飛生芸術祭2020 来場者合計1,641人
●内訳
飛生の森の展覧会 950名
オルガンワークス公演「街の朝」 定員20名×2公演=40名
牛をめぐる冒険 定員7名×3回=21名
シㇽキオ・プロジェクト展覧会「HOPE」 315名
シヌイェ アイヌ女性の入墨を巡る写真展 315名
●オンラインコンテンツ
白老夜話-The Shiraoian Nights- PV数 1,011
We are All Stars! PV数 717

2. 現状の課題
飛生芸術祭は11年目を迎え、これまでに「運営スタッフの不足」「インフラなどの環境整備」「地域との連携不足」「若い世代の参加」などの課題を改善してきました。そのうえで現状の課題として考えられるのは、地域との連携をさらに深めていくことなのではないかと考える。相互理解が深まってきた今だからこそできる連携というのはありえるはずで、アートで町全体により一層の活気を生んでいきたい。

3. 今後の改善点
これまではアーティストが地域に参加する「住民に参加型」の企画が多かったが、アートや活動への理解が広がったことによりいよいよ「住民参加型」のコンテンツを作っていきたいと考える。具体的には「住民オペラ」と呼んでいるが、各住民の特技を生かしたコンテンツを作っていきたいと考えている。

4. 自己評価
経済波及効果は今年に限ってはアンケートなどを実施していないので計測できていないが、白老町の宿や飲食店からは芸術祭期間中だけは例年通りに忙しくなってありがたかったという言葉を多くいただいている。
定員を設けたり、人数制限や車両制限を厳しく行ったりしたが、それにも関わらず1,600名もの来場者があったことは素晴らしいことだと考えている。また、それだけの方にご来場いただいたにも関わらず、感染者が発生していないことも安心した。

5. SOMPOアート・ファンドの助成を受けたことによるメリット
当芸術祭の中では唯一の収益事業である「TOBIU CAMP」を開催中止にしたため、助成を活用させていただけなければ芸術祭は開催できなかった。2020年や2018年のように、非常時や災害時にも対応してご支援いただけることは本当にありがたく、大変感謝している。

6. 活動実施における協力機関や他の協働団体の関与について団体名およびその内容
・NPO法人わらび:活動への人的支援、機材の貸し出しなど。
・ウイマム文化芸術プロジェクト:同時期に展示などを開催することで、相乗効果を生んでいる。広報協力なども行う。
・苫小牧民報:何度も取材にきてくれて、ほぼ全ての演目に足を運んでいただいた。
・CONTE-SAPPORO Dance Center:リハーサルスタジオの無償提供など。

7. 媒体への露出(記事タイトル/媒体名/掲載年月日)
・「アートで交流 文化発信 7~13日飛生芸術祭2020」苫小牧民報 2020年9月1日
・「飛生芸術祭2020「僕らは同じ夢をみる−」」美術手帖WEB 2020年9月3日
・「北海道の旧校舎で開催「飛生芸術祭」に羊屋白玉、OrganWorksが参加」ステージナタリー 2020年9月3日
・「朗読音楽劇 初の配信も」北海道新聞朝刊 2020年9月4日
・「企画多彩「飛生芸術祭」 7日から13日まで」室蘭民報 2020年9月5日
・「目を引く 牛の巨大木版画」北海道新聞朝刊 2020年9月8日
・「飛生芸術祭2020開幕 森が一つの作品に」苫小牧民報 2020年9月8日
・「北海道・⽩⽼町の森と旧校舎を舞台にした「⾶⽣芸術祭」に34組のアーティストが参加」IMA ONLINE 2020年9月8日
・ニュース番組「みんテレ」北海道文化放送UHB 2020年9月10日
・「飛生芸術祭 町内で 多彩なイベント」苫小牧民報 2020年9月10日
・「夜の街 朗読劇を生配信」苫小牧民報 2020年9月14日
・「子どもからお年寄りの話を聞いてダンス創作 「オルガンワークス」が公演」室蘭民報 2020年9月14日

8. 新型コロナウイルスによる影響と対応、今後の課題
本年は新型コロナウイルスの影響があり、これまでで一番準備が難しい会となった。アーティストが町内に滞在し、リサーチを繰り返しながら創作を行う企画が多いため、取材ができないこと(人と会えないこと)でギリギリまで作品内容を固めることができなかった。
会場に関しても当初予定していた会場が使用できなくなったり、オンラインでの実施を余儀なくされたりしたが、運営側・アーティスト・地域住民・会場側が創意工夫を重ねて実現までこぎつけることができたのは大きな収穫であった。町内で展開された「街の朝」は定員を3分の1まで減少し、客席を1m間隔で配置。羊をめぐる冒険は定員7名という、ある意味ではとても贅沢な上演となった。
主催側にとっては困難の連続であり、来場者にとってもリスクが生じる芸術祭となったが、では中止にすれば良かったかというとそんなことはなく、数値では測れない効果を随所で感じることができた。2018年の北海道の台風・地震・ブラックアウトの時もそうであったが、困難な時期だからこそ心に余裕をもつことが大切であり、アートによって地域住民や来場者がひとときの安らぎを得ることができたことは、とても大切なことであったと今は思える。

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