活動ファンド | 社会創造アーツファンド Arts Fund |
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申請時期 | 2020年 第4回 |
活動地域 | 香川県 |
活動ジャンル | 美術 |
活動者名 | 瀬戸内国際芸術祭実行委員会 |
活動名 | 瀬戸内国際芸術祭2022 |
活動名(ふりがな) | せとうちこくさいげいじゅつさいにせんにじゅうに |
実施時期 | 2021年 4月 1日 ~ 2023年 7月 31日 |
会場 |
実施場所:直島、豊島、女木島、男木島、小豆島、大島、犬島、沙弥島(春会期)、本島(秋会期)、高見島(秋会期)、粟島(秋会期)、伊吹島(秋会期)、高松港・宇野港周辺 所在地 :香川県/直島町、土庄町、高松市、小豆島町、坂出市、丸亀市、多度津町、三豊市、観音寺市 岡山県/岡山市、玉野市 |
寄付金額 / 目標金額 |
121,786,674円 /
134,180,000円
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瀬戸内国際芸術祭2022は、「海の復権」をテーマに、瀬戸内海の12の島々と2つの港周辺を舞台に、春(4月14日~5月18日)、夏(8月5日~9月4日)、秋(9月29日~11月6日)の3会期、計105日間開催した。
今回の芸術祭は、コロナ禍での開催となったが、世界33の国と地域から188組のアーティストが参加し、213点の作品展示と19イベントを行った。重点的な取り組みとして、「瀬戸内の里海・里山の隠れた資源の発掘と発信」という観点から、小豆島の寒霞渓や屋形崎、与島、多度津町本通、屋島など、様々なエリアで地域の自然や歴史、文化等に着目した作品やイベントを展開した。また、「国内・世界とのつながりの継続、より質の高い交流への転換」という観点からアジアなど世界からアーティスト等が参加し「瀬戸内アジアーフォーラム」を開催し、「瀬戸内の農水産物を活用した「食」の充実・強化」という観点から、地元の食材を利用した弁当を販売するなどした。「持続可能な社会の実現」という観点からは、環境に配慮した素材を使った公式グッズを販売するなど行った。
総来場者数については、3会期あわせて約72万人であった。瀬戸内国際芸術祭2019との比較では、コロナ禍で海外からの来場者が大幅に減少したこともあり、約61%に留まったが、大勢の方々に瀬戸内の魅力を堪能していただくことができた。
芸術祭を支えるボランティアサポーター「こえび隊」には、引き続き多くの人が作品制作の補助や作品受付などに参加した。また、「企業・団体ボランティアサポーター」としても、県内外から大勢の方々が参加し、地域住民や来場者との交流を行った。
会場の島々では、アーティストとの協働による作品の制作や受付、地域の特色を活かした食の提供、港での島を挙げてのあたたかい出迎え、見送りなどに地域の方々が大勢参加し、一緒になって芸術祭を盛り上げていただくなど、地域の活性化や再生に繋がる取組みが行われた。