活動ファンド | 助成認定制度 |
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申請時期 | 2021年 第1回 |
活動地域 | 広島県 |
活動ジャンル | 芸能、音楽 |
活動者名 | ヒロシマ・ミュージック・プロジェクト |
活動名 | 第10回東アジア音楽祭2021inヒロシマ<ヒロシマからのメッセージ”日韓台中の友好と創造の祭典”> |
活動名(ふりがな) | だいじゅっかいひがしあじあおんがくさいにせんにじゅういちいんひろしま<ひろしまからのめっせーじ”にっかんたいちゅうのゆうこうとそうぞうのさいてん”>” |
実施時期 | 2020年 1月 8日 ~ 2021年 12月 20日 |
会場 |
実施場所:JMSアステールプラザ・オーケストラ等練習場 所在地 :広島市中区加古町4-17 |
①2021年10/30(土)
■[特別企画]トークセッション 13:30-15:00 友田典弘×伴谷晃二(エリザベト音楽大学名誉教授)<ヒロシマの語り部:原爆と朝鮮戦争を生き延びた原爆孤児“友田典弘の足跡”に続いて、伴谷晃二作曲「ヒロシマの詩Ⅶ、ヴァイオリンとピアノと明珍火箸風鈴のために」(2019)を演奏。
■[特別企画]レクチャー&映像/公演 15:15-19:30 1<レクチャー>東アジアの潮流―比婆荒神神楽と韓国伝統歌舞楽―松尾恒一(国立歴史民俗博物館教授)に続いて、鎮魂と再生および東アジアの潮流として、“白い布に託した祈りの儀式である<韓国伝統歌舞楽公演「クッGud」> テハンサラムDaehanSaram*映像公演 「解~祈り、ほどく~」<比婆荒神神楽「儀式舞」> 比婆荒神神楽社+子ども神楽塾公演 「七座神事」「荒神納めの舞」を紹介。
②2021年10/31(日)
■レクチャー&コンサートⅠ 13:30-14:00 片桐 功(エリザベト音楽大学名誉教授)韓国の伝統音楽と伝統楽器について紹介。<韓国の伝統音楽展>では、新型コロナ感染症で招聘者の来日が困難になったため、若手の在日韓国人4人による韓国伝統音楽の賛助出演を披露。
[賛助出演公演]「カヤグム散調(さんじょ)」「テグム散調」「へグム散調」「民謡連曲」(アリラン他)14:15-14:45カヤグム 金オル テグム 李在洙 へグム 申閨善 ピリ/チャンゴ 金秀一。続いて、今回来日予定であった韓国伝統音楽の演奏家による演奏を事前にソウルで収録し<映像公演>として紹介。
<韓国の伝統音楽展Ⅰ>*映像公演15:00-16:00(1)「ヘグムサンジョ」金貞林 (2)「テグムサンジョ」 朴眞慶 (3)「カヤグムサンジョ」宋英叔、チャンゴ:JEONG,Ju-Ri
続いて、<現代室内楽作曲作品展>においても4人の韓国の作曲家の作品も<映像公演>として対応した。
<現代室内楽作曲作品展Ⅰ>*映像公演 16:00-17:00● 崔榮埈作曲「天と地と歌」(2021世界初演 Korea)*映像公演 へグム 金貞林 ● 鄭鉉樹作曲 「星たちは風にゆらめく」(2021世界初演 Korea)*映像公演 カヤグム 宋英叔 /チャンゴ JEONG,Ju-Ri ● 金恵子作「Litany」(2016 Korea) *映像公演 テグム 朴眞慶 ● 李愛蓮作曲 「イエローリボンの歌」(2021改訂初演) *映像公演カヤグム 宋英叔 /パーカッション JEONG,Ju-Ri
<現代室内楽作曲作品展Ⅰ>*舞台公演● 出田敬三作曲「チューバとピアノのための“火祭”」(1990 日本)チューバ 湊 英幸 /ピアノ 伴谷真知子
● 伴谷晃二作曲「ヒロシマの詩Ⅰ、マリンバソロのために」(2009)マリンバ 荻原里香
■レクチャー&コンサートⅡ 17:15-20:00 *全て舞台公演
<日本の伝統音楽展Ⅱ>(尺八/三味線/箏) 17:15-18:00
(1)箏 「六段」より<千鳥の曲> レクチャー 麻植美弥子/箏 溝口志保(2)尺八 尺八本曲「真虚霊」 レクチャー 福田輝久*[賛助出品作品]陳明志作曲(中国)「楽在」作詞 蘇曼殊 (3)三味線 「瀧流し」、杵屋正邦作曲「去来」レクチャー三味線 杵屋子邦
<現代室内楽作曲作品展Ⅱ>18:15-20:00 ● 呂文慈作曲「油桐花幻想曲」(1992;台湾) ピアノ 小林知世 ● 陳永華作曲「パラダイス」(2021世界初演;香港)クラリネット 翁 優子/十七絃筝 中村あゆみ● 伊藤高明作曲「尺八と十七絃筝のための再生」(2021世界初演;日本)● 本間雅夫作曲「寂響Ⅵ~ピアノ独奏による~」(1994改訂版) ピアノ 戸田真理● 應廣儀作曲 「再生」(2021世界初演) 十七絃筝 麻植美弥子 ● 木村政巳作曲「オーバード」(2021世界初演;日本) マリンバ 松田亜希子 /ピアノ 小林知世● 伴谷晃二作曲「竹取物語“かぐや姫”、尺八と三絃と語りのために」(2021改訂初演) 尺八 福田輝久 /三絃 杵屋子邦 /語り 竹元恵美子
以上、2日間にわたり、[第10回記念公演]では、韓国・台湾・香港からの招聘演奏家や作曲家の来日が困難なため、<舞台公演>に<映像公演>を織り込み企画構成の修正を図った。結果、2日間の参加者数は招待者と関係者を含めて315名であった。
第10回東アジア音楽祭2021inヒロシマ<ヒロシマからのメッセージ“日韓台中の友好と創造の祭典”>10周年記念行事。<鎮魂と再生と復興>をテーマに掲げ、「第10回東アジア音楽祭2021inヒロシマ<ヒロシマからのメッセージ“日韓台中の友好と創造の祭典”>を開催。東アジア音楽祭を通じ、核兵器廃絶と平和への願いと祈りを国内外に発信。東アジア地域(日本、韓国、台湾、香港、中国)の伝統音楽展、現代室内楽作曲作品展等<レクチャー&コンサート>、および[特別企画1]<東アジアの潮流:韓国伝統歌舞楽“クッ”と比婆荒神神楽“儀式舞”<レクチャー公演>、[特別企画2]<原爆と朝鮮戦争を生き延びた原爆孤児“友田典弘の足跡”>を紹介。招聘演奏家・作曲家:韓国10名、台湾3名、香港1名、中国1名(作曲作品賛助参加)画像:「第9回東アジア音楽祭2019inヒロシマ」参照