２０２１年のKAWASAKIしんゆり映画祭は、「映画とつながる_映画でつながる」をキャッチコピーに、観客へ「映画」を届ける映画祭の役割と真摯に向き合い、人をつなぐ力をもつ「映画」を通して、街と人、人と人のつながりを届けたいと考え、企画・実施されました。１０月３１日、１１月３日、５日～７日の５日間、プログラム数１４作品で計２５回の上映を行い、１１５９人のお客様にご来場いただきました。昨年に引き続き、地域の飲食店を「映画」でつなげる「しんゆりより道ＭＡＰ」の作成を行ったほか、麻生区実施のバスターミナル柱巻広告や図書館実施のポスター展の協力をいただきました。昭和音楽大学アートマネジメントコースとの連携協力も実施され、街を「映画」で繋ぐことができた一年となりました。
　昨年度に引き続き、本祭では感染症拡大防止対策として客席を半分に縮小した開催でしたが、「ゲスト登壇者とのオンライントーク」の実施や、ジュニア映画制作ワークショップでは無料アプリを使ったストップモーションアニメーションのオンラインワークショップを行うなど、社会状況に合わせた実施方法を市民スタッフ自身が考え、実現をする場となりました。本祭での上映全体に関しては、９３．１％のお客様から「非常によかった」「よかった」の評価をいただき、会場での新型コロナウイルス対策では、９５．３％が「十分な対策がとられていた」と感染症対策への高い評価をいただきました。
本祭来場者数：１１５９人　ワークショップ参加人数：９人