芸術・文化支援サイト かるふぁん! -Fund for Culture-

企業メセナ協議会の
芸術・文化への寄付に関するポータルサイト

採択活動一覧

フィオレンツァ・チェドリンス オンライン クラシック ヴォイス コンクール 日本予選

<フィオレンツァ・チェドリンス オンラインクラシックヴォイスコンクールとは>
このコンクールは、2020年のイタリア最初のロックダウン中に開催されました。
歌手の活動の場が奪われ、全てが自粛となった中、ソプラノ歌手F.チェドリンス氏が音楽家の表現の場を確保し、芸術の灯を絶やさないために発案して開催しました。参加者は歌唱だけではなく、各々で映像パフォーマンスを行った作品を制作し、それを審査して、ファイナルに進んだ作品をWEB上に公開し、一般投票する、という形で行われました。現代のITを駆使した新しい形のこのコンクールは、歌手だけではなく、多くの聴衆を巻き込み大きな反響を生みました。

 2021年には、第2回が開催され、イタリアはもちろんのこと、スペイン、フランスなどヨーロッパ主要歌劇場が趣旨に賛同し、オペラ出演契約などの副賞を提供しました

第3回のコンクールは、ボローニャ歌劇場との共催で行われ、総額200万円以上の賞金、劇場契約などの副賞が用意されています。
第3回コンクールは、ボローニャ歌劇場との共催予定で、下記の特賞、入賞者コンサートが予定されています。

・若い歌手による、歌劇【道化師】2022年秋以降上演
・「オペラ-ポップ」2022年9月17日、マンゾーニ劇場にて、コンクール最高ビデオ賞と演出家によるコンサート
・「偉大なる未来の声コンサート」2022年9月18日、ボローニャ歌劇場にて入賞者ガラコンサート、著名な歌手との共演

〈日本予選について〉
世界の舞台で活躍できるチャンスを日本の歌手のみなさんにと、今回より、日本予選を開催します。日本予選を通過した方は、イタリアコンクールセミファイナルに進むことができます。
日本人歌手の世界に羽ばたくチャンスを応援します。
セミファイナル出場には、ご自身で演出をし、映像パフォーマンスを行ったビデオを作製する必要があるため、準備金を贈呈するなど、日本予選の特典を設けています。

<応募期間>
2021年10月18日(月)~2021年12月19日(日)24:00必着 日本時間

<募集部門>
18歳以上年齢制限なし
aオペラ b歌曲、新作曲 cオペレッタ、ミュージカル
※応募締め切りの時点で上記の年齢で、日本国籍を持つすべての歌手が対象

<審査方法>
全ての部門の審査をビデオ(オンライン上)で行います。

<審査基準>
歌唱力・音楽性、素質、音楽解釈を総合的に評価し、
イタリア版セミファイナル出場にふさわしいかを審査します。

<審査員>
フィオレンツァ・チェドリンス(ソプラノ歌手) 
フルヴィオ・マッチャルディ(ボローニャ歌劇場芸術監督)
上江隼人(バリトン歌手)

<特典>
セミファイナル出場者全員にビデオ製作準備金5万円 
フィオレンツァチェドリンスオンラインマスタークラス2022受講料免除
イタリア版コンクール入賞者の方にイタリア往復航空券
名古屋市メニコンANNEX/HITOMIホールにてリサイタル出演(旅費、報酬あり)

<日本予選結果発表>
 2022年1月15日(土) 日本予選結果発表
     

活動情報

活動ファンド 助成認定制度
申請時期 2021年 第3回
活動地域 愛知県
活動ジャンル 音楽
活動者名 一般社団法人 イタリア音楽振興会
活動名 フィオレンツァ・チェドリンス オンライン クラシック ヴォイス コンクール 日本予選
活動名(ふりがな) ふぃおれんつぁちぇどりんすおんらいんくらしっくぼいすこんくーるにほんよせん
実施時期 2021年 8月 1日 ~ 2022年 7月 31日
会場 実施場所:オンライン
所在地 :オンライン
寄付金額 / 目標金額
645,000 / 536,000

活動完了報告

コンクール公式HP

2021年10月18日から募集の始まった日本予選には、オペラ部門に19件、歌曲部門に1件の合計19名20件の申し込みがありました。2021年12月19日締め切り、2022年1月15日に予選通過の発表をしました。オペレッタ、ミュージカル部門の応募者はなし。
フィオレンツァ・チェドリンス(ソプラノ歌手)、フルヴィオ・マッチャルディ(ボローニャ歌劇場芸術総監督)、上江隼人(バリトン歌手)の各氏による審査の結果、高橋宏典(バリトン)、重田栞(ソプラノ)、中村清美(ソプラノ)、木田悠子(ソプラノ)の4名が日本予選通過、特別賞として「フィオレンツァ・チェドリンスオンラインマスタークラス2022 受講料免除」に中村清美(ソプラノ)、坂寄奏太(テノール)の2名、「メニコンHITOMIホールプリズムステージ出演」に高橋宏典(バリトン)、重田栞 (ソプラノ)の2名が選ばれました。
また、イタリア本選は、オミクロン株の感染拡大により、応募者の動画準備が間に合わない等の声があがり、応募締め切りが2022年3月18日まで延び、2022年4月9日に、世界から選ばれた130名のセミファイナリストが発表されました。日本予選を通過した4名は、イタリアセミファイナルでは、動画演出を加えた日本予選とは異なる動画を披露しました。その後、ファイナルに、中村と重田が進み、2022年6月12日の発表で、中村清美(ソプラノ)が入賞し、イタリア本国でのリサイタルに出演できる副賞を受賞することができました。また、重田栞が優秀動画賞に選ばれて、2022年9月17日のボローニャ歌劇場入賞者コンサートの中で動画放映されました。

イタリアファイナル入賞者
Page Top
PAGE TOP