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採択活動一覧

工芸英訳ガイドライン第2弾 制作&普及事業

活動情報

活動ファンド 助成認定制度
申請時期 2021年 第3回
活動地域 海外
活動ジャンル 美術
活動者名 一般社団法人 ザ・クリエイション・オブ・ジャパン
活動名 工芸英訳ガイドライン第2弾 制作&普及事業
活動名(ふりがな) こうげいえいやくがいどらいんだいにだんせいさくふきゅうじぎょう
実施時期 2021年 4月 1日 ~ 2023年 9月 30日
会場 実施場所:
所在地 :
寄付金額 / 目標金額
1,000,000 / 500,000

活動完了報告

実は、日本の伝統文化領域、特に工芸分野の英訳の品質はとても低く、長く改善が求められてきた。本事業は工芸を世界に通りよくすることばの道づくりを目指す、調査研究、普及啓発、マッチング事業です。
国内外の多くの専門家の協力を得て、今回、工芸英訳ガイドライン第2弾[心構え・基礎編]を編集、完成、本社団H PにてP D F無料公開を行なった。
2018年にはじめて編纂したものは、課題に日々直面している国際発信を行う工芸関係者、多言語化担当者にとっての手がかりを提供する目的であった。今回は、一般的に広く伝統文化領域の英訳に問題があること自体の気づきが得られていないことを鑑み、海外の方にとっての困惑のありかが何か?端的に示し、翻訳者との進め方など実践的なハウ
ツーを掲載。工芸作家や職人、販売者、通訳者、翻訳者のみならず、観光やビジネスなど、海外に向けたさまざまな場面で活用できるガイドとなっている。
本ガイドラインの公開に伴い、特に観光の現場で使えるメソッドや、和英翻訳を成功させるノウハウを、2人のキーパーソンを招いて、公開記念シンポジウム動画を収録。本ガイドラインを必要とする方々に向けた広報事業開催の度に参加者限定で公開しつつ、今後の普及、本事業の認知拡大を目指していく。
なお、本事業の認知に伴い、相談が多く寄せられるようになり、3つの案件で和英翻訳者の紹介を行なった。

[事業活動]
2021年4月〜2023年9月
(※コロナ渦により、当初の予定より1年半ほど活動期間を延長した。)
●金沢市に委託された「加賀象嵌編」の配布用冊子の印刷(金沢市と本社団で500部ずつ分配、印刷費折半)
●CoJ工芸英訳ガイドラインチームで原稿作成、編集・レイアウト作業[編集:坂井編集企画事務所 デザイン・レイアウト:マツダオフィス]
●校正・校閲を、ジョー・アール氏、ルーパート・フォークナー氏、サイモン・ライト氏、リン・リッグス氏、ザッカリー・カプラン氏に依頼。35稿を経て完成、2022年9月公開。[A4 版47頁・pdf 形式]
https://thecreationofjapan.or.jp/project_info/2092
●SWET+CoJ オンラインZoomトークセッション 専門用語をどう英訳したか:紅ミュージアムの例 Niceties of Translating Specialized Content: The Beni Museum Experience(2021年6月24日(木)開催 )
●アジア・ソサエティのシンポジウムにて事業活動を紹介(2021年11月22日)https://asiasociety.org/japan/events/master-crafts-japan-redefining-crafting-our-shared-future
●公開記念オンラインシンポジウム収録(2022年2月)
●和英翻訳者マッチング・施工管理事業 ①金沢金箔伝統技術保存会H P英訳(ザッカリー・カプラン)※マッチングのみ ②金沢金箔伝統技術保存会「縁付金箔調査報告書」(㈲人文社会科学翻訳センター(CIC)+ザッカリー・カプランほか3名)※2023年3月20日発行 ③日本雅藝倶楽部「The Aesthetics of Japan」第二弾以降(CIC)※マッチングのみ

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