本年度も、コロナ禍によりチャリティーコンサートの開催が危ぶまれましたが、コスモエネルギーホールディングス(株）様のご支援のお陰様で、「Arabian Night@魚籃寺」の開催が実現いたしました。12月20日19：00より演奏同時オンライン配信をいたしました。（27日までアーカイブ配信）
視聴者数　：　32名
演奏家：　常味裕司　ウード
　　　　　柴田杏里 　ギター　
　　　　　大城みほ 　ソプラノ
プログラム：光輝く街／イラク古典（ウードソロ）　
　　　　　　アルジェリアの夜／ハサンサビ作曲（ウードソロ）
　　　　　　ランマーバーダーヤタサンナ／アラブ宮廷楽曲（うた＆ウード）
　　　　　　プーサ・パイ／ギリシャ民謡（ウード＆ギター）
　　　　　　ウスクダラ／トルコ民謡（ギター＆ウード＆ソプラノ）
　　　　　　月の沙漠／佐々木すぐる作曲（うた＆ウード）
　　　　　　クッリダカンレ／アブドゥルワッハーブ作曲（ウードソロ）

演奏を楽しむ機会が限られているアラブ音楽を、ササン朝ペルシアを起源とし、アラビアンナイト(千夜一夜物語)にも登場する楽器、ウードの魅惑の調べで歌いあげました。

ウード奏者の常味裕司氏による、アラブ音楽の音階、リズム、そしてその歴史や民族的な背景のレクチャーをはさみながら、荘厳な魚籃寺境内で楽しんだ全9曲は、大変聴きごたえのあるものとなりました。

アラブの旋律が、日本音楽へ与えたであろう影響などのお話があったこともありますが、大変身近に感じ、日本の琵琶のルーツであるウードを体験できる貴重な機会となりました。