活動ファンド | 助成認定制度 |
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申請時期 | 2021年 第4回 |
活動地域 | 東京都 |
活動ジャンル | 美術 |
活動者名 | NMWA日本委員会 (National Museum of the Women in the Arts日本委員会) |
活動名 | NMWA日本委員会(National Museum of the Women in the Arts) |
活動名(ふりがな) | にむわにほんいいんかい |
実施時期 | 2021年 3月 1日 ~ 2024年 4月 15日 |
会場 |
実施場所: 所在地 :ワシントンDC・東京 |
2021年
• 2021年4月にNMWA日本委員会を立ち上げ。
• 同年5月に同委員会は東京都美術館学芸員藪前知子氏をNMWAに推薦されるアーティストを選出するキュレターに指名。
2022年
• 2022年3月、藪前氏が5人のアーティストを選出し、NMWAに対して作品の画像を送信(報告画像2)。
• 2022年10月にNMWAの館長、副館長がパトロンと共に来日。5人の女性作家をフィーチャーして展覧会を有楽町で開催、東京藝大にてアートから見たジェンダー不平等を考える以下の4つのイベント等遂行。
(1) 10月21日金曜日から10月30日日曜日までの間、有楽町の有楽町ビル、新有楽町ビルギャラリースペースでNMWAに委員会が推薦した5人の作家の展覧会を開催(委員会主催、キュレーター藪前知子氏)。約600名の見学者があった。(報告画像3)
(2) 10月21日金曜日に米国大使館首席公使の公邸で17時から19時の間、米国大使館主催で、NMWAの日本ツアーのご一行と、委員会の関係者等を集めたレセプション。ホスト役は首席公使がホームリーブのため、米国大使館首席公使代理Public Relations担当Phillip Roskamp氏。
(3) 10月22日土曜日14時半から東京藝術大学(以下、藝大)でパネルディスカッション「ジェンダー・アート・社会」を藝大と共催。芸大の教室で参加者は約100人。モデレーターは藝大SDGs担当理事の国谷裕子氏、パネリストは、NMWA館長スーザン・スターリング氏、金沢工芸大学講師の山本浩貴氏、藝大准教授の荒木夏実氏。日経新聞、朝日新聞、毎日新聞で報道済み。コロナにも関わらず藝大の大講堂で立ち見客が出た。(報告画像1)
(4) 同日18時から20時、丸の内で委員会主催のレセプションを開催。スポンサー、アート関係者を含め、約70人ほど参加。(報告画像2)
2023年
(1) 2023年3月世界国際婦人デーに合わせて、NMWAのキー・メッセージである「女性アーティストの名前を5人挙げられますか?(#Name 5 Women Artists)」を日本委員会から日本の主要な美術館にも参加を依頼。多くの人はゴッホ、ピカソと男性の作家は容易に5人挙げれるが、女性作家の名前は挙げられない。女性作家は今も昔もいるはず。 皆の意識をを是正しようと、3月8日を皮切りにそれぞれの美術館に所蔵している女性作家による作品、個展等でフィー チャーした女性作家の作品を5つ、SNS上に上げてもらうというイベント。世界ではNMWAの呼びかけによって、すで に2016年からMet、MoMA、Tate、Ufizzi、Pompidour等1800もの美術館、文化施設が参加して国際女性デーの恒例の企画。日本委員会は日本の美術館に初めて声かけに、国立西洋、アーティゾン、セゾン、川村、POLA等12の美術館(後述)が賛同し、所蔵している女性作家の作品をSNS発信を開始。美術館のSNSのスレッドに「私も5人挙げる!」と100名近い人たちが発信した他、「草間以外の日本の女性作家の作品を初めて見た!」という海外からも感想が送られる。
(2)ベネチア・ビエンナーレに日本から出展する毛利悠子氏、キュレーターのLee Sok Kyung氏のインタビューを日本委員会、韓国委員会、英国委員会共同行う。2024年美術館季刊誌(春号)に掲載。
2024年
(1) 2023年冬、日本のアート業界におけるジェンダー平等・多様性に関するアンケート調査を実施。2024年夏に発表予定。
(2) 2024年3月4日、アンケート調査の中間結果の発表と、長谷川愛氏の壮行、第7回Women to Watchの活動報告とまとめを目的とする初のチャリティ・ガラを開催。240人の前でNMWA、同日本委員会のミッション及び活動を発表。アート関係者のみならず、スポンサー企業、小池百合子東京都知事(主賓)、川本裕子人事院総裁、今枝文化庁副大臣をはじめ、元日銀総裁等実業界のリーダーが参加。
(3) 2024年4月5日にNYCのジャパン・ソサエティで長谷川愛氏の紹介、NMWAの副館長を交えたアートを通しての日米のジェンダー平等・多様性に関する有識者とのパネル・ディスカッション。60人が参加。活発な質疑応答が行われた。
(4)4月8日カナダ大使公邸で世界から集まった28人の女性作家たち、NMWA関係者を集めて100人以上のレセプション。長谷川愛、NMWA日本員会の委員も参加。
(5)4月9日フランス大使公邸で世界から集まった28人の女性作家たち、NMWA関係者を200人以上集めてジェンダー平等と女性クリエーターを祝う会。
(6) 4月10日は英国大使公邸で女性作家たち、NMWA関係者と展覧会を祝福するランチ。200人参加。
(7)4月10日夕方、第7回Women to Watchグループ展示のVIPお披露目会及び、DCのオープニングレセプション。アート関係者、スポンサー、政治家、DCの名士が500人以上が集まる。日本のスポンサーもNY、東京から駆けつけた。展示は8月11日まで続く。すでにNYタイムズ、ワシントン・ポスト、英国ガーディアン紙、Harper's Bazaar Japan誌、朝日新聞に展覧会、長谷川愛氏のことが取り上げられる。展示は4月10日から8月11日まで続く。(報告画像4と5)
(8) 2024年4月11日S&R財団とNMWA、日本NMWA委員会がNMWA関連者を招待して、日本から女性作家の初参加を祝うレセプションを主催。80人ほど参加。
40年前からアートを通してジェンダー平等、多様性を提示してきた米国ワシントンDCにあるNational Museum of Women in the Arts(以下、NMWA https://nmwa.org/)は、女性(アーティストの作品のみ収蔵する大規模美術館です。 NMWA日本委員会では、2024年春にDCで開催される7回目グループ展“Women to Watch 2024”に日本の女性作家の作品を出展させるために皆様の寄付をお願いしています。
NMWA日本委員会は、日本の作家を世界に紹介し、アートを通してより良い社会に貢献したいと思っています(nmwa-japan.com)。