三保羽衣薪能は、羽衣まつりのメインイベントとして令和4年10月8日(土)に開催した。今年で39回目を迎え、静岡市三保松原文化創造センター「みほしるべ」前広場に変更して実施した。
鑑賞券は、チケットぴあにて８月1日（月）から一般販売したほか、事務局での販売、当日券の販売を行い、合計343枚の販売があった。
当日は、367名の来場者をお迎えし、薪能を上演した。来場者アンケートでは、事業内容について全体の90％が「大変よい」または「よい」との回答であり、多くの方に羽衣伝説発祥の地で行われる薪能をご堪能いただき、好評を得た。
また、広報に関しては、広報しずおかへの掲載、各情報誌への記事掲載、KENSYO（能・狂言専門）ウェブサイトへの電子公告掲載、チラシ・ポスターの配布、静岡鉄道各駅へのポスター掲出等を行った。また各庁舎の窓口案内板や、エスパルスホームゲームでの電光掲示板への動画放映も行い、訴求効果を高めた。
今後も更なる来場者増を図るため、広報活動の強化に努め、伝統文化の伝承と、地域の特性を生かした文化振興に繋げていきたい。
演目：能　「経政」　　シテ　和久 荘太郎（宝生流）
　　　狂言「苞山伏」　シテ　野村 太一郎（和泉流）
　　　能　「羽衣」　　シテ　佐野 登　　（宝生流）