活動ファンド | 助成認定制度 |
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申請時期 | 2022年 第2回 |
活動地域 | 岩手県 |
活動ジャンル | 美術 |
活動者名 | 三陸国際芸術推進委員会 |
活動名 | 三陸国際芸術祭2022「彩」・大船渡プログラム『三陸ブルーラインプロジェクト』 |
活動名(ふりがな) | さんりくこくさいげいじゅつさいおおふなとぷろぐらむさんりくぶるーらいん |
実施時期 | 2022年 5月 2日 ~ 2023年 5月 27日 |
会場 |
実施場所:大船渡市内、キャッセン、大船渡市防災観光交流センター、夢海公園など 所在地 : |
東日本大震災から12年、あの日は遠ざかり、 当時を知らない子どもたちも増えてきました。だけど、その記憶は薄れさせてはいけない。子どもたちと創ったモザイクタイルで彩り、災害の記憶を刻み込もうと思い立ちました。まずは大船渡から、三陸をアートで繋げたい。2023年3.11〜5.26まで防潮堤に展示しました。
移住してから10年以上、瓦礫の中から変わりゆく街を見つめてきました。大船渡駅前に海抜7.5Mの防潮堤が建設され始め、5年前に大船渡駅周辺にも新たな街”キャッセン”が建設されました。もともと住宅地や商店で賑わっていた駅から海までの区画は、人が住めない商業地区となりました。キャッセン街区の店主には、取材の時にお世話になった人も多く、「防潮堤が高くなり街が暗くなった」とか、「海が見えないから津波が来てもわからない」など、たくさんのお話を聞きました。地域の方々の「支援してくれた方々にまた大船渡に来てもらいたい」という想いと同時に、「3.11の津波はこの防潮堤よりも2メートルも高い。より高いところに逃げねばなんない」ということを子どもたちに伝えたいという願いを背負い、1000年後の未来に、地域を超えて三陸全体を繋げるために、本プロジェクトを立ち上げました。(前川十之朗)
2022年
5月2日ワークショップ参加者の公募開始
5月28日 ワークショップ&デモンストレーション
タイルを焼いてみるワークショップ
コンクリート壁を使ったデモンストレーション(仮設置)を行うワークショップ
周辺企業や飲食店、地域住民への説明会を行う→小規模だが本事業の実行委員会創設
クラファンや各所へのプレゼンのための映像ドキュメント録りを並行して行う
5月中〜7月末 ワークショップ
クラウドファンディング開始(デモンストレーション・ドキュメント映像公開)
小学生、中学生、高校生にアウトリーチ 世代を越え、タイルを描いていただく
8月上旬〜 ワークショップ&デモンストレーション
コンクリート壁を使ったデモンストレーション(仮設置)を行うワークショップ
9月17日-24日 三陸国際芸術祭2022 彩 大船渡イベント
9月23日ー24日 タイルを防潮堤手前に設置 キックオフイベント
2023年
2月3日~ クラウドファンディング開始(3/20 クラウドファンディング終了)
2月11日〜3月4日 子どもWS実施 (井上信太さん他、アーティストが大船渡で活動)
3月3日ー10日 防潮堤へ作品設置(高所など業者さんが展示)
3月11日 第1回目 防潮堤へ作品設置(参加型)
3月11日ー5月26日 展示
4月29日(昭和の日) キャッセンでWS実施(公募)
4月30日 第2回目 防潮堤へ作品設置(支援者や子ども参加型)
*WS開催数:20回、参加者数:のべ831人
*展示後の来場者:のべ約1万人
*設置タイル数:10,000個以上
*作品数:260点