12月1日の音楽と美術は令和5年5月に延期になりました。ただし1日の音楽コンサートは内容を多少変えましたけれど12月13日に行います
●音楽
能ステージにおいての弦楽四重奏の演奏をご鑑賞ください。
弦楽四重奏団×能「羽衣の舞」
杉陽子が国立フライブルク音楽大学大学院ピアノ科（エディット・ピヒト・アクセンフェルト教授）を卒業後、アマデウス弦楽四重奏団の師を仰ぎたくケルンに在籍した。
アマデウス弦楽四重奏団は1948年に結成され、不動の40年間を活動し、1987年にビオラ奏者ペーター・シドロフが他界した後も3名のノーベルト・ブライニン、シグムンド・ニッシェル、チェロのマーティン・ロベットのトリオでコンサート、後進指導に努めてきた。2005年第１バイオリ二スト、2008年第２バイオリ二スト、2020年チェリストが亡くなり、かねてから師の夢見ていた能ステージでのコンサートの実現となった。
今コンサートでの曲目は、彼ら4名のデビュー当時の初演曲目であるモーツァルト作曲弦楽四重奏曲第 14 番・シューベルト「死と乙女」を演目とした。

日時：2022 年12月１日（木）
18：00開場　18：30能開演〜休憩〜休憩中に特別プログラム静岡三保松原のCD薪能・羽衣を上映〜19：00 クワルテット　エクセルシオの演奏
場所：銕仙会能楽研修所
東京都港区南青山4-21-29
出演：クワルテット　エクセルシオ
演目：モーツァルト：弦楽四重奏曲第14番　
　　　シューベルト：弦楽四重奏曲第14番二短調D.810「死と乙女」

●美術
この企画は音楽・美術と教育であり､福祉であり､国際交流であり､身障者を含めたヒューマンフェスティバル芸術祭です｡音楽､美術､治療教育の3本柱です。テーマ ｢芸術文化と社会をもっと結ぼう｣日本とドイツの歩みを音楽､芸術を通して考えてみたい｡ ドイツの戦後教育の基本的なものの考え方､芸術を忘れないで育てた国の政策等､多くの教訓を学びたい。また出演者はそれぞれ ドイツ留学を終え､日本で活躍している経験豊かなアーティスト達の演奏､作品展示。
福祉とは､健常者と健康を害してハンディキャップを負ったものとが共に生き共に働いてゆける社会生活のことを言い､戦後ドイツは､このことを立派にやっています。ドイツの社会で人々が「共に生きる」福祉を本当に実践している姿に触れ、感動を重ねてます｡歴史上多く過誤を犯した故に余計に真剣にあるのだろうと思える。その「共に生きる｣姿は豊かな､大きな意味の芸術である。広い豊かな芸術は生そのものであろう。アール･ブリュット作品展示も含めて芸術との表現の接点と出演者による演奏、講演のほか、能楽堂を通して、独特の日本の神秘な文化があることを紹介。日本の北斎の木版画､浮世絵、13世紀の屏風など、日本文化史や近代日本絵画を紹介。美術館に足を運べない人に向けて、すみだ北斎美術館､成川美術館､長谷川町子美術館、世田谷美術館、ポーラ美術館､MOA美術館､静岡県立美術館､ロダン館､熊本市現代美術館、ボーダレス・アートミュージアムNO-MAの各美術館の協力で作品展示をする。芸術的、創造的な雰囲気がある三保松原の豊かな自然環境が最大の条件である。すみだ北斎美術館と三保松原創生会にて作品展示とワークショップをする。杉　陽子、アクセル ･ウヴェ ･ワルター､ノーベルト･ケースの3氏で仕事にも目に見えない心の精神的仕事があることとかけがえのない尊さを教える美術館との新しい関係を構築した作品展示｡今回の美術展はノーベルトケースの作品展と上記の美術館の作品展と美術を楽しむワークショップ（鉛筆、クレヨン、水彩絵の具を使い、色彩を通して自由な空間を描きます。）を行います。
会場は東京がすみだ北斎美術館
静岡が三保松原創生会
成川美術館､長谷川町子美術館、世田谷美術館、ポーラ美術館､MOA美術館､静岡県立美術館､ロダン館､熊本市現代美術館、ボーダレス・アートミュージアムNO-MAの作品を上記東京、静岡の会場にてスライドで上映します。

アート・クンストフェスティバル2022「Amadeus String Quartet 追悼コンサート」
実施日：2022/12/13　18:30～（当初予定の12/1から変更）
実施場所：赤坂区民センターホール（日程変更に伴い会場も変更）
　１．フルート演奏　
　２．能（紹介動画、能と面装束についてのお話、能体験（謡、型）
　３．創作舞「月光」ピアノとのコラボレーション
入場者数：49名（一般27名　招待22名）

　※予定していた「芸術文化と社会をもっと結ぼう～ノーベルトケース×葛飾北斎の作品展」（すみだ北斎美術館／三保松原文化創造センター）は、コロナウイルス感染症拡大の影響で、ドイツから公演者が訪日できず、中止とした。