活動ファンド | 助成認定制度 |
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申請時期 | 2022年 第3回 |
活動地域 | 東京都 |
活動ジャンル | 美術 |
活動者名 | STREET ART LINE PROJECT実行委員会 |
活動名 | STREET ART LINE PROJECT |
活動名(ふりがな) | すとりーとあーとらいんぷろじぇくと |
実施時期 | 2022年 7月 1日 ~ 2023年 7月 31日 |
会場 |
実施場所:渋谷スクランブルスクエア 所在地 :東京都渋谷区渋谷2丁目24−12 |
[実施期間]
2023年3月25日(土)~2023年5月7日(日)
[実施場所]
渋谷スクランブルスクエア 2F館外通路
[期間内の推定通行者数]
166,100人
[活動概要]
TokyoDex社、渋谷駅前エリアマネジメント社との三団体共催イベント
「PLACEMAKING ART in SHIBUYA」を開催。
多様なバックグラウンドを持つメンバーでワークショップを実施し実施し、
そこで生まれたアウトプットをベースに渋谷の公共空間で、LIVE PAINT、STREET ART LINEを展開した。
[視認性・防滑性の担保]
・コントラスト比(輝度比)2.0以上のカラーを採用
弱視の方は敷設されている道路と点字ブロックのコントラスト比(輝度比)で色を見分けている。輝度比が2.0以上だと色の判別しやすいため、その基準を満たした色を使用しでアートを制作した。
・黄色を生かしたデザイン
視覚障がい者へのヒアリングを通じて、街中を歩く際に黄色を目印として、探しながら歩いていることが分かった。そこで、点字ブロックの両サイドを黄色にすることで、弱視の方が道としてより認識しやすいデザインにしている。
・表面のすべり止め加工
点字ブロックに貼ってあるフィルムの表面にすべり止め加工を施し、既存の点字ブロックと同程度のすべり抵抗値(BPN40以上)を実現した。
[参加アーティスト]
・MAHARO(メンターアーティスト)
イラストレーター、ペインター、アートディレクターとして活動を始める。ミュージシャンとのコラボレーションや企業広告を中心に、イベントフライヤーやCDおよびレコードのジャケット、壁画、映像素材などにイラストを提供。ライブペインティングを通じてアジアや欧米をはじめ海外にも活動の場を広げている。
・Erica Ward
カリフォルニア生まれ、東京在住の水彩アーティスト。2009年、マサチューセッツ大学日本語学部を卒業後、2010年日本に移住する。日本のデザインや和のモチーフをインスピレーションに、作品として昇華させている。日常的な物やシーンをシュールに掛け合わせることで、身の回りにある物の美しさや文化的な側面を見る者に問いかける。
・Mameko Maeda
1993年東京都出身。2020年からイラストレーター・アーティストとして活動を始める。幼少の頃から習っていたモダンダンスやジャズダンスの影響で身体を使った表現に関心を持ち、身体の伸縮によって生まれる張りやシワに着目したスタイルで作品を制作している。
・Tanochi
神奈川在住のペン画家。小学館『スピリッツ』で漫画家デビュー。その後、路上で似顔絵描きを始め、現在までライブペイント、YOUTUBE/広告漫画、NFTなど、幅広く活動する。筆ロックという即興アートバトルの大会を運営し、全日本漫画選手権2位。ちばてつや賞奨励賞を受賞する。バーニングマン2017に参加。
[アートテーマについて]
プロジェクトのスタートとして、22年10月に「多様性」をテーマに開催したワークショップを実施。渋谷の街づくり関係者、視覚障がい者、アーティストなど、様々なメンバーが参加し、「あなたにとっての多様性とは?」をテーマに、粘土などの素材を使って自由に表現した。植物や動物が共存する世界「ジャングル」、色々な文化を示す「食べ物」、多様な色が混ざり合う「虹」など、様々な作品が完成した。このワークショップを通して生まれた作品をとSTREET ART LINEのアート制作を行った。
[プレスリリース(参考)]
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000112276.html