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採択活動一覧

子どもと舞台芸術大博覧会2023 in NIIGATA

活動情報

活動ファンド 助成認定制度
申請時期 2023年 第1回
活動地域 新潟県
活動ジャンル 演劇
活動者名 子どもと舞台芸術大博覧会実行委員会
活動名 子どもと舞台芸術大博覧会2023 in NIIGATA
活動名(ふりがな) こどもとぶたいげいじゅつだいはくらんかいにいぜろにいさんいんにいがた
実施時期 2022年 10月 17日 ~ 2023年 11月 30日
会場 実施場所:りゅーとぴあ/音楽文化会館
所在地 :新潟県新潟市中央区一番堀通町3-2

活動完了報告

舞台の森 撮影:studio Roop

開催日時:2023年8月17日(木)~20日(日) 4日間
総参加者数:11,378人

舞台の森
舞台公演は26団体のステージを実現させました。作品は新潟に所縁のある団体も加え、幅広いジャンル、大小様々なものとなりました。今年は現地の<にいがたもり森サポートチーム>を中心に企画・運営を進め、たくさんの現地スタッフ・ボランティアさんの尽力を得て、各会場とも盛況に公演を終えることができました。
「地元でこのような素晴らしい公演を観ることができ、本当に幸せな4日間でした。心にたくさんの栄養を蓄えられた気がします」「心からホッとなりました。心から笑えて、明日から頑張ろうって思いました」「初めて人形劇を観ましたが、すごくおもしろかったです。多くはないはずの動きの中で、ささいな動きや声の表現一つでとてもおもしろく感じられてすごいなと思いました」などの大人の感想と共に、子どもたちからも以下のような感想が届きました。「はじめてみて、ひょうげんりょくがすごかったです」「音楽を楽しく演奏している姿がとてもかっこよかったです。楽しいことを続けたからこんなに楽しく演奏できるんだなと思いました」「見たことないがっきがたくさんあった。やさしい音ときれいな歌声でした」。初めて舞台芸術に出会い、心が動き、気持ちが前向きになった様子が伺えます。

あそびの森
あそびの森には4つの企画がありました。
①「あそびのひろば」
りゅーとぴあの会場の特色である円形を生かして、会場をぐるりとあそびの屋台で埋め尽くしました。新潟市内を中心に「あそび」の団体に声をかけたところ、その輪はどんどん広がり、いろいろなジャンルの遊びが多数集結しました。無料で参加できるこのひろばは子どもたちにも大人気で、4日間賑わいが途切れることはありませんでした。
➁「サブステージ」
あそびのひろばのすぐ隣に、気軽に舞台芸術と触れ合える場としてサブステージを設置。地元の団体やプロのアーティストなどが、ショートショートのパフォーマンスを披露。あそびに夢中になっていた子どもたちが、思わず手を止めて見入ってしまう姿も見られました。
③こいてばステージ
「国籍、性別、年齢、障がいのあるなしを超えて、みんなで音楽を楽しもう」がコンセプト。「こいてば」は新潟の言葉で「みんなもおいでよ」という意味。
出演は地元で活躍するダンススタジオ、アフリカ音楽、ハンドパン奏者の3者によるコラボでした。幅広い世代の人達が集まり、一緒に身体を動かしながら音楽を楽しみました。
最後にはオリジナル振付で「WAになっておどろう」をみんなで踊り盛り上がりました。
④ワークショップ
プロの講師を迎え、4つのワークショップを企画しました。身体を使ったり、紙を使ってオリジナルな生き物をつくったり、自由な発想で表現することを楽しむプログラム。<体験>に魅力を感じる人が多く、早い段階で申し込み受付も終了しました。当日はどのプログラムも時間が足りなくなるほど楽しむことができました。

まなびの森
「子どもとアートを語る」をテーマにトークセッションを行いました。パネリストには新潟に所縁の深いアーティスト田島征三氏(絵本作家)と藤浩志氏(美術家・秋田市文化創造館館長)の2名を迎え、コーディネーターは森本真也子氏(子どもと文化全国フォーラム)が務めました。
お二人の子ども時代の話しから現在のお仕事に至るまでのお話を、具体的なエピソードやその時々の思いを交え、今の社会の在り方についてなど、率直な言葉が交わされました。
人間そのものへの深い敬意と信頼に裏打ちされたお話に、参加者からは「<アート>の本質!楽しかったです」「子どもや生命に対する敬意がひしひしを伝わってきました」等の感想が寄せられました。

Babyの森
主に0~2歳の子どもたちのためのスペース。フリーにゆったり過ごせる場所としてあかちゃんひろばを開設。直接プロのアーティストと交流できる場所になりました。
地元の「子育ちサポートセンターうん♡まんま」の協力を得て、きょうだいが遊ぶスペースも確保でき、小さな子どもを持つファミリーがゆったり過ごせる空間づくりができました。

ボランティア
「高等教育コンソーシアムにいがた」の協力を得て、新潟市内の大学、高等専門学校の学生が4日間のべ219名が、ボランティアとして参加しました。オレンジのスタッフTシャツを着て、会場案内や、子どもと遊ぶなど様々に活躍する姿は、来場者からも好感を持たれ、本イベントの空気感づくりに大いに貢献していました。学生にとっては、子どもや舞台芸術との出会いの他に、大学間の交流の場にもなり、貴重な学びの場となりました。

こいてばステージ 撮影:studio Roop
あそびのひろば 撮影:studio Roop
あかちゃんひろば 撮影:studio Roop
ボランティア 撮影:studio Roop
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