活動ファンド | 助成認定制度 |
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申請時期 | 2023年 第2回 |
活動地域 | 北海道 |
活動ジャンル | 演劇 |
活動者名 | 演劇創造都市札幌プロジェクト |
活動名 | 演劇創造都市札幌プロジェクト |
活動名(ふりがな) | えんげきそうぞうとしさっぽろぷろじぇくと |
実施時期 | 2023年 6月 1日 ~ 2024年 3月 7日 |
会場 |
実施場所:扇谷記念スタジオシアターZOO、コンカリーニョ、演劇専用小劇場BLOCH、かでるホール、パトス ほか 所在地 :北海道札幌市 |
【5月26日】
演劇創造都市札幌プロジェクト 幹事会 @tatt事務所
札幌演劇シーズンの開催決定を受けて、6月の総会に諮る事業計画・予算・決算内容の確認
【6月28日】
演劇創造都市札幌プロジェクト 総会@北海道演劇財団
2022年度事業報告・決算の承認
2023年度事業計画・予算の承認
◎幹事会の開催
「札幌演劇シーズン」の11周年目以降の改革の議論を昨年に続き展開。これまで1年間に夏と冬の2シーズン実施している札幌演劇シーズンというフェスティバルを、1年間1回に集約し、より訴求力のあるフェスティバルへと改革するための議論が行われた。1回に集約することで縮小するのではなく、より大きく拡大させ魅力的に見えるには何が必要か、その参加条件や、上演日程・期間についても議論した。
特筆すべきは、1月19日の幹事会に、若い世代の制作者やコーディネーターを招き、札幌の演劇環境について長年議論を繰り返してきた私たちプロジェクトのメンバーと、次世代の担い手が同席して、それぞれの想いや、これまでの経緯を共有し、新たなプロジェクトを形作ることを確認。「シアターカウンシルの実現」という目標をアップデートするための議論がスタートした。
【8月22日】 幹事会@株式会社tatt 事務所
【11月6日】 幹事会@オンライン開催
【1月19日】 幹事会@株式会社tatt 事務所
【2024年4月4日】 幹事会@株式会社tatt 事務所
【7月22日~8月19日】
「札幌演劇シーズン2023-夏」開催
◉サテライトプログラムとして18作品を上演した。
<1>
6/10(土)〜11(日) シタヤジルシプロジェクト 16th-project「縁時雨(えにししぐれ)」
@演劇専用小劇場 BLOCH (3回・132名)
<2>
6/15(木)~17(土) 劇団イナダ組「下世話になりたい」
@演劇専用小劇場BLOCH (4回・235名)
<3>
6/24(土)~25(日) 我等、敵モドキ「悪名」
@演劇専用小劇場BLOCH(3回・180名)
<4>
6/30(金)〜7/1(土)ハッピーポコロンパーク ゆらめき4th STAGE「あめやかして」
@演劇専用小劇場 BLOCH (3回・172名)
<5>
7/1(土)~2(日) かもくま祭×あそびのフェスティバル 腹話術「ゴリちゃん」、人形劇「こぶとりじいさん」ほか
@中島児童会館・こども人形劇場こぐま座前広場 (3回・686名)
<6>
7/6(木)〜12(水)札幌座 第60回公演「ブリテン罰符の錬金術」
@シアターZOO (10回・830名)
<7>
7/15(土)〜17(月)
「北海道短編エンゲキ祭'23 ~明日、あの子が会いに来る~」
@演劇専用小劇場BLOCH (9回・465名)
<8>
7/27(木)〜30(日)
劇団怪獣無法地帯第35回公演『へるん先生ん家の犬』
@ターミナルプラザことにパトス (5回・215名)
<9>
7/29(土)〜30(日)
やまびこ座35周年記念特別公演
人形劇団えりっこ(札幌市:専門劇団)
人形劇「ふしぎの森のヤーヤー」ほか
@札幌市こどもの劇場やまびこ座 (3回・160名)
<10>
7/31(月)〜8/2(水)
もえぎ色 第18回公演「ユメノサーカス'23」
@生活支援型文化施設コンカリーニョ (5回・549名)
<11>
8/5(土)〜6(日)
裸のコヨーテ団 from 高知「晴れる夜に誰かの寝息が聞こえる」
@ターミナルプラザことにPATOS (3回・70名)
<12>
8/11(金)〜12(土)
やまびこ座35周年記念特別公演 人形劇「北のおばけ箱2」
@札幌市こどもの劇場やまびこ座 (2回・409名)
<13>
8/16(水)〜20(日)
yhs結成25周年記念公演「オーベルジュ・ド・ダブルブッキング」
@生活支援型文化施設コンカリーニョ (6回・735名)
<14>
8/31(木)〜9/3(日)
OrgofA 「エアスイミング」
@ターミナルプラザことにPATOS (6回・404名)
<15>
9/1(金)〜3(日)
ヨコオ制作所プロデュース「象に釘」
@演劇専用小劇場 BLOCH (5回・109名)
<16>
9/2(土)〜3(日)
札幌市こども人形劇場こぐま座「ピクニックシアターin中島公園」
@中島公園内・こぐま座前広場 (2回・398名)
<17>
9/14(木)〜17(日)
弦巻楽団「セプテンバー」
@生活支援型文化施設コンカリーニョ (6回・537名)
<18>
9/23(土)〜24(日)
五月の会「江戸吉原遊廓 扇屋 花魁 白扇」
@生活支援型文化施設コンカリーニョ (4回・333名)
◉正式プログラムは4作品を上演した。
<1>
7/30(土)~8/7(日)@生活支援型文化施設コンカリーニョ
札幌ハムプロジェクト「黄昏ジャイグルデイバ」(9回・780名)
作・演出:すがの公(札幌ハムプロジェクト)
キャスト
《札幌キャスト》
能登英輔(yhs)/フルサキエミ(札幌ハムプロジェクト)/江田由紀浩/横尾寛
赤坂嘉謙(劇団清水企画)/優美花/渡辺ゆぱ(札幌ハムプロジェクト)
《東京キャスト》
籔中耕/菊池美里/ナカムラユーキ/すがの公(札幌ハムプロジェクト)
後藤文一郎(AB【a:be:】)/優美花/傍嶋史紀(札幌ハムプロジェクト)
スタッフ
照明:竹屋光浩(札幌ハムプロジェクト)、音響:平田咲彩、撮影:石川亨信、映像協力:山田ヒデノリ(My夢Project)
<2>
7/29(土)~8/5(土) @演劇専用小劇場BLOCH
きまぐれポニーテール 「ハッピーママ、現る。」(13回・668名)
脚本:岸本鮎佳(艶∞ポリス) 演出:遠藤洋平(ヒュー妄)
キャスト
栗原聡美(劇団新劇場)/小林泉水/五十川由華(おかめの三角フラスコ)
寺地ユイ/五十嵐みのり/高橋雲(ヒュー妄)/松橋勝巳
《以下ダブルキャスト》
飛世早哉香(in the Box/OrgofA)、山崎亜莉紗/遠藤洋平(ヒュー妄)、田村嘉一(演劇公社ライトマン)
えいと(ゴマに)、ホンザワ(ゴマに)/田中杏奈(パスプア)、増田もも華(ラポラポラ)
スタッフ
音響:渥美光(劇団うみねこ) 照明:山本雄飛(劇団・木製ボイジャー14号)、中森彩
演出部:前田透(劇団・木製ボイジャー14号/ヒュー妄)、井上ほのか(RED KING CRAB)
制作部:秋山倫瑠、高橋真生(Aercs企画)
舞台美術:こんの工作所
楽曲制作:サイトウリュウヨウ(ex.ナナイロマン、サカセエレンOr)
プロデューサー:寺地ユイ
企画・制作:きまぐれポニーテール
<3>
8/5(土)~8/12(土) @シアターZOO
札幌座「烈々風 玉葱畝る 夏至白夜 沁みる挽歌に 咽ぶ匂ひよ ~烈々風挽歌~」(10回・514名)
作・演出・音楽:斎藤歩(札幌座)
キャスト
西田薫(札幌座)/磯貝圭子(札幌座)/泉陽二(札幌座)/熊木志保(札幌座)/常本亜実(札幌座)
納谷真大(ELEVEN NINES)/梅原たくと(ELEVEN NINES)
スタッフ
舞台美術:高田久男(セットアップ) 舞台監督:高橋詳幸(アクトコール) 照明プラン:熊倉英記(フリー)
音響:奥山奈々(pylon inc) プロデューサー:木村典子(札幌座)
<4>
8/12(土)~8/19(土) @かでるアスビックホール
劇団フルーツバスケット「オズの魔法使い」/「新オズの魔法使い〜ドロシーと新たな仲間たち〜」(14回・3486名)
原作:L.F.ボーム「オズの魔法使い」「オズの虹の国」/「オズのオズマ姫」「オズのエメラルドの都」
脚本:菊池拓帆 脚色:夢野みるく 演出:きくち美由紀、菊池拓帆
キャスト
劇団フルーツバスケット優秀者特別クラス「レモンクラス」出身者
(木村愛里/小山百代/SE-YA/菊池拓帆/小島翼斗ほか)
劇団フルーツバスケット劇団員選抜
スタッフ
舞台監督:渡部淳一(リズム)、舞台美術・照明:ほりぞんとあーと、音響:福岡博美(Wild-Sound)、品田康貴(ケイズサウンド)ほか
音楽:八幡浩暢(oo39ドットコム)、庄田拓矢、小道具:MASA工房、髙橋元気、衣装:劇団F.B.サポーターズクラブ
グラフィックデザイン:OZ、制作:EGG
【報告画像①】
<JAPAN LIVE YELL project in 北海道>の運営
札幌演劇シーズン実行委員会が、今年度も文化庁・芸団協の「ジャパン・ライブエール」に参加し 「JAPAN LIVE YELL project in 北海道」を実施、今年は道内各地との連携をテーマに、数々の公演やライブアートツアー、シンポジウム、ワークショップを行い、その運営を私共のプロジェクトでも担った。
●9/29,30 「Ayapo! 〜マユンキキと歌、そしてステージ〜」 @ターミナルプラザことにパトス
参加者数:12名 入場者数:110名
●11/4~1/20 「Meets HOKKAIDO~まだ見ぬ北海道の物語」
・演劇 鷹栖編「ヒヅメとイナナキと不思議な沼」@たかすメロディーホール
参加者数:65名 入場者数:201名
・ラジオドラマ 帯広編・恵庭編・室蘭編
参加者数:49名
オーディオドラマ公開中(https://s-e-season.com/jlyp2023/program/meetsh/)
●9/9~11/8 ELEVEN NINES「ひかりごけ」公演 参加者数:55名
・中標津 @しるべっとホール 入場者数:1,048名
・江別 @えぽあホール 入場者数: 182名
・北見 @北見芸術文化ホール 入場者数:345名
●11/25,26「音楽劇 地面に生えた毛」公演 @生活支援型文化施設コンカリーニョ
参加者数:19名 入場者数:153名
●10/21 「秘められた歴史遺産を巡るライブアートツアー in 白糠」@白糠町内全域
参加者数:69名 ツアー参加客数:11名
ツアームービー配信中(https://youtu.be/FKRvaIdQRis?si=wg6StAKlC16OEWCO)【報告画像②】
●10/21~29「舞台手話通訳者養成講座in札幌」 @市民活動プラザ星園
参加者数:16名【報告画像③】
12/23,24 人形劇公演での成果発表 @やまびこ座
参加者数:31名 入場者数:121名
●10/7~11/19「演劇×学校~教育現場における演劇の可能性」@北海道大学クラーク会館大集会室
参加者数:130名【報告画像④】
【2024年1月8日~3月20日】
「札幌演劇シーズン2024-冬」 開催
◉サテライトプログラムは12作品予定だったが、関係者の健康上の都合により1作品公演中止となった。
<1>
1/8(月・祝)〜8(日) @やまびこ座
こどもの劇場やまびこ座/こども人形劇場こぐま座「札幌人形劇祭受賞記念公演」 (1回・234名)
<2>
1/19(金) 〜22(月)@ターミナルプラザことにPATOS
吟ムツの会「蜜柑とユウウツ〜茨木のり子異聞〜」 (4回・351名)
<3>
1/27(土)〜28(日) @やまびこ座
さっぽろ人形浄瑠璃あしり座「人形浄瑠璃2024『日高川入相花王 渡し場の段』『生写朝顔話 宿屋より大井川の段』他」
(3回・537名)
<4>
2/3(土)~4(日)、2/10(土)~12(月・祝) @やまびこ座
札幌人形劇協議会 人形劇フェスティバル2024年さっぽろ冬の祭典「ひとりぼっちの狼と七ひきのこやぎ」(8回・1,241)
<5>
2/10(土)~11(日) @生活支援型文化施設コンカリーニョ
劇団Kiss’s「精霊たちの祈り」(4回・150名)
<6>
2/18(日) @こぐま座
こども人形劇場こぐま座 経験者のための人形劇クリニック合同発表会「スクランブルシアター」(1回・106名)
<7>
2/22(木)〜23(金・祝) @生活支援型文化施設コンカリーニョ
第21回AAF戯曲賞受賞公演「鮭なら死んでるひよこたち」(2回・267名)
<8>
2/24(土)〜25(日) @こぐま座
こどもの劇場やまびこ座/こども人形劇場こぐま座 「パペットユーススクール・パペットカレッジ発表公演」
(2回・180名)
<9>
3/1(金)〜3(日) @シアターZOO
シアターZOO提携公演/劇団清水企画 劇団清水企画第27公演「鱗を売る店」(-回・0名)
※関係者の健康上の都合により全公演中止となりました。
<10>
3/3(日) @こぐま座
こども人形劇場こぐま座 「こぐま座こども人形劇団発表公演」(1回・61名)
<11>
3/10(日) @シアターZOO
碧い海「碧きヒーローたち」(1回・61名)
<12>
3/20(水・祝) @やまびこ座
札幌市児童会館 世界人形劇の日 「札幌市児童会館人形劇フェスティバル」(2回・???名)
◉高校演劇プログラムには2校参加した。
札幌演劇シーズン特別プログラム 高校演劇Special Day
1/10(水)高校演劇・北海道余市紅志高校 「被服室の変」
北海道帯広三条高校 「つぶあんとチーズ」 かでるホール(1回・233名)
◉正式プログラムは3作品を上演した。
<1>
1/27(土)〜2/3(土)
弦巻楽団「ピース・ピース」@生活支援型文化施設コンカリーニョ(10回・583名)
脚本・演出:弦巻啓太
キャスト
赤川楓/佐久間優香/佐藤寧珠
スタッフ
照明:手嶋浩二郎 音響:山口愛由美 舞台美術:藤沢レオ 楽曲提供:橋本啓一 宣伝美術:むらかみなお
制作:佐久間泉真
<2>
2/3(土)〜2/10(土)
OrgofA「Same Time,Next Year-来年の今日もまた-」@ターミナルプラザことにPATOS(13回・737名)
著作:バーナード・スレイド 翻訳:青井陽治、堤孝夫 演出:増澤ノゾム(MAM)
キャスト
飛世早哉香/遠藤洋平(ヒュー妄)/小野寺愛美(EGG)/本庄一登(演劇家族スイートホーム)
太田有香(劇団ひまわり)/町田誠也(劇団words of hearts)
スタッフ
舞台監督:上田知 制作:竹内麻希子(CAPSULE)、山下遥華(Aercs企画)舞台美術:高村由紀子
照明:秋野良太(合同会社MELON AND SODA) 音響:橋本一生 衣装:大阪友里絵 小道具:大川ちょみ
演出部(演出助手):髙橋正子(演劇家族スイートホーム)、らいか(北海学園大学演劇研究会)
広報:カジタシノブ、鎌塚慎平(劇団・木製ボイジャー14号)、越智香奈江、服部一姫、明逸人(ELEVEN NINES)、OrgofA 広告デザイン:LITTLEKIT(Mog Mog Kids) ライセンス:シアターライツ 企画・制作:OrgofA
<3>
2/10(土)〜2/17(土)
THE 36号線「大きな子どもと小さな大人」@シアターZOO (10回・663名)
作・演出:柴田智之
キャスト
柴田智之
《出演・人形操作》かとうしゅうや/横尾寛(ヨコオ制作所)※出演者怪我により変更
《音楽》烏一匹(ムシニカマル)《日替わり出演》オオタコタロウ/小黒結太
《日替わり出演》斎藤歩(札幌座)/イトウワカナ(intro)/南参(yhs)
櫻井幸絵(劇団千年王國)/のと☆えれき/長流3平(3ぺぇ団 親☆さっぽろ)/弦巻啓太(弦巻楽団)
武田英祐一(THE武田組)/モノノケユースケ(言霊RECORDS)/ナガムツ(吟ムツの会/劇団coyote)
スタッフ
楽曲制作:烏一匹 舞台監督:高橋詳幸(アクトコール株式会社) 人形制作:中川有子(工作室ポラッコ)
照明:高橋正和 衣装:末四万さうす 演出助手:長岡登美子(大人の事情協議会)
宣伝美術:中村恵(TO OV cafe/gallery)制作:小室明子(ラボチ)【報告画像⑤】
2024年度以降の札幌演劇シーズン改革に向けた議論について
2024年度からの演劇シーズンの新体制について議論を重ね、1シーズンのみ合計9作品に規模を拡大することに決定し、2024夏の開催に向けての動きが始まりました。ロゴデザインや、公式パンフの仕様も変え、ホームページや各種SNSで、『札幌演劇シーズンは次のステージへ!』というキャッチコピーで大々的に打ち出しました。
また、2024年からはプログラムディレクターが選出する「プログラムディレクターチョイス」という枠も設け、道外から良作を札幌に招へいし、他地域との交流も視野に入れます。初年度は沖縄のカンパニーを呼び、『9人の迷える沖縄人』の上演が決まりました。多彩な9作品で観客を魅了します。