活動ファンド | 助成認定制度 |
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申請時期 | 2023年 第2回 |
活動地域 | 神奈川県 |
活動ジャンル | 映画、演劇、その他 |
活動者名 | 横浜ボートシアター |
活動名 | 船劇場の市民活用計画 |
活動名(ふりがな) | ふねげきじょうのしみんかつようけいかく |
実施時期 | 2023年 6月 21日 ~ 2024年 1月 31日 |
会場 |
実施場所:船劇場 所在地 :横浜市中区新山下一丁目港湾施設内 |
今回は、劇団の所有する船劇場を改修して、市民が使える場所に係留し、市民に開かれた場所となることを目指す活動であった。
しかし、実際に船劇場をドックに入れて、関東運輸局の検査技官にチェックをしてもらったところ、船体が予想以上に老朽化していたため、現在の係留場所に係留する場合は問題がないとも伝えられが、他の所へ係留できる許可を出すためにはより高額な資金がかかる大きな改修(船底の全面改修)をしなくてはならないということが判明した。
そのため、計画を大きく変更した。
今回実施した活動は、船劇場を使って行う予定であった対談を陸上で実施したこと、劇団が稽古を重ねていた「新版 小栗判官・照手姫」のプレ公演を船劇場で実施し、関係者を招待したことの2点のみとなった。展覧会、「さかな文化祭」への貸出、WS・映画祭は中止となった。
対談(8/26開催、来場者数300名)は、生命誌研究者で理学博士の中村桂子氏と國學院大學観光まちづくり学部教授の吉見俊哉氏、司会として横浜市大客員教授の野田邦彦氏に参加していただいた。中村桂子氏と吉見俊哉氏には、劇団活動を以前より応援していただいており、今回は横浜のまちづくりに関する対談を行っていただいた。
「新版 小栗判官・照手姫」(プレビュー公演10/25 来場者数30名、藤沢公演11/3,4、東京公演11/23,24,25 来場者数553名)は、本公演を藤沢の遊行寺、代官山のシアター代官山で行ったが船劇場で行ったプレビュー公演も大きな反響のあるものとなった。プレビュー公演を観たファンが作品PVを無料で作成したいと自ら申し出て急遽PVが提供されたり、各所で口コミでの宣伝を行ってくれる等、本公演での観客動員に影響を与えるものであった。なお、本公演を船劇場以外の場所で行うにあたり、東京ライブステージ応援助成金からの助成金も決定がなされた。