活動ファンド | 社会創造アーツファンド Arts Fund |
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申請時期 | 2023年 第2回 |
活動地域 | 神奈川県 |
活動ジャンル | 舞踊、芸能、音楽、演劇 |
活動者名 | 特定非営利活動法人 国際舞台芸術交流センター |
活動名 | 横浜国際舞台芸術ミーティング 2023 |
活動名(ふりがな) | よこはまこくさいぶたいげいじゅつみーてぃんぐにせんにじゅうさん |
実施時期 | 2023年 4月 3日 ~ 2024年 3月 31日 |
会場 |
実施場所:KAAT神奈川芸術劇場、BankART KAIKO、BankART Station、中華街・黄金町・初音町エリアなどを予定 所在地 :横浜市 |
横浜国際舞台芸術ミーティング2023(YPAM2023)は、12月1日~17日にKAAT神奈川芸術劇場、横浜赤レンガ倉庫1号館、BankART Station、フォーラム南太田(男女共同参画センター横浜南)、曹洞宗 大本山總持寺などの横浜市・神奈川県内の複数会場で開催され、のべ18,687人が公演やミーティングなどの各種プログラムに参加しました。舞台芸術プロフェッショナルの参加登録数は499名(海外29ヵ国・地域から180名、国内319名)となり、舞台芸術を通した国際交流が盛んに行われました。
主催公演プログラム「YPAMディレクション」では、約2年に及ぶリサーチとクリエーションを経て世界初演となったオル太『ニッポン・イデオロギー』(全6章)が上演され、国内外の舞台芸術プロフェッショナルや地元の方々が多く観劇しました。受賞には至りませんでしたが、本作品は岸田國士戯曲賞にノミネートされ、今後の展開も期待されるなど、注目を集める作品となりました。
交流プログラム「YPAMエクスチェンジ」では、地域密着の市民文化施設「フォーラム南太田」で16のシンポジウムと57のトークセッション、および7つのスタジオショーイングが3日間にわたって開催。期間中は6つのミーティングが同時進行し、世界から集まったプロフェッショナルが自身のプロジェクトや作品について意見交換したり、ネットワーキングを行いました。ニュージーランド(12名)やカナダ(11名)、韓国(4名)などからは団体での参加もあり、YPAMが舞台芸術のアジアにおける国際交流のハブとして引き続き注目されていることが伺えます。
横浜と海外の芸術文化団体との協力による「YPAM連携プログラム」では、KAAT神奈川芸術劇場、横浜赤レンガ倉庫1号館(横浜市芸術文化振興財団)、横浜能楽堂(同財団)、アンスティチュ・フランセ、公益社団法人全国公立文化施設協会、イタリア文化会館と連携して演劇・ダンス公演やミーティングなどを実施し、多くの方々にご来場いただきました。
公募フェスティバル「YPAMフリンジ」には、横浜市内を中心として神奈川県内29ケ所の会場で実施された38演目・160公演が参加しました。国内のアーティストだけでなく、中国やヨーロッパからも参加があり、自由な発表の場としてのYPAMフリンジの国際的認知が高まっていることが伺えます。また、YPAMフリンジを支える地元の拠点関係者を中心としたサポート組織「YPAMフリンジソサエティ」の設立発表を会期初日に行い、地元の方々と舞台芸術フェスティバル「YPAMフリンジ」を通したまちの活性化や地域における芸術文化振興を協力して進めるうえで、大きな一歩となりました。