当展は杉並区の西荻・善福寺・今川地域を会場とした国際現代アート展である。芸術活動を通じて、鑑賞者や参加者に、アートや身体表現、社会やコミュニティへの関心や参加を促すこと、芸術活動の発表の場や、異世代や異文化との交流の場を創出すること、地域の文化資源の発見・再構築による新たな地形を創造すること、を活動趣旨・目的とする。今年度のテーマは、まさに現代の様相そのものである「FAKE=REAL まことはまやかし、まやかしはまこと」とし、社会や個人にとって何がリアルであるのか、またリアルとフェイクの渾然一体となった面白さ、などを社会に問う展覧会となった。公募により、国内外の作家を決定し、都立善福寺公園を会場とする野外アート展と、西荻窪駅から善福寺、今川にかけての地域を会場とするまちなかアート展とで構成し、実施した。
①野外展では、彫刻、インスタレーション、建築などの期間中常設の空間展示17作品、パフォーマンス、ダンス、音楽、ファッションショー、朗読、プロジェクト、ワークショップなど、期日限定の16作品、
②善福寺公園と西荻窪のまちなかをつなぐ企画６作品を実施、
③まちなか展では、西荻窪のまちなかでのパフォーマンス、写真展、彫刻展、映像上映など12作品、
④小学校での演劇上演、映像上映、ワークショップなど８作品、関連企画６作品を実施した。

開催日と入場者数

桃四会場　　　　　　　　　　11月11日～12日　　　　約300名
西荻駅会場　 11月3日～23日 　約584246名
善福寺公園 11月3日～23日 　約15,000名

以下有料企画
ナイトスキップ　11月12日 11月18日 32名
澤田将哉　 11月3日 11月5日 11月12日 11月19日 11月23日 117名
桃四ritenutobytac 11月10日 11月11日 11月12日 85名
武井よしみち　 11月11日 11月12日 42名
ビッグザッパーズ 11月11日 11月12日 131名
池のほとり　 11月19日 22名
清明庵　 　 11月11日 11月18日 25名