活動ファンド | 助成認定制度 |
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申請時期 | 2024年 第1回 |
活動地域 | 東京都 |
活動ジャンル | 美術、生活芸術、舞踊、音楽 |
活動者名 | 一般社団法人 Co-production of art Works-M ![]() |
活動名 | Center line art festival Tokyo 2024 ![]() |
活動名(ふりがな) | せんたーらいんあーとふぇすてぃばるとうきょうにーぜろにーよん |
実施時期 | 2023年 12月 1日 ~ 2025年 2月 28日 |
会場 |
実施場所:JR中央沿線施設(ギャラリー・公共施設等を予定) 所在地 :中央線沿線、中野〜国立までの施設を予定。各施設ともに最寄り駅から徒歩5〜15分ほど。 |
市民生活へ深く浸透する文化・芸術の創造と体験の場を創出し、新たな文化発信のプラットフォームの確立を進めてゆくために本事業を実施。複数の行政区間を繋ぐ広域アートフェスティバルとして開催することで、東京の中心文化圏に並ぶ「郊外文化圏=Suburban Cultural Area」を創出し国内外へ向けて発信することにより、地域にアートツーリズムを定着させ東京の文化に多層性を生み出してゆくことを目的とした。
<2024年度 開催実績>
Center line art festival Tokyo 2024(会期:9月5日〜11月4日 / 51 日間)
開催エリア:JR 中央線中野〜国立駅区間沿線 / 累計参加・入場者数 20,932 人
<実施プログラム>
1. エキシビションプログラム
ClafT2024 オープニングイベント「SoCoLArt!LIVE!!」【無料イベント】
日時:9月15日(土)
会場:SOCOLA武蔵小金井クロス クロスコート(小金井市本町)
参加作家:小山柚香 / 戴飴霏 / 中島ひまり / 萩原健也 / 三浦宏之
岩塚一恵個展「襞」【有料展示】
日時:9月20日(金)〜9月23日(月・祝)12:00〜19:00
会場:旧沖本家住宅 和館(国分寺市内藤)
アイハラハルキ個展「ハール・ブリュット鉄道」【無料展示】
日時:9月20日(金)〜9月23日(月・祝)10:00〜19:00
(初日OPEN 12:00 / 最終日CLOSE 17:00)
会場:旧国立駅舎(国立市東)
「MUSAKO ART GATE」【無料展示】
日時:9月25日(水)〜9月25日(日)10:00〜21:00(最終日CLOSE 17:00)
会場:小金井 宮地楽器ホール マルチパーパススペースB・C・D
市民ギャラリー / 和室(小金井市本町)
参加作家:天草ミオ / 池部ヒロト / 榎本大翔 / 越智波留香 / カシマモユ / 金暎淑
銀色なつみ / 佐藤駿 / 戴飴霏 / 田中唯子 / 深浦よしえ / 藤巻瞬
山本アンディ彩果 / Jorrit Paaijmans
山本アンディ彩果個展「”永遠“に擬態する」【有料展示】
日時:9月25日(水)〜9月29日(日)11:00〜17:00
会場:gallery Cajio(小金井市前原町)
KOGANEI ART FARM【無料展示】
日時:9月25日(水)〜10月6日(日)10:00〜17:00
会場:わくわく都民農園小金井「Plum」 / 大久保園(小金井市本町)
参加作家:石井壽郎 / 蠣崎誓 / 土井健史 / Art unit Works-M
市民展示「みんなのアート」【無料展示】
日時:10月2日(水)〜10月6日(日)10:00〜21:00
会場:小金井 宮地楽器ホール マルチパーパススペースB・C(小金井市本町)
上野悠河展「概観 Tour d’horizon」【無料展示】
日時:10月8日(水)〜11月4日(月・祝)10:00〜22:00
会場:座・高円寺 Gallery アソビバ(杉並区高円寺北)
Aokid「水の星にすもう、どんどんどんずんずんずんぴんぴんぴん」【無料プログラム】
日時:10月11日(金)〜10月14日(月・祝)11:00〜20:00(初日OPEN 12:00)
会場:水性(中野区新井)
舩橋陽 / 嶋田晃士二人展「うたゆたう」【有料展示】
日時:10月11日(金)〜10月15日(火)12:00〜19:00(最終日CLOSE 17:00)
会場:ギャルリー・ジュイエ(杉並区高円寺北)
カナイタカコ個展「Kyuuai Dance」【無料展示】
日時:10月11日(金)〜10月16日(水)12:00〜19:00(最終日CLOSE 17:00)
会場:”meee”Gallery Tokyo(中野区新井)
江波戸陽子個展「心と目と行いと生活で」【有料展示】
日時:10月16日(水)〜20日(日)11:00〜19:00(最終日CLOSE 18:00)
会場:GALLERY IRO(武蔵野市吉祥寺本町)
上野悠河個展「閉鎖的解放」【有料展示】
日時:10月16日(水)〜20日(日)12:00〜18:00
会場:Open Art Platform「iru」(小平市学園西町)
ClafTクロージングイベント「つくりてのてづくり」【無料プログラム】
日時:11月3日(日)・4日(月・祝)11:00〜20:00
会場:水性(中野区新井)
参加作家 (ホストアーティスト)市松 宮本悠加
(ゲストアーティスト)Aokid 阿目虎南 金暎淑 上野悠河 萩原健也
深浦よしえ 舩橋陽 三浦宏之
2. スペースシェアリングプログラム
「Space Sharing Program」【有料展示】
日時:9月25日(水)〜9月29日(日)12:00〜18:00
会場:KOGANEI ART SPOT シャトー2F(小金井市本町)
参加作家:Anastasiya Hamaguchi / Barbara Kuhn / Bryan Mew / Daniel Monsalve
黄綺樺 / 鈴木浩之 / 藤原史江 / 藤生百音 / momoka_nakayama
3. パフォーマンスプログラム
岩渕貞太「リバーズ・エッジ」【有料プログラム】
日時:9月29日(日)14:00〜 / 18:00〜
会場:シャトー小金井 地下スペース(小金井市本町)
ダンス 岩渕貞太 / 演奏 舩橋陽
照明 三浦宏之
撮影 MILLA
「動物」【有料プログラム】
小山柚香「Soggy Sole(ソギー・ソール」
日時:10月26日(土)15:00〜 / 19:00〜
阿目虎南「Multi Layered Body《Animal》」
日時:10月27日(日)15:00〜 / 19:00〜
上村なおか「いまもある、もうないもの」
日時:11月2日(土)15:00〜 / 19:00〜
照明 丸山武彦
舞台監督 三浦宏之
音響 成田護
撮影 MILLA
4. ワークショッププログラム
「夏休みこどもアート!」【参加無料】
日時:8月6日(火)11:00〜16:00
会場:武蔵野プレイス ギャラリー(武蔵野市境南町)
ClafT2024 オープニングワークショップ「はじまりのアート」【参加無料】
日時:9月15日(土)・16日(日)
会場:小金井宮地楽器ホール マルチパーパススペース BC(小金井市本町)
WS講師:石井壽郎 / 深浦よしえ
5. プレイベント
サマーフェスティバル「ダイダラボッチ復活祭」【参加無料】
日時:8月17日(土)11:00〜20:00
会場:コミュニティステーション東小金井(小金井市梶野町)
ClafTアートキャンプ【別途料金】
日時:8月24日(土)〜25日
会場:奥多摩町周域(西多摩郡奥多摩町)
Organization
助成 公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京[地域芸術文化活動応援助成]
共催 小金井市民交流センター 指定管理者・こがねいしてぃ共同事業体 / 小金井 宮地楽器ホール
NPO法人劇場創造ネットワーク / 座・高円寺
認定 公益社団法人企業メセナ協議会
後援 奥多摩町・国立市・小金井市・国分寺市・杉並区・中野区・武蔵野市
協力 多摩観光推進協議会
株式会社ジェイアール東日本都市開発
一般社団法人小金井市観光まちおこし協会
特定非営利活動法人 国立市観光まちづくり協会
大久保園
SOCOLA武蔵小金井クロス
水性
東京学芸大学石井研究室
企画 中央線芸術祭実行委員会
新井智子(ギャラリスト / gallery Cajio)
石井壽郎(美術家)
岡志津(株式会社ジェイアール東日本都市開発)
越智波留香(日本画家 / 学芸員)
菊沢将憲(映画監督 / 俳優)
金暎淑(現代美術家)
高橋裕行(多摩美術大学)
田中麻美(Works-M / 准認定ファンドレイザー)
土井健史(現代美術家 / 大成建設株式会社)
福田利恵子(ギャラリスト / ギャルリー・ジュイエ)
山科達生(Works-M)
運営 ClafT事務局
江下麻里愛 川名俊生 鈴木大斗 田中麻美 永山樹 萩原有紀 山科達生 吉松彰宏
Clafters(市民ボランティア)
フェスティバルディレクター 三浦宏之
主催 一般社団法人Co-production of art Works-M
ClafTは毎年秋に開催されるCenter line art festival Tokyo と通年で行われるClafT アートイベント・ワークショップ・ラーニングイベントを通じて、市民生活へ深く浸透する文化・芸術の創造と体験の場を創出し、新たな文化発信のプラットフォームの確立を進めてゆきます。そのなかで東京西部多摩地域の広域文化を体系化し、東京の中心文化圏に並ぶ「郊外文化圏=Suburban cultural area」を国内外へ向けて発信することにより、東京の文化に多層性を生み出してゆくことを目指しています。
また、フェスティバル事業では、美術・舞台・映像・音楽等、多彩なプログラムを開催し、市民がアートの多様性を体感できる場所を提供するとともに、市民自らが芸術の創造と発信に自発的に参加できる環境を整えてゆきます。開催にあたっては、行政区間を超えた回遊型アートフェスティバルとすることによって、人と人、人と街、街と街を繋ぎ、中央線沿線に「アートを介した小さな旅」というマイクロツーリズム・アートツーリズムを生み出してゆくことを目的としています。
<Center line art festival Tokyo 2024 開催にあたって>
2020年のコロナパンデミックから3年という月日を経て、世界は再び日常の生活を取り戻しつつあります。しかし同時に、パンデミックという大きな転換点は私たちの未来への分水嶺となって多くの問題を可視化し始めているようにも思います。
SNSをはじめとするオンラインコミュニケーションの台頭は、それらメディアに関わる個人の心的バランスに大きな変化をもたらしています。また、パンデミック収束に伴う国境を越えた人の移動の再開は、多くの地域でオーバーツーリズムを引き起こし、地域環境への配慮が世界的に呼びかけられるようになりました。一方で、中東やウクライナ地域で起きている紛争に解決の糸口は見つかっておらず、未だ多くの人々が不安な日々を送っています。
パンデミックから現在、非常に重要な時期をむかえている世界の情勢や国内のあらゆる状況のなかで、個人の日常生活において尊重されるべきは「心」のありようなのではないでしょうか。
アートは分野や時代の別だけでなく、人種や地域などの属性や、あらゆる障害を超えて普遍的に人の心に作用するものです。その作用には、多様性に満ちた社会に向かうための理解と、言葉を介すことなくとも心を通わすことができる共感が備わっています。また、加速し続ける情報化社会や不安定化している世界情勢と自然環境のなかにあって、個人の心を助け、整え育むものでもあります。
全ての人たちが不安になることなく心豊かに生きてゆくために必要なものとして、あるいは世界が心を一つに寄せるための装置的な役割を担うものとして、アートは強い力を持っています。
「人の心を象るものとして、この世界にアートを。」
Center line art festival Tokyo 2024では「心の表象」とも言えるアート作品の展示・上演を通して、アーティスト、来場参加者、開催地域の人々が気軽に心を通わすことができる場所を広く提示し、全てのプログラムを開催して参ります。