活動ファンド | 助成認定制度 |
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申請時期 | 2024年 第2回 |
活動地域 | 神奈川県 |
活動ジャンル | 映画 |
活動者名 | 特定非営利活動法人 KAWASAKIアーツ ![]() |
活動名 | 第30回KAWASAKIしんゆり映画祭2024 ![]() |
活動名(ふりがな) | だいさんじゅっかいかわさきしんゆりえいがさいにせんにじゅうよん |
実施時期 | 2024年 4月 1日 ~ 2025年 3月 31日 |
会場 |
実施場所:川崎市アートセンター 所在地 :神奈川県川崎市麻生区万福寺6-7-1 |
2024年のKAWASAKIしんゆり映画祭は、映画祭のテーマ「映画とともに まちとともに」のもと、「共感が生まれる場所」をキャッチコピーに、川崎ゆかりの作品から話題作、ドキュメンタリー、アニメーションまで幅広いラインナップの計20作品の上映を行いました。期間を2024年10月26日(土)、27日(日)、10月31日(木)~11月4日(月・振休)の7日間、計28回の上映を行い、1946名のお客様にご来場いただきました。オープニング上映の「PERFECT DAYS」をはじめ、計6回の上映回が満席となりました。
監督や俳優、有識者をお呼びしてゲストトークは、今年は30回の節目により多くのご登壇者のご協力をいただいたほか、昨年実施して好評だった作品推薦スタッフと来場者との懇談イベントも実施し、映画を通した観客同士の交流の場を作ることができました。多くの市民に「KAWASAKIしんゆり映画祭」を通して「映像のまち・かわさき」に参加していただける活動となりました。
そのほか、開催期間中の会場3階では、地元店舗や社会福祉施設で作られた雑貨や焼き菓子などの販売が行うことができ、街と映画祭が繋いできた交流を「映画祭」という場を通して提供できた年となりました。
映画祭で25年以上継続して取り組んでいる「バリアフリーシアター」は、だれもが参加しやすい映画祭を目指し、活動を行っています。2024年は、国内外で評価の高かったヴィム・ヴェンダース監督の『PERFECT DAYS』の副音声ガイドを国内で初めて独自制作を行い、また30回記念として、”映画祭の生みの親“の一人である今村昌平監督の代表作で、映画祭におけるバリアフリー上映の第1回作品であった『うなぎ』を上映企画し、当時の台本(朗読グループ「さんざし」制作)を翻案・収録した音声ガイド付きで上映をしました。聴覚障がい者へのサポートとしては、前回から新たに取り組み始めた開場時の手話案内動画の会場ロビーでの放映、案内スタッフによる筆談、市民プロデューサー挨拶の紙配布による視覚情報化などの対応を行いました。
一方、上映中にお子さんをお預かりする保育付き上映では、今年度から2つの保育ボランティアグループとの連携協力を得て、前回より多い延べ3日間、合計6本の作品を対象に実施し、利用者の選択肢を増やすことでサービスを拡充し利用実績も伸ばすことができました。
中学生向けの映像制作ワークショップでは、グループでの実写作品の制作を行い、昨年度に引き続き映画監督の三澤拓哉氏を講師に迎え、昨年度より活動日を1日増やしてさらに充実したワークショップを行うことができました。
本祭来場者数:1946人 ワークショップ参加人数:19人