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輪島市の仮設住宅に暮らす方々に「心和むカレンダー」を制作しお届けする

【めくるたび、前向きになれる。そんな2026年のカレンダーを輪島市の仮設住宅での生活を余儀なくされている皆さんにお贈りします】

2024年(令和6年)1月1日に発生した能登半島地震。そして9月の豪雨被害。大きな被害を受けた輪島市では、今年2025年4月に全棟が完成した約3,000戸の仮設住宅で、多くの方々が慣れない生活を余儀なくされています。家を失い、地域や人とのつながりが分断され、先の見えない不安を抱えながら暮らす日々。そうした中で、「毎日の暮らしに寄り添う、心が和らぐものを届けたい」という思いから、2026年版のカレンダー配布プロジェクトを企画しました。カレンダーは、毎日目にするものだからこそ、生活のリズムを整えたり、ちょっとした楽しみや季節の変化を感じられる存在です。このカレンダーが、ふとした瞬間に「また1日、がんばろう」と思えるきっかけになれば。前に進もうとする気持ちに、そっと寄り添えるものであれば。そんな願いを込めて、仮設住宅に暮らす全ての世帯にお届けします。

【東日本大震災で培った支援経験を輪島市でも行います】
公益社団法人日本広告制作協会(OAC)では、東日本大震災のおりにも、被災した岩手県大槌町の仮設住宅に暮らす方々にカレンダーをお贈りするプロジェクトを震災の翌年2012年に立ち上げ、2013年版~2021年版のカレンダーまで継続支援を行いました。大槌町でもそうでしたが、輪島でも仮設住宅での生活は長い年月になることが想定されます。そこで「心のケア」に繋がること、そして輪島の良さを見直す機会にも繋がるようなカレンダーを制作しようと計画しています。現在、輪島市の支援調整窓口様と打合せを重ね、現状を確認しつつ輪島にまつわることを各月のテーマに制作していくことにしています。
今回2026年版カレンダーは、当協会所属のクリエイターを中心に制作していきます。

【次年度以降は輪島の子どもたちに支援の一役を担ってもらいます】
復興に際しては、地元の方々が動き出せる機会を創出することが大事だと考えます。そこで次年度以降は、次代の輪島を担う地元の子どもたちが「輪島の誇りに思える場所・モノ・コトなども良さを見直す機会」をつくり、そこでキャッチコピーや絵にしてもらいクリエイターとコラボしカレンダーを制作してもらう計画です。長引くことが想定される仮設住宅に暮らす方々を、地元の子どもたちにも支援の一役を担ってもらいたいと思います。継続的な支援を行っていきたく、お力添えをお願いいたします。

【寄附金募集の背景】
当協会は昨年2024年に50周年を迎えました。その間もいろいろな出来事があったわけですが、2020年からのコロナ禍で、経営上の理由から退会が相次ぎ、2024年より厳しい状況が続いています。ようやく昨年後半から新規の会員が入会しだすなど、自助努力を続けて好転傾向ではありますが、まだまだこれからです。そこで今回、皆様と繋がることで今まで以上に社会に貢献していきたいと考えた次第です。輪島の仮設住宅に暮らす方々が更に前向きになれるよう、皆様のご支援をお待ちいたします。

私共の50年をYouTubeにまとめています。こちらはお時間がればご覧ください。15分ほどあります。

活動情報

活動ファンド 芸術・文化による災害復興支援ファンド GBFund 令和6年能登半島地震
申請時期 2025年第1回
活動地域 石川県
活動ジャンル 美術、生活芸術、その他
活動者名 公益社団法人日本広告制作協会
活動名 輪島市の仮設住宅に暮らす方々に「心和むカレンダー」を制作しお届けする
活動名(ふりがな) わじましのかせつじゅうたくにくらすかたがたにこころなごむかれんだーせいさくしをおとどけする
実施時期 2025年 5月 1日 ~ 2025年 11月 30日
会場 実施場所:
所在地 :石川県輪島市
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