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採択活動一覧

第四回 三陸海の盆

活動情報

活動ファンド 東日本大震災 芸術・文化による復興支援ファンド GBFund 東日本大震災
申請時期 第10回
活動地域 岩手県
活動ジャンル 郷土芸能
団体名 特定非営利活動法人遠野まごころネット
活動名 第四回 三陸海の盆
活動名(ふりがな) だいよんかいさんりくうみのぼん
実施時期 2014年 8月 11日 ~ 2014年 8月 11日
会場 実施場所:岩手県陸前高田市 (実際の会場は選定中)
所在地 :岩手県陸前高田市

活動完了報告

「三陸海の盆」は、2011年3月11日に発生した東日本大震災により犠牲になられた人々を永遠に供養し、被災地と支援地が“想い”を共有するため、また、三陸、岩手、地域が一体となって被災者とよりそうため、そして大震災の悲劇が風化することなく、また各地の郷土芸能が復活することを願い、行われてきた伝統芸能の競演イベントである。震災からの復興には「衣」「食」「住」そして「なりわい」と「心」を取り戻すことが重要であると当法人は考えるが、三陸海の盆は、地域に受け継がれてきた伝統芸能の力を借りて、被災された方々のことを悼み、震災を忘れないように努め、「心」の復興を目指すものである。
 三陸海の盆はこれまでに2011年に岩手県大槌町で第一回を開催した後、2012年には釜石市で第二回を、2013年には大船渡市で第三回を開催してきた。本年2014年の第四回は、岩手県陸前高田市で開催する予定であったが、諸般の事情により、岩手県山田町を開催地とすることになった。例年通り、月命日である2014年8月11日を開催日とした。会場は大沢地区の大沢漁港(岩手県山田町大沢第10地割先)である。山田町第1保育所・子ども虎舞(岩手県山田町)、行山流水戸部鹿子踊(宮城県南三陸町)、桜舞太鼓(岩手県釜石市)、黒森神楽保存会(岩手県宮古市)、北上鬼剣舞(岩手県北上市)、大乗神楽(岩手県北上市)、崎浜大漁唄込(宮城県南三陸町)、藝道宗演歌舞練会(岩手県陸前高田市)、桂文福(大阪府)、大沢虎舞(岩手県山田町)、臼澤鹿子踊(岩手県大槌町)、濱守栄子(岩手県大船渡市出身)、大沢太神楽(岩手県山田町)による多種多様な芸能公演が行われた(参考:http://tonomagokoro.net/archives/52365)。発災時刻である午後2時46分には、来場者、公演者、運営スタッフそろって黙祷を行った。また会場には地域の漁業者などの出店を招くことで、経済支援も試みた。来場した観客は500〜600人であった。
 会場となった大沢地区は、東日本大震災により多大な被害を受けながら、山田町中心街から離れており支援が十分に行き届いているとはいえない。今回のイベントは、すでに開演前から被災者を含む地元住民が大勢来場し、雨混じりの天候ではあったが、終演までほぼ満員の状態であった。500〜600人の観客に加え、県内外からのボランティア(参考:http://tonomagokoro.net/archives/52429)をはじめ運営スタッフ約100人、さらに公演関係者もまじえ、大変な盛況であり、被災地域コミュニティの活性化に大いに寄与するものであったと言って間違いはない。すでに会場において県外・宮城県気仙沼市の団体から来年度の同地での開催を依頼されるなど、被災者と伝統芸能の交流を広げ、地域振興と東北全体の復興をはかる効果も期待されるものであった。被災地の復興は未だ道半ばであるが、第四回三陸海の盆は被災地の「心」の復興に大いにつながるものであったと思われる。

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