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返礼公演for台湾 『星空のコンチェルティーノ お琴』

日本と台湾、初の舞台芸術のコラボレーション。日本の俳優、舞踊家、音楽家と台湾屈指のオーケストラであるエヴァグリーン交響楽団、そして両国の合唱愛好家有志による共同プロジェクトです。


日本と台湾 初の共同創作による舞台
「星空のコンチェルティーノ お琴」

この作品は七夕の織女・牽牛伝説をもとに、ギター、神楽太鼓、テノールとソプラノの独唱、女声合唱が協奏する幻想的な音楽劇で、第二次大戦中のガタルカナル島と長崎の悲劇を軸に、主人公が戦争による心の傷を克服し立ち上がっていく姿を終幕に見せて、平和への願いを星空に託す愛の物語です。

お琴というのはヒロインの役名であり、コンチェルティーノとは小協奏曲という意味。七夕祭は仙台市の夏を彩る風物詩となっており、この物語は作者・大日琳太郎が被災した故郷に捧げるオマージュでもあります。

見どころの一つは、日本情緒纏綿とした華やかさと星世界の幻想が交錯するところ。江戸時代の七夕小町踊りが200年ぶりに再現されるのも楽しい。

今回の台湾公演では、台北屈指のオーケストラであるエヴァグリーン交響楽団と、台湾の合唱愛好者有志に共演していただけることとなり、日本と台湾初の舞台芸術のコラボレーションが実現することになりました。文化活動を通して日本からの感謝の気持ちを表したいと宮城県を中心にいま準備が進めらています。

活動情報

活動ファンド 東日本大震災 芸術・文化による復興支援ファンド GBFund 東日本大震災
申請時期 第11回
活動地域 宮城県
活動ジャンル 舞踊、音楽、演劇
活動者名 日本の物語制作委員会
活動名 返礼公演for台湾 『星空のコンチェルティーノ お琴』
活動名(ふりがな) へんれいこうえんふぉあたいわんほしぞらのこんちぇるてぃーのおこと
実施時期 2015年 1月 31日 ~ 2015年 1月 31日
会場 実施場所:台湾国 国立国府記念館
所在地 :台北市仁愛路四段505號

活動完了報告

参加者数:280人、来場者数:2,500人
活動を終えて:
台湾の人々を無料招待したところ、2500席の枠に対して5000人を超える応募があった。世界でも特に親日国として知られる台湾ではあるが、これだけの人気は珍しいことだという。総勢200人の大舞台であったが、劇中も大きなトラブルは起きずに公演は無事に終了、会場のお客様からは拍手喝采を頂戴することができた。「返礼」という主旨は最高の形で達成することができたと感じる。
また、公演終了後すぐに日本で同演目を再演したいとの台湾側から要望があった。「日台を繋ぐ架け橋」となるステージは、来年2016年3月に宮城県仙台市での再演を目指し、その準備がスタートしようとしている。

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