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東北と世界を結ぶ祭博2015

 東日本大震災後、復興を合言葉に平成23年より大船渡市民が恊働し作り上げ、被災地を盛り上げてきたこの祭りも、来年平成27年で第5回目の節目を迎えます。東北では、祭りや行事が多数行われておりますが、郷土芸能を通じて国際交流をうたったものはありません。この事業は、三陸の地で育まれた文化・芸能を世界に発信する新しい取り組みなのです。
 この祭博は、都市型の大きな祭りに負けない個性と活気を持った三陸沿岸の郷土芸能と、卓越した技術と迫力を兼ね合わせた海外の伝統芸能が競演し、三陸地域の風土や景観を最大限に活かした祭りとなります。また、見て楽しむだけではなく、郷土芸能を体験して楽しむことのできる祭りです。
 このような都市部に負けない大きな祭りを行うことによって、港町として栄えた大船渡を昔以上に発展させ、被災地の復興に貢献し、新しいまちづくりを行っていきます。そして、東京オリンピックに向けて、三陸独特の海の文化・芸能を世界に発信・アピールしていきます。
 また、震災により多くの会社が流され、就職口も少なく、若年層の地域離れが起り、深刻な後継者不足が叫ばれています。この祭りを通して、地域や郷土芸能の素晴らしさ、文化・資源を次世代に伝え、次の担い手を育成していきます。
 私たちは、被災地復興に向けて、大船渡市民が自らの手で祭りを行うことによって、地域が一つになることを最大の目的としています。地域と人々が、被災地と世界が繋がり支え合うこと、そして郷土芸能が引き継がれていくこと、それが被災地の復興に繫がるとも考えています。文化事業を推進し、被災者・市民に大きな活力と勇気を与え、被災地の復興に貢献するとともに、文化の面からのまちづくりを私たちは行って参ります。

活動情報

活動ファンド 東日本大震災 芸術・文化による復興支援ファンド GBFund 東日本大震災
申請時期 第11回
活動地域 岩手県
活動ジャンル 郷土芸能
団体名 大船渡復興まつり実行委員会
活動名 東北と世界を結ぶ祭博2015
活動名(ふりがな) とうほくとせかいをむすぶまつりはく
実施時期 2015年 10月 17日 ~ 2015年 10月 18日
会場 実施場所:大船渡市盛町商店街
所在地 :岩手県大船渡市

活動完了報告

◯参加者数:2日間延べ450名

◯来場者数:2日間延べ3.4万人

◯参加者や関係者の声
・今まで照明などがなく、沿道の灯りだけだったため暗かったけれども、照明がついて明るいところで演舞を行うことが出来、雰囲気も違っていて良かったと思います。
・昼間は天気に恵まれて暖かかったが、夜は寒かった。
・出演団体がバラエティーに富んでいて、どれも良かった。
・宿泊出来て、ゆっくりとすることが出来た。他の団体との交流もする事が出来た。
・ 踊りの場所とそうでない場所があって、今までと違っていたので、少し戸惑うことがありました。
・ 今年もまたお祭を開催することが出来て、サポートして下さる方々のおかげであると、感謝の気持ちで一杯です。

◯活動を終えての感想
初めて海外の団体を招聘することができ、また、その海外の団体と市民との交流プログラムを開催することができました。ただ単にまつりを開催するのではなく、芸能を体験してもらうことにより、郷土芸能や伝統芸能をより理解することができると実感しました。また、国際理解を深めるための国際交流の一端を果たすことが出来ました。
 今までは1日の開催でしたが、2日間の開催にし、日帰りで帰ってしまう招聘団体の方々にゆっくりと宿泊してもらうことができ、またお互いに交流をすることができました。今までお互いに交流することのなかった団体同士が、このまつりを通して新たなつながりができたと感じています。また、宿泊、飲食をすることによって、大船渡市内の宿泊施設、飲食店、小売店などへの経済的な貢献はもちろんのこと、近隣への貢献もできたと感じています。
 本祭の冒頭に、それぞれの団体の芸能の由来などを紹介した映像を流すことができました。それによって、見ている人々に地域の風土や歴史と芸能のつながり、人々の生活と芸能とのつながりを感じてもらうことができました。本祭でその映像をみることができなかった人々に対しては、市民報告会で映像を流しました。さらなる説明を付け加えることによって、理解を深めてもらえたのではないかと感じています。
 今まで作成しなかったポスター・ホームページを作成することによって、多くの人に周知することができました。まつりの中心部である盛町の商店街は、まつりのポスターで彩られ、街全体がまつりを盛り上げようという雰囲気に包まれました。同日に他のイベントが開催されるため、ボランティアの確保は難しかったですが、それでも、ポスターやホームページのおかげで周知度が上がり、市内だけではなく、県外からもボランティアが来てくれ、大変嬉しく感じました。
 5年目の区切りとして、今までのまつりを振り返りながら、今年のまつりの招聘団体を紹介するパンフレットを作成することができました。今まで参加してくださった団体の方、協賛企業、お世話になった方々にお礼の意味を込めてお渡しすることができました。今までの振り返り・感謝の気持ちを表現できたと感じています。
 おまつりを開催するために様々な方々が支援をして下さり、大変ありがたく感じています。また、市民の方々もおまつりを楽しみにしていると町中で声かけをして下さり、本当に嬉しく思いました。まつりの開催準備、最中、様々な場面において、多くの方々に支えられていることを実感することが出来ました。

◯今後の課題
時期的に様々なイベントが重なってしまい、地元のボランティアの確保も大変ではありましたが、物資、場所の確保も大変でした。イベントが重なると相乗効果があって良いのではと考えましたが、実際には、観客も分散してしまい、思ったより相乗効果はありませんでした。単発でのイベントの方が、ボランティア、物資、場所の確保も容易でありますし、観客も集中できるのではないかと感じました。また、10月の野外のイベントはやはり寒く、日中は暖かくても、夜は冷え込むので、10月に入ってからの夜の野外のイベントは適していないと実感しました。来年は9月に戻す予定です。

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