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わわ新聞2015年度発行

心と心をむすぶコミュニティ新聞「わわ新聞」は、2011年、東日本大震災の復興支援活動からはじまったクリエイティブ・プラットフォーム「わわプロジェクト」が制作・発行しています。
復興へ向かうプロセス、震災をキッカケとなったさまざまな活動の中にあらわれてくるソーシャルなしくみ、アイデアを紹介します。
クリエイティブプラットフォーム「わわプロジェクト」は、わわ新聞の発行以外に、ウェブサイトでの情報発信、展覧会や映画祭、トーク、レクチャー等を、拠点の3331 Arts Chiyodaにて行っています。プロボノ、ボランティア、随時募集中です。

活動情報

活動ファンド 東日本大震災 芸術・文化による復興支援ファンド GBFund 東日本大震災
申請時期 第12回
活動地域 被災地域全域
活動ジャンル 生活芸術、その他
団体名 一般社団法人非営利芸術活動団体コマンドN
活動名 わわ新聞2015年度発行
活動名(ふりがな) わわしんぶんにせんんじゅうごねんどはっこう
実施時期 2015年 7月 1日 ~ 2016年 3月 31日
会場 実施場所:編集部:KANDADA3331(コマンドN事務所)
所在地 :千代田区神田錦町2-1

活動完了報告

わわ新聞15号発行
特集「エネルギーデモクラシー 〜私たちは何を選択するのか〜」
発行日:2015年9月 
発行部数:4万部
仕様:タブロイド版16ページ  *今号からリニューアル
配付エリア:岩手・宮城・福島の仮設住宅と避難者をメインに、ほか全国のアートセンターやコミュニティスペース配付・設置

<企画立案のきっかけと狙い>
震災以降に福島・会津で生まれたコミュニティパワーを通じ、震災後の福島の今の一側面を紹介
3.11以降に、全国各地で自然エネルギーに取り組む人たちが次々と増えています。地域の人たちを中心に進める自然エネルギーは「コミュニティパワー」と呼ばれ、国際的なムーブメントを生み出しています。これまでに当プロジェクトでは、災害を受けてもなお創造的に生きる人々にフォーカスしてきました。わわ新聞16号では、そのようなコミュニティパワーを通じ、さまざまな人が集まってつくる小さな活動が、やがて大きな輪となり、目の前の状況を変化させていく現状を紹介しました。東日本大震災から5年、原発事故を経て今を生きる人々の姿勢や取り組みを紹介しました。電力自由化が近づき興味が高まるこの機会を利用し、過去を見つめるだけではなくリアルな未来として考えられる特集としました。また、アーティストインタビューや映画紹介なども取り入れ、文化的側面からの視点を強調しました。


<内容>
1)座談会:福島からはじまる持続可能な地域のかたち
アーツ千代田3331の連続企画「アーツフィールドトーキョー(AFT)」と連携し、トークイベントを実施。その模様をメイン特集として収録。コミュニティパワーの世界的事例として注目される会津電力の取り組みとその設立のきっかけなどを通じ、原発事故後に変化する地域のあり方や現代社会の可能性について話された。

●イベント名:wawa×AFT「つくることが生きることシリーズvol.1」
福島からはじまる持続可能な地域のかたち 〜風土とテクノロジーの結婚から生まれる新しい風景〜
●開催日時:8月10日(月)19:00-21:00
●会場:3331 Arts Chiyoda 1Fラウンジ
●料金:一般2000円/学生1000円(AFT料金に準じる)
●ゲスト:
赤坂憲雄(民俗学者/福島博物館館長)
佐藤彌右衛門(会津電力代表/大和川酒造九代目)
伊藤宏一(哲学者)
●参加人数:約50名


2)知っておきたい再生エネルギーの話
監修に、環境エネルギー学者の飯田哲也氏を迎え、世界における自然エネルギーとコミュニティパワーについて、知っておきたい知識をわかりやすく紹介した。

3)わわの人
会津地方で自然エネルギーの取り組みに関わる2名を取材。二人共現在は組織の重役だが、震災前は異なる職業についていた。このような例は珍しくなく二人の声を通じ、原発事故後のリアルな「今」を切り取り紹介した。
 ・折笠哲也(会津電力取締役)
 「100年先に残したい会社を自分たちの手でつくる」
 ・五十嵐乃里枝(社 会津自然エネルギー機構代表理事:三島町保育所所長)
 「自然エネルギーへの転換。会津が推進的役割を担う覚悟」

4)わわの輪:全国で広がるコミュニティパワーの輪
東日本大震災後に全国で広がるコミュニティパワー。数ある取り組みから10の活動を紹介。

5)アーティストインタビュー
写真家:川久保ジョイ
「20年後に大人になる世代に、メディアとは違う視点で届ける」
帰宅困難地域にフィルムを埋め、放射線で感光した作品(表紙掲載)「千の太陽が一時に天空に輝きを放ったならば」の制作、全国の原発を撮影記録するプロジェクトなどについて聞いた。

6)レコメンドムービー
「自然エネルギーと暮らしを知るための映画」
社会的なドキュメンタリーを中心に扱う配給会社「ユナイテッド・ピープル」の関根代表を案内人に、世界のエネルギー革命時代、小さくても地域に根付いて生活する生き方など、転換する社会意識を紹介する映画を紹介。(寄稿)

7)ピックアップ
「あなたは原発の寿命を知っていますか?」
津田大介が編集長を務める政治と文化をつなぐウェブメディア「ポリタス」より、電子音楽家の牛尾憲輔によるインフォグラフィックを紹介。(寄稿)


>感想
拠点での関連イベント等でも積極的に配付し、以下のような感想を得た。
●電力の自由化や今の福島のことなど知らないことを沢山知れて良かったです。
●普段から知ることをどうしても面倒くさがってしまうから、こういう機会で振り返れることはありがたい。
●今までの人生史の中でこんな大災害と自分の時間がクロスすると思わなかったし、2011年は個人的に大変なことが多く、その時の縁でこのような活動を知って本当によかった。
●原発のことや3.11のこと、気になることはたくさんあっても、自分で知っていけば良いのか、これがきっかけで道が開けると思った。
●震災直後に募金するくらいで他人事だと思うことが多くて見て見ぬふりをしていた。何か役に立ちたい。
●今まで原発やエネルギーの話は暗いイメージであえて考えたくないと避けてきましたが、考え方が変わりました。
●この5年目をそむけていたつもりはなかったけど、もしかしたら潜在的に避けてていたのかもしれない、そう気付かされました。ハッピーな未来に出来るように少しでも力になれるよう行動します。


<今後の課題>
4号を発行予定であったが、予算の都合で1号の発行にとどまった。時間の経過とともに人員や予算確保が見直される。無理のない範囲で続けることで、細くとも長い活動を続けていきたい。

<添付資料>
1〜4:わわ新聞15号の紙面
ウェブサイトからPDFをダウンロードしてご覧いただけます
http://wawa.or.jp/wawapaper/

5:8月に実施したイベントの様子

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