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採択活動一覧

「増山たづ子と東北の記録者たち」展

活動情報

活動ファンド 東日本大震災 芸術・文化による復興支援ファンド GBFund 東日本大震災
申請時期 第14回
活動地域 被災地域全域
活動ジャンル 美術、生活芸術、文学、映像
団体名 「増山たづ子と東北の記録者たち」プロジェクトチーム
活動名 「増山たづ子と東北の記録者たち」展
活動名(ふりがな) ますやまたづこととうほくのきろくしゃたちてん
実施時期 2016年 6月 14日 ~ 2017年 3月 31日
会場 実施場所:仙台市:アーティストランプレイスSARP 福島市:ギャラリーオフグリット
所在地 :宮城県仙台市、福島県福島市

活動完了報告

『増山たづ子と東北の記録者たち』展 宮城編
2016年5月24日(火)- 2016年 6月19日(日)@仙台アーティストランプレイスSARP
参加者:増山たづ子(写真)、小野和子(民話)、小岩勉(写真)、佐藤正実(写真)、高橋親夫(写真)、阿部裕美(音声)、小森はるか(映像)、瀬尾夏美(文章、ドローイング)

 宮城編では、展示室Aに増山たづ子の写真記録、展示室Bに東北の記録者たちの記録群を展示した。おもに地震や津波さらに後の復興工事などで慣れ親しんだ風景や故郷の喪失に記録活動を通して向き合う人たちの現在進行形の記録群を併置することで、増山自身が向き合ってきた課題を時代や場所を超えて共有し、2011年の東日本大震災だけでなく、今後もさまざまな災害などでふるさとの喪失や、亡くなった人びととの弔いの方法を模索する場となった。また、会期中の4本のトークイベントや、朗読会などに記録者だけでなく、地域の方々の参加が多数あり、震災から6年が経過する中で被災地ですら語りづらくなっている震災にまつわる課題を共有し、増山たづ子のような過去の記録者たちの記録から学ぶ機会となった。

※関連イベントは以下のとおり実施した
●5月24日 トーク1『遺志を継ぎ語る 残された記録から浮かび上がる村の姿』
小原真史(IZU PHOTO MUSEUM研究員)× 野部博子(増山たづ子の遺志を継ぐ館)
6月5日 朗読会 「二重のまち」を読む
阿部裕美(元陸前高田災害FMパーソナリティ)× 瀬尾夏美(画家・作家)× 小森はるか(映像作家)
●6月10日 トーク2 地域を撮り続け、地域で活かすこと
高橋親夫(地域の写真家)× 佐藤正実(NPO法人20世紀アーカイブ仙台)
●6月11日 トーク3 「記録」はいつはじまり、いつ終わるのか 
小岩勉(写真家)× 工藤隆太郎(写真家)
●6月18日 トーク4 物語を生きるー震災後の東北から
小野和子(民話採訪者)×赤坂憲雄(民俗学者)



『増山たづ子と東北の記録者たち』展 福島編
参加者:増山たづ子(写真)、小岩勉(写真)、岩崎孝正(映画)、相馬高校放送局(映画)、榎本千賀子(写真)、赤城修司(写真、漫画)、林剛平(写真、映像)、酒井耕+濱口竜介(映画)

 福島編では、2f展示室に増山たづ子の写真記録、3f展示室に東北の記録者たちの記録群を展示した。地震や津波だけでなく、原発事故後の避難生活など、いまだ課題の多い福島での現状を、地域に暮らす記録者自身が記録し発表することへの戸惑いがみられた。また原発事故はとくに判断がそれぞれに異なるため、家族でさえその対話が難しいことや、客観的に現状を考えていくための材料が少ないことを展示準備段階で聞いていたため、上映プログラムを設け、高校生、他所に住む映画監督、福島在住の映画監督による作品を連続上映することで、さまざまな視点から福島の現状を捉えるための機会を設けた。そのほかに会期中に2本のトークイベントや、てつがくカフェなどの対話型のイベントを設け、いまだ、把握し、語ることが難しい福島の状況に対してまずは寄り集まり、知り、考えるための装置として展覧会を位置づけた。

※関連イベントは以下のとおり実施した
●2月5日 オープニングトーク ゲスト:小原真史(IZU PHOTO MUSEUM研究員)
本展で「増山たづ子 すべて写真になる日まで」の再構成を担当した小原真史(IZU PHOTO MUSEUM 研究員)を迎え、ギャラリーツアーを行い、来場者と対話した。
●2月11日 上映会
「相馬クロニクル」制作:相馬高校放送局 上映後トークゲスト:渡部 義弘(元相馬高校放送局顧問)
「なみのこえ 新地町」監督:酒井耕、濱口竜介 上映後トークゲスト:酒井耕(映画監督)
「自然と兆候/4つの詩から」監督:岩崎孝正 上映後トークゲスト:岩崎孝正(映画監督) 
●2月18日 てつがくカフェ 展覧会から“暮らし”を考える
ファシリテーター:辻明典(特別支援学校教員)
ファシリテーショングラフィック:浅野希梨(コーディネーター)
●2月26日 座談会 ゲスト:小岩勉、榎本千賀子、林剛平、赤城修司(すべて本展参加者)
本展参加者とプロジェクトチームが集い、来場者と本展を振り返った。

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