芸術・文化支援サイト かるふぁん! -Fund for Culture-

企業メセナ協議会の
芸術・文化への寄付に関するポータルサイト

採択活動一覧

「311ドキュメンタリーフィルムアーカイブ」プロジェクト2016~3.11映像記録のこれまで、これから

活動情報

活動ファンド 東日本大震災 芸術・文化による復興支援ファンド GBFund 東日本大震災
申請時期 第14回
活動地域 山形県
活動ジャンル 映像
団体名 認定NPO法人 山形国際ドキュメンタリー映画祭
活動名 「311ドキュメンタリーフィルムアーカイブ」プロジェクト2016~3.11映像記録のこれまで、これから
活動名(ふりがな) さんいちいちどきゅめんたりーふぃるむあーかいぶぷろじぇくとにせんじゅうろくさんてんいちいちえいぞうきろくのこれまでこれから
実施時期 2016年 6月 14日 ~ 2017年 3月 31日
会場 実施場所:山形国際ドキュメンタリー映画祭事務局、山形ドキュメンタリーフィルム・ライブラリー、TONGARI BLDG. kuguru
所在地 :山形県山形市

活動完了報告

東日本大震災に関する記録映画を収集・保存する「311ドキュメンタリーフィルムアーカイブ」事業(平成26年度開始)では、今年度も当アーカイブ未登録作品権利者に対し継続的に参加の声かけを行ないました。2017年3月末日時点で96本の作品が登録され、100本の大台に近づいています。また今年は本事業のロゴマークを作成、ウェブサイトもデザインを一新し、より使いやすく印象に残る仕様にしました。10月には、既に登録されている作品のうち、オリジナルの上映用素材がデジタルビデオではなく35ミリフィルムの短編作品『DUBHOUSE 物質試行52』について、保存用フィルムプリントの作成を行ない、当アーカイブに収蔵しました。上映活動につきましては、昨年11月6日(日)に上映・ディスカッションイベント「3.11映像記録のこれまで、これから2016〜小さな物語の積み重ねから立ち上がるもの」を山形市内にて開催。東北芸工大学生が制作した被災者インタビュー記録『あの日を生きた私たち』を上映し、識者を交えて震災体験の映像記録の意義を議論しました。86名の観客の皆さんの議論への参加も活発で、被災者の被災体験や証言を残し非被災者とともにそれらを分かち合うことは、震災から6年を経た現在益々重要となることを再確認できたように感じます。また8月19日(金)、3月24日(金)には当映画祭が主催する金曜上映会にて、震災記録映画『なにゃどやら―陸中・小子内の盆唄』『語りえぬ福島の声を届けるために―詩人・及川俊哉 現代祝詞をよむ―』(ともに8/19)、『波のした、土のうえ』(3/24)の特別上映を行ないました。8月はゲスト不在であったにも関わらず27名の方にお越しいただき、詩人及川俊哉氏の福島の方言で紡がれる情緒豊かな詩の世界を通して、言葉にならない被災者の心の一端を感じ共有することができました。3月の上映会では監督の瀬尾夏美さんをゲストにお迎えしトークセッションを開催、60名を超える方々に参加いただきました。復興が進む陸前高田市の景色の変貌と住民の方々の揺れる思いを丁寧に記録した本作の上映と瀬尾監督のトークを通して、「復興工事」の裏にある複雑な問題と、被災者の方々の気持ちに寄り添うことの難しさと重要性を、観客の皆さんと根本から考える貴重な機会となりました。元住民の方や知人がお住まいの方なども来場され、陸前高田の町への思いを語っておられました。会場では瀬尾監督のアート作品も展示し、上映後も瀬尾さんを囲んでの活発な意見交換が見られました。

Page Top
PAGE TOP