本事業は、善福寺公園（野外）と西荻窪/善福寺地域（まちなか）とを会場とした、多ジャンルに渡る複合型のアート展である。参加アーティスト、コミュニティスクールである近隣の小学校の支援組織と教員、地域で文化活動をしている団体、地域住民等からなる実行委員会で運営し、芸術活動を通じて、子供や若い世代、地域住民の、アートや身体表現への関心や表現することへの意欲、地域や属するコミュニティへの関心や参加を引き出すことを目的として活動した。また公募を通じて、新進アーティストに、野外での作品発表や子供や住民対象のワークショップ実施の場、作品制作の場と環境を提供した。主なアーティストとしては、野外展においては、武蔵野大学水谷俊博研究室、塚本万里、栗田昇らによる空間作品の展示、ラジオぱちぱち、ぜんぷくトリヲ、平岩佐和子などによる身体表現作品の上演、まちなか展においては、女子美術大学短期大学によるカフェでの作品展示、大坪光路や初期型による舞踏公演などを実施した。